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超早朝のヤビツ峠ロングライド(その365) [ロードバイクロングライド]

先週は月曜~水曜まで頑張た結果、何とか土曜出勤は避けられました。

土曜日はハナから自転車は考えていなかったのですが、金曜日の夕方に会社から見た夕焼けの富士山が美しくて・・・、富士山がすぐ目の前に聳える、ヤビツ峠の菜の花台に出かけることにしました。

 

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▲会議が終わって、夕焼けに染まる富士山がクッキリ見えます。これを見て、週末に自転車で
出かけることを考え始めましたが、土曜日はカラダが反応しなかった。 

 

とはいっても、もともと土曜日は休みと考えていたので、カラダにモチベ―ションが戻ってきたのは、自宅を出て2時間半の名古木を過ぎたぐらいでした。寒風を突いて登ったヤビツ峠ですが、標高560mの菜の花台から仰いだ日の出・冬富士は本当に奇麗でした。

 

1. コンビニの閉店

 

コンビニは結構重要な位置を占めており、全国で5万件以上設置され、その利用総数は年間160億人位とも言われております。 日本の全人口が3日に1回はコンビニに行っているという、すさまじい数です。

 

0001_月と金星.JPG
▲木曜日は勝手にノー残業デーと決めてそそくさ帰りました。みなとみらいから見る月と
金星が奇麗でした。本当に冬は空気の透明度が高い。 

 

コンビニの出店は、「あっちこっち」というイメージがありますが、逆にかなりの数のコンビニが閉店が目立ちます。

神奈川ライダーならば有名な、ヤビツ峠のおひざ元の善波峠のセブンイレブンを知っていると思いますが、閉店されてしばらくたちましたが、次のコンビニが出店する気配はありません。

また、ヤビツの帰りに平塚から良く通っている国道1号線を使って帰りましたが、藤沢と戸塚のよく使っているコンビニが閉店されていました。

  

余りにも閉店が多いので気になっていましたが、チョットその理由を調べてみました。

 

項目

閉店の原因

備考

1

コンビニ経営は7年~15年で契約更新制

経営者が高齢の場合、さらに15年経営できない場合は、多額の違約金が生じる。(数千万ともいわれています。)

儲かっているにも関わらず閉店

2

本部との不平等契約

本部の甘い言葉で開店したが、経営に本部はタッチせず、全くサポートなし。

ただ、多額の上納金が、本部に流れるだけの仕組み。

 

3

フランチャイズ契約

途中でお店を放棄すれば、フランチャイズ契約破棄という事で、多額の違約金が生じる。

 

 

特にNo.2No.3が問題です、通常は儲けを本部と経営者で折半するのがフェアな経営と言えますが、実際は経営者個人の資産を搾取するような不平等契約で、ほとんどのコンビニが赤字経営のようです。

 

このカラクリは、出店するときは来店人数をテキトウにどんぶり勘定して、大甘の計画書を作成し、これだけ儲かりますよと・・・経営者に開店を強く促します。

 

菜の花台から夜景.JPG
▲写真はNETから拝借しました。菜の花台から見た秦野市の夜景です。 これを見ることが
できるのは暖かくなってからです。今回は真冬だけに、ちょっと期待していました。(笑) 

 

しかし、実際の経営は、アルバイトの人件費はもちろん、万引き・余った弁当の処理費用・お箸・ストローの代金が店側の持ち出しであり、経営が苦しくなっても、本部は何の責任も問われない。むしろ経営努力の不足だと、本部のアドバイザーに指摘される。

また出店するときに数百万円の借金が、本部に対して発生します。この利子も高く、借金は膨らむ一方で、耐えられなくなって閉店でもしたら、契約にある多額の違約金が課せられます。

 

0004_激寒のヤビツ峠.JPG
▲2月4日、寒風を突いてヤビツ峠に上りましたが、冬の峠の辛さはこの後に
ありました。まさに低体温症でしょうか、危機的なツーリングとなりました。 

 

よってコンビニ経営を続けられるのは、よほどの優良店と言えると思いますが、通常は継続するリスクの方が高い。コンビニの目立ちすぎる閉店は、この経営者と本部の「現代版奴隷契約」にあるのは間違いないようです。

 

0005_菜の花台から冬富士.JPG
▲2月4日、菜の花台で仰いだ朝日に輝く冬富士です。菜の花台は貴重な富士山の展望台です。
今回は、ここからの風景撮影だけが目的でした。 

 

最近は裁判で本部側の責を問われる判決があり、本部側が敗訴するケースが増えています。

しかし、依然として不平等契約が根幹にあるわけで、その地域の住民の迷惑を考えず閉店が後を絶たない。 コンビニ利用者不在であり、全く理解できない話です。

個人的な印象にしかすぎませんが、このコンビニも残念ながらブラック業界なのかもしれません。

 

2. ツーリングレポート

 

(1) 表ヤビツロングライドの季節

 

ほぼ同じルートを走ったのは、2014329日でした。 

この時は、最低温度が11℃と春らしい気温でした。 今回は最低2℃でした。一般に標高760mも上がると5~7℃は下がるので、朝のヤビツ頂上は-3~-5℃という、とんでもない気温であり、自転車で走る気温ではありません。 

しかし、金曜日に会社で見た富士山の残照シーンが忘れられず、菜の花台から朝の富士を見たいという気持ちが強い。 まあ、菜の花台往復でもいいか?という気軽な気持ちで、行くことにしました。

 

獲得1205m_距離112.56km_最大761m.JPG
▲今回のルート図です。ヤビツ峠一本勝負ですが、かなりつらいツーリングとなりました。先週の
山岳ロングライドより厳しい内容で、やはり1か月出撃が早すぎました。 

 

そこはサイクリスト今回は真冬とはいえ、前回のデータが気になるので調べてみます。

過去のデータと比べると、小学生の「通信簿」みたいな感覚ですが、下表にまとめて見ました。

 

項目

2014/3/29

(最高22/最低12℃)

2017/2/4

(最高12/最低2℃)

距離(km)

105.4

112.6

平均速度(km/h)

22.11

21.45

平均ケイデンス(rpm)

70

74

平均心拍(bpm)

134

131

最大心拍(bpm)

180

171

消費カロリー(kcal)

2,768

3,187

平均消費(kcal/hr)

570

607

 

結果的に、平均ケイデンスアップ・平均心拍ダウン・最大心拍ダウンが結果として出ています。 今回は低温なのと、平均ケイデンスがアップしているので、消費カロリーアップを引き起こしているのかと思いますが、3年前と比べて、全くサボっていないことがわかり、少しホッとします。

 

(2) 寒さにやられたヤビツの下り 

 

標高が高い県道70号線の標高560mの「菜の花台」から見る朝焼けの富士を想像して、かなり気合が入ったつもりでしたが、そもそも土曜日に自転車に乗ることを全く考えていなかったので、3時に起きるのはすごく苦労しました。

 

被害者意識丸出しで暖かい布団を剥ぎましたが、何回も布団に戻る誘惑に耐えながら準備します。それでも、641分が菜の花台の夜明けの時間なので、この時間に間に合わせなければならない仕事意識が下支えとなって、325分に出発。

 

通常は10分も漕ぐと、眠気が消え、モリモリとモチベーションが盛り上がって来るのですが今回は全く起きてきません。 最低気温2℃は有酸素運動を継続していても寒いものは寒い。 攻める姿勢がないせいか。国道246号の大型車が暗闇に向かって疾走する光景に、少し恐怖感を感じます。 

ここは冷静に走らなければならないところですが、交差点で後続の車が無くなるのを待ってガラガラの道を漕ぎます。 それでも、5時過ぎに何とか厚木を抜けることができます。 

 

0418_全くやる気が出ない町田.JPG
▲4時18分:国道246号に出ました。困ったことに全くやる気が起きず、
被害者意識だけで走りました。ここからは、冷静に走らなければならない
ルートですが、恐怖感が丸出しでした。 

 

まだ、「ヤビツを攻撃するモチベーション=ゼロ」です。 厚木から国道129号を平塚に抜け、海沿いの平坦な134号を鎌倉・逗子を走破する、フラットツーリングでお茶を濁そうかなと思っていますが、一回決めた事なので諦めては情けない。名古木に向かうべく国道246号をトレースします。 本当に、20年前の110kg時代では考えられなかったと思います。

 

気温は体感的に2℃は下回っている感じです。 我慢できなくなって、コンビニでホットコーヒー休憩です。 紅茶シフォンヌケーキを喰らったのですが、本当においしい。 

100円の安さでこの美味しさです。商品開発は大変だったと思います。 本当にコンビニは普段の生活に深く入り込んでいますが・・・、閉店ラッシュが目立ちます。 このツーリングが終わったら調べてやろうと思います。

 

524_紅茶シフォンケーキで休憩.JPG
▲5時24分:途中寒さに我慢できなくなって、コンビニでホットコーヒーとコンビニスイーツ
休憩です。このケーキは100円ながら本当においしかった。また大好きな一品ができました。 

 

6時に標高190mの善波峠を通過します。東の空は薄明のグラデーションを演出しています。

トンネル出口で秦野市の街並みの夜景が楽しめますが、温度はおそらく0℃近辺だと思いますが、カメラを取り出すのも煩わしい。 

この先ヤビツのノボリが始まる名古木がありますが、あと5分後に判断をしなければなりません。 名古木交差点のコンビニ駐車場で止まって少しイジイジしますが、やはりここで帰ったら覚悟しそうです。

 

0559_不調の善波峠.JPG
▲5時59分:善波隧道を通過します。ここでもまだやる気が起きてきません。あと5~6分で
ヤビツ峠のノボリが始まるので、早く腹を括らないと・・・・! 

 

明るくなった東の空を横目に、真っ暗な激坂の蓑毛に向かって出発します。

ここで時計を見ると615分。 菜の花台の夜明けは641分ですから26分後。 明らかに私の脚ムリです。しかし、今度はこっちの時間に合わそうと言う、モチベーションがやっと起きてきます。本当に単純です。

 

0615_ヤビツへの登り.JPG
▲6時15分:名古木の先で東の空を撮影。あと26分で日の出です。さすがに私の脚では
ムリ!あと10分早くシフォンヌケーキを喰らうべきでした。
 
0615_名古木の集落.JPG
▲6時15分:さあ激坂の蓑毛に向かって出発。 この暗さを激坂のヒルクラをするのも
初めてです。やはり暗い方が何も考えないので集中できるようです。 ナイトヒルクライマー
もロマンチックでいいかもしれません(笑) 
 

 

カメラをしまって登坂開始。 この時間でもひっきりなしに車が登っていくのは少し予想外。 

激坂の蓑毛はなんとかダンシングでパスしましたが、明らかに最高心拍は下がっています。樹間を登りながら少し考えましたが、ダンシングとなると20rpmほどケイデンスが遅くなり、平均速度が落ちます。この位置エネルギーを稼ぐ必要なエネルギーは一定なので、速度が減れば、心臓の仕事量も下がるので、理にかなっています。 気が着くと、完全に何時もの調子に戻っています。

 

0641_日の出時間。遅刻だ.JPG
▲6時40分:やっぱり菜の花台には到着できませんでした。丹沢の稜線から朝日が出ようと
しています。本当に奇麗な朝焼けでした。 

 

菜の花台目指してもがいていますが、残念ながら641分に間に合いませんでした。 

もう丹沢の山の端から朝日が差し込んできます。菜の花台に648分に到着。名古木でイジイジした時間が勿体なかった。早速撮影会を開始します。

 

0654_菜の花台から日の出.JPG
▲6時50分:菜の花台より東の空を望みます。 江の島と三浦半島、その奥の千葉の山も見えます。
今年見た朝焼けの中でベストワンでした。また来たいぐらいですが・・・今度は車で来ます!
 
0655_菜の花台到着.JPG
▲6時55分:菜の花台の展望台です。この日は人っ子一人いません。
でもしっかりヤビツからの下降でローディー4人とすれ違いました。冬の早朝から
ヒルクラですか?本当に自転車が大好きなのでしょう。挨拶したら100%の返答率でした。 
 

冬の景色は本当に美しく、空気の透明度が本当に高い。東は江の島と三浦半島方面、西を見ると大きな赤く染まった富士山がクッキリ見えます。

何回もここから景色を見ていますが・・・60km弱を耐えて来た甲斐がありました。全く褒められたツーリングではありませんが、この時間で菜の花台から景色を独占している爽快感もあります。 写真で朝の雰囲気が読んでいただいている皆様に伝われば最高です。

 

0659_見晴らし台からの日の出.JPG
▲6時59分:展望台より朝日を遠望します。本当に奇麗な朝日でした。60km寒風を突いた苦労が
霧散します。
 
0659_菜の花台から朝焼けの富士山.JPG
▲6時59分:同じく展望台から冬富士です。もう10分早く来れたらどのような表情だったのか
気になります。少し遅刻してしまったのを後悔しました。
 
0705_秦野市遠望.JPG
▲7時ジャスト:ようやく目が覚めた秦野市と箱根の山々です。あと1か月もすると箱根もシーズン
インとなります。今年は箱根を攻める年にしたいと思っています。 
 
0700_さあ出発.JPG
▲7時5分:さあ撮影会は終了。最後の標高差200mを頑張るだけです。ヤビツ峠は展望がありませんが、
そこはサイクリストです。当然の行動かもしれません。(笑) 
 

道路の凍結状況を見ると、もちろんヤビツ峠に問題なく行けそうです。まったく疑問に思うことなく、残り標高差200mを漕ぎ出します。 

菜の花台で休んだツケは足のだるさで支払いますが、なんとか、冷静にもがいて頂上を目指しますが・・・頂上手前200mほどでしょうか? 完全に凍結しており自転車を止めます。 ヤビツを押して上がったのは初めてでしょうか? 悔しさなんてなく、725分に雪が残るヤビツ峠に到着。 本当にホッとしました。

 

0725_ヤビツ峠をやっと通過.JPG
▲7時25分:証拠写真というといつも同じアングルなので、ちょっと変化球を
投げてみました。(笑) 

 

頂上の駐車場で無邪気に雪で遊び続ける幼い兄弟に逢いましたが、結構長い間二人だけで遊んでいます。

親はどこに行ったのだろう? まさか子供を残して丹沢登山でも行ったのでしょうか? 何でもありの世の中、少し信じられない光景に驚きつつ、冷え切ったチョコレートをバリバリ喰らい、完全武装して下降開始します。途中、凍結部分をヘッピリ腰で下降しますが、奇麗な相模湾と江の島の遠望がクッキリ見えます。本当に奇麗です。

 

0726_チョコレート休憩.JPG
▲7時26分:子供たちの嬌声を聞きながらチョコレートをバリバリ喰らいます。表ヤビツ上部
は早朝だと凍結しております。やはり北面の裏ヤビツ行きは、まだ早そうです。 
 
0739_ヤビツ峠から江の島.JPG
▲7時38分:江の島が奇麗に見えます。ここまでは大満足のツーリングですが、この先が
大変だとは全く考えられなかった。やはり冬の峠は辛いツーリングです。 
 

 しかし、冬のヤビツはこの先が本当に厳しいとは思いませんでした。

気温が低い中を負荷をかけずに下るだけでは、どんどん体温が下がるだけです。 指が冷え切るのはいつも通りですが、その冷えが手の先から腕に向かって駆け上ってくるようで、ブレーキをかける手というか腕の力が失われていきます。 

蓑毛の激坂の下りが始まる前のバス停で自転車を止め、しばらく握力が戻って来るのを待って、また下降を開始します。せっかくの下りですが30km/h以上は怖くて出せません。

 

0807_名古木交差点通過.JPG
▲8時10分:名古木に到着。体がガタガタ震え始めました。本当は善波峠を登り返し長後街道
で戻るつもりでしたが、また標高を上げるのがとんでもなく、平塚に逃げました。 

 

810分ぐらいに名古木交差点に戻りますが、上半身のこわばりはひどく、ガタガタと震えさえ襲ってきます。また、カラダが正気に戻るまで自販機の紅茶で凌ぎます。

温まるとすぐ出発しましたが、またしばらく走ると寒さに耐えられなくて、平塚に向かう金目川で緊急休憩します。  ラッキーだったのは時間が進み気温が上ってきたのか、この緊急休憩以降の低温症状は無くなり、平塚から先は不調ながら普通通り漕ぐことができます。

 

0846_金目で緊急休憩.JPG
▲8時46分:金目川で緊急休憩。もう平地に戻って来たのに、上半身のこわばりが取れません。
30分走ってまた自転車を止めて、温かい飲み物と持ってきた月餅で冷たさを凌ぎます。 

 

944分に辻堂セブンイレブンで本日2回目の休憩。 ここでパン・チーズを補給して人心地を取り戻します。 

真冬の峠は、登りよりも下りの低温対策が問題であることが良くわかりました。

それでも、標高が高い場所からの朝の光景は本当に忘れられません。今度は、もっと標高が低い湘南平ぐらいで計画しようかなと思います。

 

0944_コンビニの灰皿.JPG
▲9時44分:辻堂のコンビニ休憩。コンビニの灰皿は2020年までにすべて撤去されるようです。
元来は消火用の目的でしたが、ここでタバコを吸うスモーカーが無くならず、撤去を決めたようです。
 
1008_藤沢の国道1号.JPG
▲10時8分:おおっ!!!車が本当に少ないので意味もなくパチリします。ここは藤沢の国道1号で
常時激しい渋滞です。神奈川の道路事情を気にするマニアックライダーの面目躍如です(笑) 
 

平塚より国道1号線を使って帰りましたが、これまた珍しく、何時もの半分、いや4分の1の交通量です。やはり寒いので、観光目的の車が居ないという事でしょうか?

意味もなく藤沢バイパスの写真を撮りましたが、また良く使っている閉店したコンビニのバリケードを見ながら、11時前に自宅に戻ることができました。

 

来週こそは休みたいのですが・・・やめておきます。また出撃する可能性があります。

明日からの平日は頑張って、また週末の過ごし方を考えましょう。(笑)

 

・ツーリングデータ
距離=112.56km、時間=5hr15min、平均速度=21.44km/h、消費カロリー=3,187kcal平均消費=607kcal/hr獲得標高=1,205m, 最大標高=761m最高速度=45.5km/h、平均心拍=131bpm最大心拍=171bpm, 平均ケイデンス=74rpm、最高ケイデンス=106rpm


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