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東京湾一周ツーリング:前篇(その271:いざ出発、200km向こうの自宅へ) [タフルート]

ことしもあっという間にGWを迎えてしまいました。

特に準備をするわけではなく、今年も恒例のイベントを迎えてしまったのが正直なところです。1年目に比較して、200kmに挑戦することが慣れてきたといえば聞こえがいいのですが、まだその距離は自転車で走れる距離ではない感覚が強く、依然としてチャレンジアブルなルートには変わりません。

東京湾1周_距離183km_最高71m_獲得520m.JPG
▲東京湾一周ルート図です。今回は、この最短ルートに富津岬を加えて200km達成です。
ルートはベタフラットですが、後半を迎えるにあたってアップダウンが出てきます。
やはり、200kmは相当長い印象は、2年前と変わりません。

BLOGを書いていて、長距離をこなした後の腰の鈍痛と、今まで痛くなったことがなかった肩の筋肉痛に悩まされており、200kmの苦闘を物語っております。この東京湾一周ツーリングは、一話では書ききれないので前篇と後篇に分けます。 後篇はGW後半にもUpさせる予定です。

 

 

1.東京湾一周に対して・・・・

 

毎年GWと、秋が深まった11月に、150km以上のロングツーリングを行うのが恒例です。

特に、この年3年目となる東京湾周ツーリングは自転車乗りとして一つのエポックメーキングな側面はありますが、200kmの走行距離は、オーバーな表現ですが自己との戦いに遭遇するときがあります。 そのとき自分に負けてしまえば、なんやかんや理由をまわし」て自分に言い聞かせることで、なぜか納得して輪行で帰ることも出来ます。でもガチ昭和30年代生まれの自転車乗りとして、一旦自分で決めたことは最後まで頑張りたいという思いがあり、少し特別視しているルートです。

0820_目に飛び込むツツジ.JPG
▲8時20分:姉ヶ崎先の真っ直ぐな、国道16号です。
東京湾一周の特徴的なSHOTです。 満開のツツジが
逆立った気持ちを和めてくれます。

 

東京湾一周は神奈川の東部に住む私でも、最短で180~190kmのキョリがあります。

ロードバイクに乗り始めて丸4年立ち、ここ1年は毎週100kmを走っていますが、まだというか、これからも変わらないというべきなのか分かりませんが、このキョリはすごく遠いのが現実です。このようなライディングは半年に1回のペースですが、時間とお金さえあれば、何でも自由に手に入る世の中、自分と向き合う貴重な時間だと思っています。

0312_西の空の月_Tr.JPG
▲3時12分:自転車を静かに玄関より出して、これからストレッチに入ります。それにしても西の空に
下弦の月が沈もうとしています。自宅に戻ってくるのは、午後3時半を予定します。



100kmを走るには休憩等を加えても6時間で行くことができますが、200kmはフェリーに乗っている時間を含めても12時間かかります。

100km時の6時間のリズムは自分の中では確立されていると思いますが、その上プラス6時間はやはり長い。 時間がすごく長いので、仕事の事、家族の事、自転車の事を考えます。会社でも家庭でも、12時間1人でいられるのは、この東京湾ー周ならではと思います。 それが、この企画を特別視している理由なのかもしれません。1年目より明らかに緊張感が減っているのは事実ですが、今年の12時間は、何を考えるのか、どのような時間を過ごすのか楽しみではあります。

 

2.東京湾一周の準備

 

2-1. 過去のデータから

 

下表に150km以上のデータを並べてみます。

今までのツーリングで最も疲労が激しかったのは、獲得標高が2000mを超えた「三島~御殿場」でなく、明らかに昨年20144月の東京湾1周でした。

東京湾1周はベタフラットなルートですが、単純に乗車時間が多く、消費カロリーは3日分の新陳代謝を、8時間半で使っております。

 

日時

ルート

距離

(km)

時間

(Hr:Min)

平均時速

(km/hr)

獲得標高(m)

消費

(kcal)

平均消費

(kcal/hr)

2012/11

三浦~小田原

161.4

6:54

23.31

  800

3,622

524

2013/4

東京湾一周

182.4

7:18

24.87

  517

3,730

509

2013/11

三島~御殿場

152.8

7:36

20.06

2,318

4,266

560

2014/4

東京湾一周

200.3

8:30

23.70

  541

4,570

541

2014/11

荒川CR~川越

165.7

7:15

22.72

  550

3,917

537

 

東京湾一周は、獲得標高500m程度で、2318mのツーリングにおける負荷は比較にならないはずですが、去年の東京湾一周の方がはるかに疲れ切りました。 

2013年はほぼ無風のコンディションでしたが、2014年は向かい風6mの状況で、千葉から金谷まで70km近く耐えました。ルートのアップダウンは必ず終わりがあり、獲得標高が高くても、それなりの走りをすれば十分に対応が可能です。 しかし、向い風はいつ止まるのかわからないので、自転車の外乱としては向かい風がチャンピオンだと思っています。また事前の予測や対応が難しく、向かい風が強そうだからルートを変えた緻密な計画はできないのが実情です。

2014年東京湾一周天気.JPG
▲2014年の東京湾一周は西南西の風6m/sでノックアウト喰らいました。 ヒルクラと違い、いつ終わるかわからない
外乱のチャンピオンだと思っています。

 

今年のGWの気候は高温傾向で、太平洋側に高気圧がデンと座るので、市原市の風向きが一日中南の風4~5mと予報していました。なので、今年は千葉県内は常時向かい風の確率が高く、それなりの心の準備と、補給サプリを一品目増やすことにしました。

 

2-2. ツーリングの準備

 

梅丹シロップとアミノバイタルゼリーは、何時と同じですが、今回アミノバイタル アミノ酸3600mg顆粒を追加しました。 これは、テニスプレーヤーの会社の人の強いおススメがあり早速買ってみました。用法としては、乗車前とツーリング中に飲めば、後半の疲労感が全く違うというスグレモノの様です。(東京湾フェリーで飲みました。使用感は後編に記述します。)  

また最近タフルートで常用している梅丹シロップは、カフェインが300mg配合されており、カラダがダレてきたときにカラダをシャキッとしてくれるものです。過去に2回使っていますが、そのうち一回は、去年10月の標高1100mの山伏峠を越えた時に飲んだのですが、かなり疲労したカラダを立て直してくれました。 

0001準備_R.JPG
▲いつもよりサプリを多くしました。赤のアミノバイタル顆粒は疲労防止に効果があるという優れものです。
今回後半戦が始まるタイミングで飲んでみます。 青でマーキングした、梅丹シロップが私の定番です。
このサプリは効きます。

 

しかし、上記のアミノバイタル顆粒について、「文明の利器」に頼っていては、「サイクリストの名がすたる」という昭和年間の陳腐な古い考えが頭の中を離れません。なので、輪行袋と同様、強い向かい風の時のお守りとし、まずは、当日向かい風と戦ってみてから、飲むかどうか考えることにしましょう。

0002_ワックスで磨き上げ.JPG
▲久しぶりにフレームにワックスをかけました。輝きが増し益々愛着が湧いてきます。 アルミと言う
金属材料なので出来る芸当かもしれません。

 

最後に、29日にF85の定期点検を行います。今回は気になっていたブレーキ周りを良くチェックします。 早めにブレーキシューを取り換え、そのあと定例の「磨き」の時間です。 ブレーキ性能が甦り、車のワックスで甦った愛車を見て、200kmへの気運が自分の中で自然に高まってきます。 やっと、自転車も準備完了したわけです。

 

3. いざ出発東京湾一周200km (前篇)

 

2014年と同じ3時に起きることとします。

目的はただ一つで、国道357号を7時台に終わらせたいだけです。 9時ぐらいになると、国道357号線はものすごく走りにくくなるのが、過去の下調べでわかっています。 でも去年はこれを重視するがあまり、休憩は取らない、心拍は常に140拍台で完全にペースメークが失敗しており、稲毛海岸からの6m/sの向かい風に体力を吸い取られる結果となり、グタグタな200kmとなりました。 

これを防ぐためにはとにかく朝早く出発することしかできないのが正直なところです。計画している区間ごとにラップ記録を取って、次のラップに備える計画としました。

この前篇は、市原までの前半の100kmを纏めます。

姉ヶ崎気象予報.JPG
▲5月2日のYahooの予報です。いつの間にか微風に変わっています。 少し嬉しくなったのは事実ですが、
この予報を当てにするわけには行かないので、ペースメークは必須としましょう。

 

3-1. 横浜~葛西(国道15号・晴海通り:0km~39.9km

 

目覚ましなしで3時前に起き上がります。

昨夜は9時前に布団に入りましたが、これでも6時間しか寝ていません。 50台を過ぎると寝不足は本当に如実に影響が出るのですが、今のところ自転車に関しては影響が出ていません。しかし、これから50歳代後半、60歳代も乗り続けるのなら、睡眠時間は何とか確保が必要になります。

 

この200kmツーリングは、目標を定めています。 東京の東端の葛西までは心拍数125拍切りで走ります。 それと矛盾しますが、全体の平均速度を24.5km/hに設定しています。

これは、過去の東京湾一周で24.8km/h出しましたが、これは184kmデータで、今回はそれより20km長いので、0.3km/hほど低く設定しています。

0402_鶴見国道15号.JPG
▲4時2分:鶴見の国道15線はとにかくペダルを踏まずに回す感覚で走ります。
暗いので現在の心拍数が分からない。 とにかく、踏み込み厳禁で走り続けます。

200km24.5km/hはものすごく高い目的のように見えますが、葛西から東京湾フェリーが出る金谷まで、とにかく信号が少ないのと、路肩も広く非常に走りやすい。また交通量も少ないので、28km/h~30km/h巡航でも、25km/hは結構簡単に出ることが2013年に走って感じています。 この数値目標は、100km以降でガンバリが必要ですが、向かい風がなければ十分に達成できると考えています。

 

315分に自宅を出ますが、ここで失敗します。

荷物を軽くしたいのでウインドブレーカーを持ってきませんでしたが、やはり家の前の坂を下りるときはメチャクチャ寒い。 ダウンヒルを半分ぐらいしたところで、フルブレーキし、また下りてきた坂をダンシングで登り返して、自宅にウインドブレーカーを取りに行きますが、非常に冷静に対応できました。この判断は正解で、葛西の国道357号で脱ぎましたが、太陽に光を浴びて走れるようになるまで、体力が温存できたようです。

0433_多摩サイの朝焼け.JPG
▲4時33分:多摩川で薄明の時間を迎えます。 とにかく連休で車がいないので走りやすい。(イチデジの画面設定は
16:9のワイドで、いつものBLOG用の設定に戻すのを忘れています。申し訳ない!)

 

ナイトランは得意になろうとしていますが、危険なので平均速度だけは上げられません。 薄明の川崎と多摩川を超えるぐらいで、やっと夜間走行の緊張が解けてきています。 

連休中であり、とにかく大型車が少ないことが助かります。 蒲田でサイコンの数字がはっきり見えるほどに明るくなりますが、正直言って、何時ものロングライドに行く気持ちです。 

0434_あと180kmです。.JPG
▲4時34分:去年もここで撮影。しかし残り距離を考え、かなりウンザリ
しました。距離表示を止めたのが、前半戦の勝因でした。

汐留のシオサイトでビルの撮影を行い、若洲公園に行ってゲートブリッジを眺める位にしか考えてません。 サイコンを時刻表示だけにして、距離の情報は出さないようにします。 200km走らなければならないので、どうしても200からの引き算をしてしまうのが去年の東京湾一周でした。結果、淡々と足を回すだけで、何キロ走ったかわからないのは大正解でした。200kmへの緊張感に悩まされることなく、有明で国道357号の湾岸道路に入ります。 平均速度は遅めの23.0km/hの前半、平均心拍数は驚きの112拍です。 この瞬間、今回の東京湾一周の成功を感じます。

0504_夜明け.JPG
▲5時4分:品川の先で朝日を浴びます。いつ見ても朝日は美しい。 冷静に漕いでいる自分に感心します。

0517_品川の高層ビル.JPG
▲5時17分:朝日を浴びてビルが輝いています。 写真は取りたい
のですが、先が長いので、できるだけイチデジは使わず、コンデジ
で撮影するようにします。

 

3-2. 葛西~袖ヶ浦(国道357:39.9km~100.1km

 

国道357号線に入ると、まだ5時台で交通量が多くない。 しかし、この道は、車と戦うイメージを持ちながら走ることになるので、どうしてもケイデンスは上がり、心拍数も上がってしまいます。 しかしながら、52日は国道357号は緩い追い風でした。 

この357号線区間は第2区間とし、130拍切りで走ることにしていますが、4段目のギヤで、スピードは32km/h~33km/h, ケイデンスは79~81rpm, 心拍数127拍が最もフィットする走行状況でした。もしゆるくても向かい風ならば、簡単に140拍近かったと思います。 

確か去年は、心拍数無視で、車との戦いに明け暮れたのを憶えています。 これは2013年に、183km24.8km/hで終わらせた慢心があり、ペースメーク出来なかったので、ノックアウト寸前のツーリングになってしまった。

0544_東京スカイツリー.JPG
▲5時44分:有明で国道357号線(湾岸道路)に入ります。遠く東京スカイツリーを見ることを出来ます。
まだ、この時間帯では町は静かです。

0546_国道357号線に入る.JPG
▲5時46分: 東京荒川を超える橋です。いよいよ高速な357号線に入りますが、心拍数は
130切りで走行開始。 有明まで平均心拍112bpmなのは驚きです。

 

暫く工業地帯の殺風景でグレーの街並みを走っていますが、予想通り船橋から大型車が減り、少し走りやすくなります。 今回のツーリングの武器がここで登場です。

首から下げるカメラホルダーにコンデジをセットして、車上の風景をトライしてみます。 なかなか自転車では取りにくい撮影ですが、湾岸市川周辺は道が広々していおり、車が少ないのでトライしてみますが、さすがに家でPCでチェックしてみましたが、使えそうなショットは3~4枚でした。

今回は、ジャージのバックポケットにコンデジ、何時ものウエストバックにはイチデジを入れてきています。どうしても長丁場のライディングの時は、気軽に取り出せるコンデジの役目が増えそうです。

0003_湾岸市川.JPG
▲6時32分:31km/h~32km/hで淡々と走行。 ケイデンス80rpm、心拍127拍の
このペースで巡航します。 緩い追い風で本当に助かりました。


緩い追い風は、国道357号線を抜け、国道14号の稲毛海岸まで恩恵を受けます。去年と同じコンビニで2回目の休憩とします。ここで予定通り7時台で、国道357号線を終了します。この休憩で大好物の月餅を食し、ボトルに新しい水を入れて、市原に出発です。 

昨年は五井に向かう分岐で、強めの向かい風に遭遇し、スピードがガクッと落ち、遠慮なく心拍数が上がりました。 今回は無風か緩い向かい風に遭遇する程度で、全く疲れを感じることなく姉ヶ崎に向かいます。

0721_千葉市国道16号開始.JPG
▲7時21分:曽我を通過します。これから市原~袖ヶ浦の30kmは、真っ直ぐな国道16号の旅になります。
大部分の方は、何もないと考えるかもしれませんが、私は結構変化があると思っています。


 

昨年は疲れて、早くもアミノバイタルゼリーを飲んでしまった五井のコンビニ、また耐えきれなくて休んだ姉ヶ崎の自動販売機の前を通り過ぎます。 357号に乗る時以来、サイコンに距離のデータを表示させると、もう80km以上走っています。 あと20kmも走ると心拍フリーの第3区間を迎えますが、とにかく順調過ぎるくらい順調に走れています。

0744_五井分岐.JPG
▲7時44分:左に曲がると五井に行けますが、昨年は向かい風が強く、この信号待ちで呆然とし、この先の
コンビニですぐ休憩しました。 今日は稲毛海岸を出て、全く休むことがないほど余裕があります。

0756_東京湾フェリーまで50km.JPG
▲7時56分:東京湾フェリーの金谷まで50kmぐらいでしょうか? サイコンは90kmを表示しています。
100kmを超えたぐらいが今回の勝負です。次の第3区間は心拍フリーにしています。

 

袖ヶ浦手前で100kmを迎えますが、今朝食事をしたのが3時でした。

さすがに、空腹を感じますが、順調なうちはしばらく走り続け、少しでも金谷までの距離を詰めたい。 それでも、我慢できなくなったら昼食としたいのですが、悩みはまだ9時前なので、お店は殆ど開いていません。やはり、困った時の24時間営業のマクドナルドしかなさそうです。 でも、マックに行っても、モーニングメニューを胃に入れても食べた気がしないのが玉にきずです。本当は、油を使っていない、うどんかそばが食べたかったのですが、とりあえず後数キロの木更津のマックに焦点を定めます。 

0812_極めて順調.JPG
▲8時20分:有明で23.0km/hだったのが、信号がないことも手伝って、25.1km/hに
上がっています。 目標の24.5km/hは達成できそうです。 とにかく、順調だった
前半でした。

 

風景も京葉工業地帯を抜ける広大な国道16号は、いつのまにかベッドタウンの街並みを貫くようになります。 信号が増えますが、それでも神奈川・東京の比ではなく、また路肩が広く、ここに違法駐車している車は皆無で、とにかく走りやすい。 横浜からここまで100kmで、東京湾一周以外考えられないコースですが、ロードバイクの醍醐味が味わえる数少ないルートです。 もし走っていない方がいらっしゃればお勧めします。

0824_真っ直ぐな国道16号.JPG
▲8時24分: とにかく真っ直ぐな路肩の塗装です。 まさに東京湾
一周の特徴的なSHOTです。 そろそろ100kmを迎えます。
この調子で、後半戦も走り切りたいと思います。

 

(後編に続く。)


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東京湾一周ツーリング:後篇(その272:いざ出発200km向こうの自宅へ) [タフルート]

前半に引き続き、後半を始めます。

前半の走りがうまく行ったのは、心拍数管理を厳格に行ったということよりも、単純に予想されていた向かい風がなかったことです。 これは前篇にも書きましたが、向かい風の予想は本当に難しいことで、遭遇してしまったら耐えるしかありませんが、今回は本当に国道357号湾岸道路の軽い追い風と千葉県内国道16号の微風に助けられました。

しかし、ツーリングの半分がやっと終わったところで、まだまだ緊張を解くわけには行きません。

 

3-3. 市原~富津岬~東京湾フェリー(国道16号・国道127号:100.1km~166.6km

 

距離が100km超えたことと、今回は脚を使っていないので余裕たっぷりで後半を迎えます。前篇で書きましたが、4年間で一番きつかったツーリングは、昨年の東京湾一周でした。

これは獲得標高は600mもありませんでしたが、東京湾フェリーに乗る金谷までの数キロは、とにかく漕いでも漕いでもフェリー乗り場に辿り着かない現実と、自分へのふがいなさでイラッとした時間帯がありました。 なんやかんや言って、齢を重ねても自転車は思い通りにならないケースが沢山あり、本当にメンタルなスポーツです。

0835_袖ヶ浦市遠望.JPG
▲8時35分:袖ヶ浦市を遠望します。 ここから国道16号の工業地帯は終わり、ベッドタウンの街並みに
入ります。それにしても道は快適で、車が少ないのでとにかく走り易い。

 

201311月に小田原駅から箱根を超えて、国道246号を走り、御殿場経由で厚木から横浜に帰ったロングライドした経験がありますが、この時の獲得標高は2300mでした。

距離はセンチュリーライドに届かない160km弱で、自転車に乗っていた時間は同じ8時間ぐらいでした。それでも、疲労は比較できないほど、去年の東京湾一周200kmの方が大きかった。 

袖ヶ浦を過ぎた頃、この箱根~三島~御殿場ツーリングを思い出しました。

獲得標高が大きいのに、そんなに大きく疲れなかった理由を、理論的に突き詰めれば下記のように整理できます。自転車に支払われる消費カロリーは、どのツーリングでも同じような値です。それが、上りでも平地でも、自分が出せるパフォーマンスで、向い風やスロープ、また疲労等の外乱と戦うことは変わるはずありません。

 

結局、獲得標高がどうであっても、自分が出力できる有限の仕事量をコントロールしているだけの話であって、その日の体調等、多少の誤差があるとはいえ同じです。よって、獲得標高云々より、メンタル面で屈してしまった昨年の東京湾一周の方がノックアウトした理由は頷けます。ただ、とかく獲得標高や平均速度の数字に頼りがちなので、本来のあるべき姿が忘れやすくなっている弊害が考えられます。 やはり長距離は、心とカラダの事前の準備が重要です。

0855_青い空と伸びる道.JPG
▲8時55分:久しぶりに信号に止められたような気がします。前回止められたのはいつだったか忘れました。
フェリーで35分後の神奈川県内の国道134号は信号に止められまくりでした。

 

そんなことを真面目に考えているうちに、昼食スポットの木更津マックに9時に到着。

予定通り、モーニングのソーセージエッグマフィンセットを補給します。アイスコーヒーはカラダに染み渡り2重丸でしたが、モーニングセットを昼食に食べている不自由な時間であり、隣のテーブルでは眠そうなオジサンが新聞を読んでいます。完全に朝の光景です。

この木更津からこのコース唯一のアップダウンが始まるので、稲毛海岸で補給したBCAA秒速チャージに引き続き、2回目は木更津で梅丹シロップを補給することにします。

この梅丹シロップはカフェインを配合していますので、疲労による眠気・ダルサを取ってくれるスグレモノなのですが、速効性はあるものの、持続性には期待できません。

0903_マックで補給.JPG
▲9時3分: こんな小さなセットで満腹になるわけではなく、もう一人前追加するわけには行かず、ただ
黙って平らげ、サプリを飲む姿がスポーツしている不自由な人と思ってしまいます。

 

マックを出発した瞬間から、効果はカラダに「ズシン」と効いてきます。 

このまま東京湾フェリーに乗るにはあまりにも時間が早く、一度行ってみたかった東京湾一周のサイクリストのモニュメントの富津岬に向かうことにします。 

普通ツーリングに予定外のルートを加えると、少しも良いことはないのですが、今回はバッチリ気持ちに余裕があります。さらに、富津岬をルートに加えれば、横浜で余計な距離調整をしなくても正真正銘200km以上のロングライドとなります。

0928_富津岬まで12km.JPG
▲9時28分:国道127号を外れ、富津岬に向かう国道16号で西に進路を変えます。 どこまでも道は広く
開放的な景色です。 進路を変えたのか、ソロソロ向かい風に神経質になります。
それだけ、2014年は向い風に叩かれ、ギリギリの200kmでした。

 

やる気満々で、国道127号を離れて富津岬に向かいます。 

ツーリング時はスマホは持ってきていません。事前に地図を勉強していないので、「感」で走ることになります。「富津岬」は丁寧に道路看板で案内しているので問題ないのですが、富津岬に到着後の金谷や館山方面も同様に案内されていると考えました。

予定通り10時過ぎに富津岬の展望台に到着します。 今まで無かったので向かい風が、君津の工業地帯より出てきたのはしょうがありません。千葉市原に新入社員の時に駐在した経験があります。 千葉西部は、風の通り道があるのでしょうか猛暑でも都心や横浜より涼しかったのが記憶あります。

この展望台に来たのはオートバイ時代以来で、ざっと30年ぶりです。

1011_富津岬に到着.JPG
▲10時11分:富津岬の展望台に到着。 最上階まで上がると富士山が見える案内をしていましたが、2日は
さすがに遠望できませんでした。それにしても空と海が美しかった。 ここは東京湾であることを
一瞬忘れました。

1015_富津岬公園.JPG
▲10時15分:富津岬の地形が分かるSHOTです。 ここまで自宅から
127km。 もう200kmから引き算しても、グッとくる数字では
無いことに気が付きます。 あとフェリーまで40kmぐらいで休めます。

やはりオートバイ時代に来たイメージと全く違い、目に飛び込む光景が全て奥行きがあるというか、今回のツーリングで最も印象深いシーンでした。干潮の時間帯だったと思いますが、富津岬の「海堡」と呼ばれる海の中から出現した丘陵の美しさに目が奪われます。

東京湾一周は海沿いに走るのでいつも海を見ながら走っているイメージがありますが、実は海を見るのは自宅を出て7時間経っていますが初めてです。 

富津岬は期待通り、とにかく青い空と、何処までも広がる海に目を奪われました。コンデジでなくイチデジで撮影しました。少し無理して来ましたが、本当に来てよかったと思います。

1015_富津岬第2海保.JPG
▲10時15分:富津岬「第2海堡」が正式名称です。 要は潮が引いたときの海中から現れた
干潟ですが、なぜ「
海堡」と難しく言い廻しているのか由来が不明です。でもカメラ的には
海の青さと、砂丘のコントラストが美しい。


富津岬から先は、いっこうに「金谷」「館山」の道路看板は全く出現せず、どれも「千葉」「木更津」はては「東京」ばかりの表示でかなり道に迷いました。 来た道を引き返さずに、金谷までショートカットする当てが外れましたが、11時過ぎにやっと通い慣れた国道127号に戻ることができてホッとします。 

いつの間にか、道は完全にベッドタウンの様相から、郊外の一本道に変化しています。 昨年は向かい風で下り坂に関わらず22km/h位しか出ず、切れかかかって緊急停止し、草の上にひっくり返った場所を通過します。

1059_迷いまくった富津岬.JPG
▲10時59分: ロングライドなのでとにかく体力を温存したいので・・・・地元の方に、
「すいません!金谷までの最短の道を教えてくれますか」という失礼な
質問、本当に申し訳ありませんでした。 でもキチンと教えてくれました。



1110_前回疲れまくった下り.JPG
▲11時10分:国道127号に復帰。金谷に向かいます。この緩くて長い下りで、去年は
向い風に耐えきれずダウンしました。

 

時計を見ると11時半過ぎています。できれば、1225分のフェリーに乗りたいのですが、あと16kmなので、何もなければ十分に間に合う時間です。

しかし、ここは焦らず、コンビニに行ってアイスクリームを補給することにします。 道路に表示された温度計は28℃を指しており、完全に初夏の気温でした。この気温では向かい風でも、風が通るとありがたい。

1135_急がば回れ.JPG
▲11時35分:焼き芋タイプのアイスクリームです。いつの間にか28℃に気温が上がって
います。とにかくカラダに染み渡るぐらいおいしかった。

 

東京湾フェリー乗り場には1210分過ぎに到着、直ぐ乗船手続きを済ませますが、ここで第3区間は終了です。27kmのエクストラを含めて167km走行しています。 

金谷までの20kmでしょうか、常時南の向い風4~5m/s程度でしょうか、また、1225分出発のフェリーにに遅れたくないので、かなり踏み込んでしまったのか、足の在庫を使ってしまったような気がします。

1215_やっとフェリーに乗船.JPG
▲12時15分;東京湾フェリーに乗船。コルナゴのライダーと一緒でしたが、自転車はこの2台だけ。 時間が
早過ぎると言う意味なのでしょう。 東京湾フェリーの金谷まで167kmでした。 
自宅には210km弱で到着しそうです。

 

3-4. 久里浜~横浜(国道134号・国道16:166.6km~207.8km

 

久里浜から到着した船は、20人~30人のライダーを吐き出します。 

おそらく半分ぐらいは東京湾一周でしょうか? 私の様な時計回りのライダーは、この時間のフェリーに乗るためには、東京起点では、かなり早朝に出発が必要です。それにしても、千葉県を90km走ってきましたが、ローディーとすれ違ったり並走することはなかった。これだけロードバイクに素晴らしい環境があるのにもったいないと考えるのは失礼かもしれませんが、東京や神奈川のせせこましい道から、このフェリー35分で脱出できます。

1244_東京湾フェリー.JPG
▲12時32分:千葉県は本当に走りやすい。 これからせせこましい神奈川県を走ることになりますが、やはり
自分のホームグランドです。 このツーリングで初めて緊張感から解放されます。

船内で東京湾一周のB級グルメの「海軍カレーパン」を味わいます。このカレーパンは、冗談ではなく、私が知っている限りでは一番おいしいと思います。ラーメンと同じく、カレーライスも世界中にブームを起こしていると聞きます。 このカレーパンを欧米でも輸出すれば間違いなく売れると思います。 
 

食後に3回目のサプリのアミノバイタルプロ顆粒を試してみます。この顆粒の効果は、ネットでも折り紙つきの評判ですが、今回は少しケチって乗車前には飲んでいません。疲れてから初めて飲むので、梅丹シロップと違う効果のようです。 それでも、多くのランナーズ・登山家・サイクリスト使っていると聞きます。 疲労を先送りしてくれる効果は大きく、翌日に筋肉痛を残さないのも大きな特色です。初めて使うので期待はできませんが、160kmを走っている疲労感の少しでも奪い取ってくれれば儲けものと考えましょう。

1228_フェリーでカレーパン.JPG
▲12時35分:東京湾フェリーのB級グルメの海軍カレーパンです。 侮れないほど本当においしい。ヨメさんに
一瞬お土産で迷いましたが・・・・、ここはロードバイクの短所で、諦めました。

 

あと40kmで横浜に辿り着けますが、久里浜からの国道134号と国道16号は熟知しているルートです。まあ、ガツガツ走るのではなく200kmの仕上げです。とにかく、事故を起こさず帰るだけです。さすがに船内では睡魔が襲ってきました。 睡眠不足のツケが来た感じで35分の乗船時間に対して、15分ぐらいまどろんでいましたが、あっというまに久里浜に到着。一時間ぐらいの船旅だったら完全に熟睡していました。この居眠りがリフッレシュにならず、船を降りてからも5~6分ボーっとしていましたが、意を決して残りの40kmを消化始めます。
 

平均速度は、富津岬からの向かい風が原因なのか、24.8km/hに少し落ちています。でも、目標は達成できそうですが、実は25.0km/h台で終わりたかったのもあります。 しかし、160km以上走って、0.1km/hを上げるのは至難の業で、逆に少しゆっくり走っても、液晶はピタッと24.8km/hから動かないはずです。 やっぱり、快調な国道16号を30km/h以上で走りましたが、横須賀でも全く動かないので潔くあきらめます。

200km26.0km/h以上の平均速度と言うと、よっぽと気象条件が揃うか、当然カラダの基礎体力の向上、またはカーボンフレームに代表されるもっと軽量なバイクにする必要があります。

でも、仮に
25.0km/h台を達成すれば、次に25.5km/h26.0km/h台を目指すのは火を見るより明らかです。そんなに数字を追及してどうなるわけでなく、どちらかと言うと200kmを走った事実だけが実績に残り、平均速度はそれに添えられるだけの話です。しかし、これからも自転車を続けるうえで、このテーマは飽くなき欲望の道であり、これからも機会あるごとに何回も再考することになるでしょう。

1405_金沢八景の静かな海.JPG
▲2時5分:静かな金沢八景の内海です。 結局、ここでレッドブルとバナナの補給をして、最後の20kmに備えます。
結局、アミノバイタル顆粒の効果は分かりませんでしたが、少なくとも足の筋肉がヘタリ、乳酸がたまる
ようなケースはなかったです。 それ以上に200km走ってきた疲労に、速効性が必要でした。

フェリーで飲んだアミノバイタル顆粒ですが、やはり流通しているエナジードリンクや梅丹シロップとは異なり速効性はありません。それでも、何となく足が軽くなったというか、何かカラダの中に芯が出来た感覚があり、それ以上疲労を引きずらない言葉が正しそうで、NETで見た速効性がないという表現が理解できました。
爆発はしない代わりに持続性があり、梅丹シロップと表裏逆の効果が期待できます。 スポーツの世界では、余裕を待ち続け、最後に力を振り絞れる状態がベストです。この顆粒が売れている理由が分かります。こう考えると、ツーリング開始前に飲むべきでしたが、その潜在性能は次回のタフルートにとっておくことにします。
前篇で、耐えることがサイクリストとしての絶対必要条件という昭和年間の古い考えを書いてしまいましたが、こんな小さなサプリでも、もっとパフォーマンスが出せれば、あとは財布との相談で、利用できるものはどんどん利用するべきと考え直します。

1427_産業道路.JPG
▲2時27分:磯子産業道路で撮影。この後、男女ローディーに付かれますが、
とても元気よく引っ張ることは出来ませんでした。 

金沢八景から産業道路を通過し磯子からいつも通りの道に入りますが、ローディーの男女ペアが私とペースが会うのか、ベイサイドから一緒に走っています。さすがにプチレースする気力もなく、ブレーキをかけて先に行ってもらいます。 自転車乗りですから人を引っ張るのは大きなエネルギーが必要です。 203kmを超えるぐらいからゼンマイが切れたようにダルさが襲ってきます。自宅前のヒルクラはスピードが乗らず、落車の危機はありましたが、なんとか上りきり、出発してから12時間後のピッタリ15:27分に自宅に到着しました。 100km6時間、200km12時間の機械の様な正確さに少し驚きます。

1527_記念写真.JPG
▲3時27分:自宅前で撮影。206.8kmを記録。 去年よりはるかにラクに帰れました。
平均速度は24.7km/hでしたが、速い・遅いは、この際あまり関係ないことに気付きます。
やはり、この距離を走ったのが一番の思い出です。

 

4. 区間別走行データ

 

今回のツーリングの区間別にまとめたのが下記の表となります。

特に区間1の平均心拍112拍が信じられないほど低い心拍数です。 今思うとナイトランは追い風だったかもしれません。しかし、都内で明るくなってもそのような気配がなく、今でも何でこんなに低かったのか理由が不明です。

しかし、この低心拍が200km全体に大きく影響しているかのような気がします。区間2は平均速度が高く、心拍数が低いのは、信号がないのはもちろんの事、東の追い風だったことが直接要因です。でも無視できないのは、区間1の精神状態をそのまま引き続いていることで、その精神状態のまま200kmを走り切ったイメージがあります。

 

よく「終わりよければすべて良し」と言いますが、自転車の場合、「ツーリングへの入り方が結構重要」であることを再確認できました。 やはりどんな距離でも、キチンと準備すべきで、予定通り終わったらそれを「良し」とする価値観を醸成する必要があります。

 

区間

通過地点

距離

(km)

時間

(Hr:Min)

平均速度

(km/hr)

平均心拍

(bpm)

最高心拍

(bpm)

平均消費

(kcal/hr)

1

横浜~東京

39.91

1:43

23.25

112

147

478

2

東京~千葉市原

60.22

2:13

27.17

128

153

578

3

市原~東京湾フェリー

66.50

2:41

24.77

130

161

543

4

久里浜~横浜

41.18

1:47

23.09

123

150

543

 

このツーリングで最も頑張った実感があったのは区間3でした。

この区間は心拍フリーにしていましたが、結局平均心拍130拍に抑えられており、平均消費カロリーも全く私の平均値になっています。 

やはり200kmというと、踏み込まない・乳酸を作らない・温存するスキルが明確に必要になるので、どこかで冷静に自分を押さえつけていたのでしょう。それにしても、このツーリングほど、距離や平均速度を見なかったツーリングは初めてで、とにかく淡々と足を回し続けていたツーリングでした。

1018_富津岬から東京湾.JPG
▲富津岬から見た三浦半島。とにかく青い空と海が美しい。 ここは何回も来たいと思います。

 

5. 今までの東京湾一周データ

 

来年の東京湾一周に控えて・・・もう一回過去のデータを引っ張り出します。

去年のデータと良く比べると、時間はたった1.2%、距離は3.5%の違いです。 大きく見れば、こりゃ「誤差範囲」と言えそうです。 

よって、昨年のツーリングが決してうまく行かなかったことではなく、結果は「紙一重」の違いだと思っています。 ツーリングにはいろいろな状況と対応したプロセスは無視できないのですが、この数%の違いで大きく印象が変わってしまうのが、自転車という趣味の奥深いところです。 

 

日時

ルート

距離

(km)

時間(Hr:Min)

平均時速(km/hr)

獲得標高(m)

消費

(kcal)

平均消費

(kcal/hr)

2013/4

東京湾一周

182.4

7:18

24.87

  517

3,730

509

2014/4

東京湾一周

200.3

8:30

23.70

  541

4,570

541

2015/5

東京湾一周

207.8

8:24

24.74

  590

4,395

523

 

来年もGWに走ろうと思っていますが、もう一度、市原の真っ直ぐ延びる国道16号線を走りたいと思っています。今回走って、ますますこのコースがお気に入りになったようです。

P1030208.JPG
▲4時33分: 薄明の多摩川から武蔵小杉方面を撮影。まだ、この時は200kmを走るという気合は全くありません。
この脱力感が、いい方向に向かったのではないかと思います。 今年中にもう一回東京湾一周をしたいと
思っていますが、うまく走れるかどうかわかりません。


 

・体重データ 

体重=72.2kg, 体脂肪率=13.2%, BMI=20.6内脂肪=5%

 

・ツーリングデータ
距離=206.8km時間=8Hr21min、平均速度=24.7km/h、消費カロリー=4,395kcal, 平均消費=523kcal/h獲得標高=75m, 最大標高=590m最高速度=47.7km/h、平均心拍=128bpm最大心拍=161bpm, 平均ケイデンス=73rpm、最高ケイデンス=102rpm


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2つのツーリング(その273:早朝の出発はリーズナブル?) [ロードバイクロングライド]

一昨年と去年もそうでしたが、GW最初に東京湾一周を走って、その後スケジュール空けずに、GW後半とその週の後半もツーリングに出ています。この時期は若葉の季節であり、1年で最も好きな季節なのです。 

去年も走り込む意識はなかったのですが、最高の季節のGW及び5月末までに733km走っています。 とにかくジッと家にいることが苦手な性分もありますが、この季節を大事にしたいのは毎年のことです。今年も、東京湾一周が終わって、キツクないルートですが立て続けに2つのツーリングをしました。

0758_宮が瀬の若葉.JPG
▲7時58分:5月9日は曇りで、緑の鮮やかさはイマイチでしたが、匂いは晴れの時と同じでした。
この時期のツーリングは、1年で最も好きです。

 

そのレポートする前に、この2つのツーリングも例により早朝出発となりましたが、最近このスタイルが快適で、これが常用化しようとしています。 でも、エスカレートする前に、少し冷静になって頭を整理することにしました。

 

 

1.早朝の出発ついて

 

春が来て、夏至に向かって日の出時間がますます早くなるのですが、それに合わせて自宅を出る時間も早くなっています。 さすがに、52日の東京湾一周の時に330に出たのが最早で、これ以上早くなることは考えられないと思っていました。

ところが、56日のツーリングは先週土曜日の3時起床より、さらに30分早く2時半に起きました。理由は自宅より31kmの馬堀海岸で日の出を見るためです。 

結局、3時に出発して9時には家に戻るという、変則的なロングライドをやってきました。 目的があったとはいえ、起床時間が早朝ではなくもはや真夜中の2時半であり、ある意味尋常な時間ではありません。

 

私は50台の中盤でありツーリング前夜だけでなく、普段の生活でも、残業がなければ11時前にベッドにもぐりこみ、6時には起きるのが当たり前になっております。夜更かしの文字が去年より消えてしまい、朝が「超」強くなってしまったのも事実です。

30代や40代までは、休日の朝は10時ぐらいまで寝ているのが常識だったのですが、今の習慣を健康的と言えばいいのでしょうが・・・・? やっぱり、80%以上加齢が要因だと思います。早朝出発について、整理するため下表を作りました。

 

夜明け前出張のメリット・デメリット一覧表

項目

メリット

デメリット

起床について

(結果=メリット無し)

朝早く起きる行為は、やっぱり生理的に辛く、メリットは全くない。

やはり、十分な睡眠時間が確保できない。

休日の時間について

(結果=メリット大)

ロングライドでも昼までに帰れるので、休みが2日分あるかのような恩恵を受ける。

ロングライドを行えば、夕方自宅に到着するので、あっという間に休日が終わってしまう。

危険度について

(結果=イーブン?)

ナイトライディングはリスキー、メカトラブルがあれば、対応が困難。メリット無し

明るいと走りやすいのは当たり前。でも交通量も増えるので、逆に走りにくいルートもある。

昼食ついて

(結果=メリット無し)

 

ほぼ開店しているので、思い通りに食事が楽しめます。

開店前のケースが多く、結局コンビニか、24時間チェーン店になってしまう。

ライディング快適性について

(結果=イーブン?)

明るくて、かつ、渋滞がなければ全く問題ありません。

ナイトランは緊張。しかし、時間が早いので、帰宅までの渋滞は少なく、快適に走れる。

渋滞について

(結果=メリット大)

まず、早朝~昼前の渋滞はない。帰りも逆方向で、渋滞はなりにくく快適です。

午後の横浜幹線の渋滞は・・・・もはや、記載する必要がありません。

 

一番、私が重要視しているのは交通事故です。

BLOGで紹介しましたが20128月に、車に後ろから引っかけられており左手の生爪を剥ぐ外傷を負いました。結局全治2週間で、責任割合は後ろからの追突なので、「10:0」の全面勝利でした。しかし、結局お金をもらう立場で弱く、1週間ほど請求理由書作成に費やしました。この事故が、今でもトラウマで、普通のライダーより車には敏感だと思っています。

0600_三浦海岸.JPG
▲6時:6日に三浦海岸を往復しました。 海面に反射する光を捉えたいので、中央測光にて撮影。
結果的に幻想的な写真となりました。 自宅を出て3時間ですか、恐らく自宅には9時に到着するそうでしょう。

 

道路に信号があるのはしょうがないことで、それを守るのも交通ルールとして当たり前です。でも、渋滞・交通量が多い道は、時間やコースを工夫すれば防げるはずです。 

上表より、早朝出発のケースは理想解をゲットできると思っています。次に休日としての過ごし方ですが、帰宅が昼ぐらいとなり、午後は自由な時間に充てることができます。今の楽しみは、ロングライド後の昼寝なのですが、夕方帰着ではありえません。

しかし、これは睡眠時間削っている代償があるので当然かもしれないのでこれは評価の外にします。最後に昼食ですが、早朝出発の場合は、気の利いた食事は諦める必要があります。空腹時はコンビニ頼りで、どちらかと言うと「走り」に徹することになります。

20150110_0622_薄明のインターコンチホテル.JPG
▲1月10に、朝焼けツーリングをしました。この時はクロスバイクで三脚を担ぎました。写真は、薄明の時間の
みなとみらいのインターコンチネンタルホテルです。

 

結果、車を避けられるポイントが高く、私にとって、朝早く出発するほうに軍配が上がりそうです。そのうち、違う考え方が出てくるかもしれませんが、しばらくこのペースでツーリングをこなそうと思います。しかし、これ以上のエスカレートを防ぐために、朝焼け撮影等の目的がない限り、最早で4時起床、5時半出発を今後のルールとします。

20150110_0628_朝焼けの横浜港.JPG
▲1月10日6時28分:朝焼けのゲートブリッジになります。 深い赤色が綺麗でしたが、とにかく寒かった。

 

と書いておきながら・・・・、6日の横須賀の国道16号線上り車線を6時台に走り抜ける快適さは、忘れることができませんでした。 それと、やっぱり夜が昼が移行する時間帯が好きと言う点を書き忘れておりました。朝焼けツーリングは、年に何回か行うつもりです。

 

2. 東京湾一周以降のツーリング

 

2-1. 馬掘海岸朝焼けツーリング(56日)

 

GWの最終日の56日に2回目のツーリングに行きました。

2日に200km超ロングライドを行いましたが、結構しつこく残った四肢の筋肉痛というより、自転車に乗りたいという気持自体が5日昼まで沸き起こりませんでした。

でも、5日の快晴の中、ウォーキングで奥さんと買い物に行ったときに、国道1号線を自転車を駆っているローディーパーティーの満面の笑顔を見て、ムクムク自転車で風を切りたい気持が沸き起こります。

20150506_ルート図.JPG
▲5月6日のコース図です。 自宅を3時に出て、横須賀の先の馬掘海岸で朝焼けを迎えました。
三浦海岸に行って、コーヒーを飲んで帰ってきました。 

 

奥様は、彼らをジッと見ている亭主の顔を見て、「ハイハイ、明日は自転車ネ!」と言っていました。 まだ、私は何も言っていないのに、女性の感は恐ろしいもので、大当たりです。コースは何も考えていなかったのですが、7日からキチンと仕事開始しなければならない。できるだけ疲労は残したくないので、コースはフラットコースを選びます。

好きな三浦海岸のコンビニで、景色を眺めながらコンビニの100円コーヒーを飲むのが目的としました。また、このフラットルートだけのライディングでは変化がないので、早朝出発を1段階早くして、これも好きな馬堀海岸からの夜明けを、1月以来でしょうか、カメラに収める計画としました。

0451_馬堀海岸の穏やかな海.JPG
▲4時40分:朝焼けを迎える前の時間の海面は、何ともいえない色彩が広がります。 このSHOTをカメラに
収めるべく20枚以上撮影しましたが、なかなか気に入った写真はありません。

 

このGWの夜明けは横浜で448分です。 


横須賀の先の馬堀海岸まで30kmぐらいですから、3時に出ればなんとか間に合う計算です。三浦海岸を往復しても100km位なので、朝9時までに帰って来れば連休の最終日はゆっくり休めます。しかし、多くの読者の方は、「何もそこまでして100km走る必要はないのに・・・・」と思うはずです。当事者の私もそう思うのですが、とにかく、好き嫌いはとにかく、自転車は気が向けばいつでもどこでも出発できる自由な乗り物で、思い立ったら即実行できる手軽さも忘れることはできません。

 

このツーリングの文章は省略します。 写真だけ貼り付けますので、100kmが画面を通して雰囲気が伝われば幸いです。

0438_馬堀海岸朝焼け#1.JPG
▲4時35分:馬堀海岸到着。 この国道16号線は大好きな場所です。 今度は秋に来て、
星が残っている空を撮影してみたいと思っています。

0458_馬堀海岸朝焼け#2.JPG
▲4時58分:朝焼けが始まりました。 散歩している人も歩くのを止めて、この
日の出を見ています。

0602_三浦海岸朝のスイーツ.JPG
▲6時2分:「至福のロールケーキ(237kcal)」とドリップコーヒーです。とにかくすぐ口に入ることができて、
非常においしい。 体重が増加気味なので、家から持ってくる甘いものは中止しています。

0605_遠く三浦半島突端.JPG
▲6時5分:ここまで自宅から丁度50kmです。 帰宅モードに入ります。 気軽にここまで来れるのはロードバイク
の良いところですが、車やオートバイでは睡魔と闘うのが目に見えているので考えられません。

0825_みなとみらいに到着.JPG
▲8時25分:桜木町に帰ってきました。 ランドマークビルも完全に朝の表情です。 7時台にガラガラの横浜の
幹線を走る快感ばかりが残りました。 

 

857分に自宅に到着。3時過ぎに出発したので、100kmの指標通り6時間弱でした。また、3分の1はナイトランのはずでしたが、平均速度が良かったのは、とにかく信号に止められた記憶はなく、極めて順調に帰宅できました。

7日より仕事が始まりましたが、変速時間のツケで相当眠いことと、筋肉痛がとれず、やっとエンジンがかかったのは7日の夕方でした。

 

・ツーリングデータ
距離=101.4km、時間=4hr1min、平均速度=25.2km/h、消費カロリー=2,278kcal, 平均消費=567kcal/h獲得標高=400m, 最大標高=75m最高速度=49.5km/h、平均心拍=122bpm最大心拍=164bpm, 平均ケイデンス=76rpm、最高ケイデンス=113rpm

 

2-2. 新緑の宮が瀬ロングライド(59日)

 

9日のツーリングは、大好きな5月でもモチベーションが中々上がりませんでした。

しかし、体重がGWの後半から73kg台にへばり付いていたのが、さらに増加し74kg台を見据えるようになりました。理由はよく分かっているので、ここで悪しき習慣を絶てばよいのですが、しかし、9日に走らなければ体重がさらに増える脅迫感が強く、気分が乗らないまま、最早の4時半に起床して5時に自宅を出るべく準備をします。

 

コースは、ホームグラウンドの宮が瀬とします。

このコースは100km丁度、獲得標高は800mで、カラダに強い負担をかけるコースでないことが採用した理由です。今回は、フィットネス目的もありますので、心拍を無視して、平均速度にこだわった走りをしてみようかと思っています。

0546_目が覚めだした国道16号.JPG
▲5時46分:自宅から45分。まっすぐ行けば宮が瀬、左に曲がれば厚木方面です。 この交差点で、
やっとモチベーション火が付きました。 このあと順調に宮が瀬に向かいます。

 

9日の天気は曇りでイマイチですが、まあ雨さえ降らなければ良しとします。

とは言いつつ、やはり気持ちが乗っていないので、心も体も被害者意識満タンで走る時ほど自転車は辛いモノはありません。 それでも淡々と足を回しているうちに国道246号に合流しますが、ここで何故か、自転車に乗っている快感がカラダを襲ってきます。 

9日は湿度が高く、上半身にジワッと汗が出始めましたが、この汗でカラダが活性化されたような感じです。 いつもの精神状態に戻って橋本に向かいます。

 

渋滞の国道16号の鵜野森~相模原はいつも通りの車の多さですが、今回は心拍フリーで飛ばしています。 相模原23km地点の自動販売機の位置で、自分のペースを確認しています。 昨日も自宅からの時間を測っていましたが、何時もより3分ほど早い結果にカラダの調子も悪くなさそうです。

0707_三ケ木の上り.JPG
▲7時7分:三ケ木の上りですが、この上りもその日の体調の試金石にしています。
2週間ぶりのダンシングはぎこちなく、坂の途中脚がダレました。

 

橋本の先のコンビニで休憩し、津久井湖を通過して三ケ木の短い上りに入りますが、登坂速度もいつもと同じですが、心拍が低めで問題ありません。

国道413号線が分かれる青山交差点より、通い慣れた宮が瀬への上りに入りますが、2週間前ぶりのダンシングも錆びついておらず、息を切らせることなく、少し早めの744分に宮が瀬中央公園に到着します。

0744_宮が瀬中央公園.JPG
▲7時44分:宮が瀬公園に到着。とにかく早過ぎで誰もいません。 9日は曇りでしたが、雄大な景色に
時間を忘れます。

0748_宮が瀬の藤の花.JPG
▲7時48分:公園には藤棚があります。満開を迎えていました。何枚も写真を撮りましたが、その深い色を
完璧に捉えるのは難しかったです。
0750_目的のベンチ.JPG
▲7時50分:公園の中央のこの木の下のベンチで、コンビニスイーツを食べるのが今回の目的。
いつの間にかむせ返るような緑に覆われています。
0753_コンビニスイーツ.JPG
▲7時53分:やっと本格的に休憩。 「ふんわりバウムクーヘン」を賞味。ドリップコーヒーでないのが残念ですが
このパックコーヒーでも十分おいしかった。

 

ここで軽く雨が落ちてきましたが、今日は公園の見晴らしの良いベンチで景色を楽しむため長い階段を降ります。最近食べるようになったコンビニスイーツが、体重増加に良くないと知りつつ、橋本でこのバウムクーヘンを買うときは、クセでパッケージの後ろのカロリー表示を確認していますが、本当にそのおいしさは侮れません。ドリップコーヒーでないのが残念ですが、前回の三浦海岸に引き続きスイーツに舌鼓をうちました。

0001_宮が瀬ベンチで休憩.JPG
▲7時55分:この猫はずっと私を付けてきました。何かくれるのだろうと付いてきたみたい
です。ベンチで待っていたら、そそくさと歩いていきました。

しばらく、宮が瀬の自然を楽しみました。結果的に、自分の享楽の虫を押しつぶして来てよかった。 曇り空なのでコントラストはありませんでしたが、若葉のむせ返るような匂いで、体中の毒素が洗い流されていくような爽快感を感じます。本当に、この季節は1年で最も美しいと思います。 来週以降も、この季節感を五感で感じるツーリングに出かけたいと思っています。

0803_雨が降り出した.JPG
▲8時5分:小雨が降ってきました。 ウインドブレーカーを着て土山峠経由厚木に向かいます。

 

810分に宮が瀬を出発し、降り出した雨に寒さを感じつつ、帰宅モードに入ります。

厚木で246号に再合流しますが、この時点で9時を少し回っていますが、246号の反対の下り車線は車でビッシリです。ここでも早出の恩恵を受けており、ガラガラの上り車線に入ります。 平均速度も24.8km/hで結構速く、自宅には悪くても24.5km/h以上で戻れるはずで目標は達成できそうです。

 

しかし平均心拍は、結構飛ばしているので、体感的に130拍の中盤ぐらいかなと思っていましたが、サイコンを見ると130拍も行っていない。 

ここ34ツーリングは平均心拍が低く抑えられている傾向です。この歳で、平均心拍が減るということは、少ない鼓動でカラダに効率よく血液を送っていることになるので、ポンプとしての心臓機能が改善されたということになります。 もう少し様子を見て、自分なりに調べて見ることにします。分かったらまたレポーティングします。 

0958_慢性渋滞の国道16号.JPG
▲9時58分: 国道16号線の卸センター前ですが、ここは慢性的な渋滞が起きている箇所です。
7時ぐらいに自宅を出ると、この渋滞に遭遇し、狭い歩道に逃げますが、ルートを変更する事よりも
この渋滞を避ける時間帯を選んだのが正しい言葉です。

  

国道16号に戻り、10:30に自宅に到着。 普通100km6時間かかるはずですが、5時間半で終了しています。 今回のツーリングの休憩は3回で、とにかく無駄の少なかったツーリングでした。来週も比較的ラクなルートを走り、今月末には、避けていたキングオブハードルートの小田原足尾峠を企画することにしています。

というのも・・・・、今まで自転車に一番乗れていたのは一昨年の2013年でした。2014年は全体的にパフォーマンスが落ちましたが、まだまだ老け込むわけには行かないので、2015年は2013年並みのパフォーマンスに戻すのが目的なのです。

 

・体重データ (体重が増加気味!)

体重=73.2kg, 体脂肪率=13.5%, BMI=20.9内脂肪=5%

 

・ツーリングデータ
距離=102.4km、時間=4Hr9min、平均速度=24.6km/h、消費カロリー=2,386kcal, 平均消費=565kcal/h獲得標高=835m, 最大標高=352m最高速度=45.0km/h、平均心拍=128bpm最大心拍=164bpm, 平均ケイデンス=74rpm、最高ケイデンス=103rpm


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予定外の三浦海岸往復ロングライド(その274:タイヤの交換) [ロードバイクロングライド]

今週は仕事が忙しく、体調がイマイチなので、今週のツーリングは休みにしようと思っていましたが、16日にタイヤの交換をしてしまったのがまずかった。 どんなタイヤなのか急に走りたくなったのがキッカケで、予定外だった三浦海岸往復のロングライドを走りました。 結果、1年半ぶりの新しいタイヤのキレ味に感動しました。

 

1. タイヤの交換

 

(1) レース仕様タイヤの耐久性

現在使っているタイヤは、ブリヂストンエクステンザRR1Xです。

実は使い出したのは20141月で、すでに14か月使っています。既に走行距離は7000kmを超えましたが、この記録は、今まで使ったタイヤの中で最長です。 

RR1Xは軽量のレース指向のタイヤで価格もそれなりでしたが、旧モデルより大幅に値が落ち、さらにAMAZONで大幅にディスカウントしていたのがゲットした理由でした。 エクステンザRR1Xの寿命はブリジストンのサイトより下記の様になります。

 

表:ブリヂストン自転車タイヤの寿命一覧表

目的

モデル

タイプ

寿命

【決戦用】

RR1X

(バランス型)

3800キロ

RR1HG

(ハイグリップ型)

3800キロ

RR1SL

(ヒルクライム型)

2700キロ

【練習用】

RR2X

(耐久性と走りを両立)

5300キロ

RR2LL

(耐久性に特化)

7800キロ

 

ここで【決戦用】と銘打っているのは、パフォーマンスが非常に高いのですが、いかんせん寿命が短い。 私は、年間5000kmをノルマとしているので、1年間は続かないということになります。 

残念ながら、RR1Xを導入した新品の時と、7000km走った今と、どこがどう違うか分からないのが正直なところですが、写真のようにサイドウオールに小さなヒビと、トレッド面にいくつもの小さな穴が開いており、パフォーマンスは置くことにして、安全上タイヤとしては役目が終わったかなと思います。

0002_RR1Xトレッド面.JPG
▲トレッド面にいくつも浅い傷が出ています。一時期補修していましたが、最近は
金属片をチェックするだけにしています。

0003_RR1Xサイドウオール.JPG
▲サイドウオールには大きなひび割れはありませんが、ゴムの劣化を知らせる小さなひび割れが出来ています。
7000km走ると、この通り印字されたロゴマークも劣化します。

 

タイヤ寿命の判断は走行距離が目安にはなりますが、やはりコマメにCHECKするのが一番だと思います。また、上表の走行距離は、タイヤが減りやすい後輪の寿命だと思います。 私の場合1700kmだと記憶していますが、パンクを期にタイヤローテーションを行なったので、1年以上も乗れたのではないかと思います。 今度のミシュランPRO3も、ローテーションを行い、1年以上は使い切りたいと思っています。

 

(2) タイヤごとの走行データ

パソコンでタイヤ銘柄毎に走行データを纏めていますので、参照にしてください。 

この表は、まさに私のロードバイクの歴史そのものだということに気付きます、 データの性格は上達の過程であり、結局はホイールやタイヤの比較でないことになります。

タイヤデータ.JPG
▲タイヤごとのデータを纏めております。どれも大した違いはないのですが、走行距離は
大きな差がついています。それにしてもRR1Xは良く走っています。

 

なので、あまり意味のない表かもしれませんが、一つだけ、各タイヤにおける走行距離がそのタイヤの特徴を物語っています。そのうちパナソニック Race TypeAだけは、事故でタイヤに大きな穴が開いたので、すぐ保険求償で取り換えました。 このタイヤはお気に入りでしたがサイドウオールのヒビが目立っていましたが、あと1000kmは乗れたような気がします。 

コンチネンタル GP4000Sは時間切れなので強制的に交換しましたが、タイヤケーシング、トレッド面が固いタイヤでしたので、後軽く2000~3000kmは乗れたはずです。

それにしても耐久性をあまり期待していなかった、日本製ブリヂストンエクステンザRR1Xの7000kmは良く走ったと思います。上表で(バランス型)と書いている通り、軽量・軽さ・耐久性が高い次元でバランスしている優秀なタイヤでした。

一方、今回交換したミシュランPRO3は、軽量タイヤでレース仕様のようですが、対振動とグリップに対策が進んだタイヤと聞き、巷でも非常に評価の高いタイヤですが、いかんせん耐久性を犠牲にしている。 私のような走り方は、耐久性と振動性が第一優先で、漕ぎ出しの軽さはその次です。 どこまで寿命が延びるのかですが・・・・、今回は長距離頑張ってくれたRR1Xで得た貯金がありますので、少なくとも2015年の年末まで持ってくれれば良しとします。

 

(3) エステンザRR1Xのインプレの纏め

 

今回手に入れたのはミシュランPRO3です。実は、パナレーサーTypeAをリピートしようと思っていましたが、会社の自転車愛好会の後輩が、去年の12月にPRO3を買いながら、別にコンチネンタルのタイヤを手に入れたので、せっかく買ったPRO3を装着せずお蔵入りだったそうです。その時、私がタイヤを物色中だったので、焼き肉のおごりで譲ってもらうことにしました。 

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▲後輩より譲ってもらったミシュランPRO3です。 PRO3を履いたライダーが、他の自転車
を千切っています。やる気満々です。

 

早速、16日土曜日は午前中雨でしたので、タイヤ交換の作業をしました。ところが、2本のタイヤを入れ替えるだけで軽く1時間かかりました。嵌めこみが非常にキツクて、最後の4~5cmがどうしてもビードに落ちてくれません。

結果、タイヤレバー1本を折ったどころか、Tubeを2本ダメにし、両手の握力は消えてなくなり、両手の親指の皮はペロンと剥けました。 ツーリング中でパンクの事を考えると先が思いやられますが、後には引けません。何とか根性で作業終了しましたが、シャツに汗と血がにじんでいました。 

0004_R-Airチューブ.JPG
▲あれだけ注意して組み込んだR-Airですが、はめ込みの最終段階でてこずりました。結局タイヤレバーで
傷をつけたのか即パンクです。 結局、Tubeの在庫をもう一本ダメにしました。
こうなると後に引けません。 それにしても、勿体ね~。

ここで注意。PRO3の周長が小さいわけでなく、HW-6700Tubelessホイールで、少し大きめにできています。 クリンチャー専門のホイールの方が周長が短く、タイヤレバーがなくてもすんなり入ってしまう様です。今さらTubelessタイヤを使うことはあり得ませんが、非常に気に行っているホイールなので痛し痒しです。 とにかく、PRO3がパンクしないことを祈るだけです。

0004_やっと交換.JPG
▲やっと組み上がったミシュランPRO3です。ミシュランのロゴはシンプルで、こちらの方が美しい。
これから、負傷した指にバンドエイドをして試運転に出かけます。 

 

RR1Xのインプレに入りますが、私は専門家でないので正しくないかもしれませんが、緊急タイヤとして、押入に入れたエクステンザRR1Xに敬意を表しつつ纏めます。

・漕ぎ出しは軽い、でもコンチネンタルGP4000Sのような感動はなかった。

・グリップは良い方と思います。でも路面に吸い付くような旋回性は感じられません。

・直進性/安定性は十分です。ハンドルの切れ込みも少なかった。

・耐久性は最高でした。ヒビ割れ、トレッド面のキズは最後まで出なかった。

・振動吸収性は通常のレベルでした。しかし、パナRaceAやリチオンの方が良かった。

RR1Xは、特筆すべきタイヤではないのが印象でした。でも、しっかり抑える所は抑えつつ、それでいて自己主張もしない、精度の良い・大人しい日本製のタイヤで、ドイツ製のGP4000Sと対極のタイヤでした。

1852_産業道路終了.JPG
▲18時52分:産業道路終了。 完全に暗くなる前に帰れそうです。 この時間も早朝と同じく磯子産業道路は
ガラガラです。 この時間に走行するのも「有り」です。

 

私の様なロングライドメインの走り方では、このようにすべてが平均以上のタイヤで良いのかもしれません。 それにしても4000kmぐらいしか寿命がないと思っていましたが、その倍近く走ってくれたのが驚きでした。でも、リピートするかと言う問いに対しては、恐らくないでしょうと言うのが正直なところです。

 

2. 新しいタイヤに感心したロングライド

 

土曜日の午前中は、後輩から譲り受けたミシュランPRO3を装着しました。まさに、ヘビーな作業の終了後の脱力状態で、ネットでPRO3のレビューを調べて見ると、非常に評判が良い。

要約は次の通りです。 まず、重量も200gしかなく、漕ぎ出しが軽いこと/とにかくグリップが素晴らしい/振動を良く抑えてくれて乗りごごちが非常にいい/でも耐久性は犠牲にしている。という言葉が躍っております。「もっと早く出て欲しかった」と言う下りにノックアウト喰らいました。

 

今週は自転車に乗ることは止めることで考えていましたが、このネットの文字に踊らされ、雨が上がった午後から、新しいタイヤの試運転にいくことにしました。 この試運転は、何時ものイチデジと心拍計を外して、自転車用4分丈パンツでF85を走らせるべく、14時過ぎに家を出ます。

1506_磯子で意味もなく撮影.JPG
▲15:06:磯子で意味もなく撮影。 PRO3の素晴らしさに気持ちが高揚します。
この時間帯を走るのは1年ぶり以上ですが、やはり交通量が多くて苦労します。

 

ルートは、横浜みなとみらいから金沢八景の往復50km弱です。 これだけ走れば、新しいタイヤは一皮むけるはずです。

それ以外に、自転車には「遅れパンク」と言う意味不明のパンクがあります。 私の場合早朝に出ますが、「はめ込み地獄」のPRO3が暗い時にパンクしたら、ほぼお手上げなので、遅れパンクがないことを確認するのが主な目的なのです。

 

新しいタイヤの素晴らしさは、走り出して1分ぐらいですぐわかりました。 

とにかく漕ぎ出しは軽い・加速も素晴らしい・振動は良く吸収というか、良くかわしてくれる・地面に吸い付くようなイメージで曲がってくれる・ブレーキ性能も良くなった、これがファーストインプレッションです。 

特に驚いたのが、国道1号線の戸部駅付近で信号に捕まった時です。足をゆるめてブレーキングの態勢に入りますが、そのとき「ツー」と背中を押してくれるような感覚に驚きます。 これは、始めて乗ったGP4000S以来の数年ぶりの感覚です。

1616_馬堀海岸.JPG
▲16:16:八景で終了する予定が馬堀海岸まで来てしまいました。ここでロングライドを
走り切ることを決意。 帰宅時間が遅くなりそうなのが不安と言えば不安でした。

 

オーバーな表現ですが、オ-トバイの時代から、ミシュラン・ピレリ・コンチネンタルの欧州タイヤの素晴らしさは、歴史が物語っているのか、技術力が秀逸なのか、国産のダンロップ・ブリヂストンとは全く違うフィーリングで、タイヤの自己主張を感じます。

横浜トライアスロン開催で交通規制が激しかったみなとみらいを抜けて、産業道路に入りやっとスピードを上げることができますが、やはりいつものレーサーパンツでないので、40km/h以上の高速域は諦めます。 

 

そのまま16号を走りますが、あっという間に金沢八景に到着。今日はここで帰宅する予定でしたが、あまり気持ちが良いライディングなので、横須賀を抜けて馬堀海岸まで行くことにしました。みなとみらいの大渋滞で23.0km/hの前半だった平均速度も、いつのまにか25.0km/hになろうとしています。とにかく、今日はミシュランPRO3のパフォーマンスに驚きます。

1639_47.0km地点.JPG
▲16時39分:浦賀で撮影。17時に三浦海岸に到着出来そうです。結構、距離計だけ見て
走っていたような気がします。

 

RR1Xも悪いタイヤではありません。この差は何だろうと考え始めました。 

RR1Xはすべてが中途半端な印象でしたが、これはSpecを超え7000kmも走ったので、全てが劣化していたのではないか? 今冷静に考えると、新しいタイヤをケチった結果です。

いつも思うことですが、ロードバイクで部品の投資を間違えたり、ケチった結果、走りのパフォーマンスは最初より明らかに落ちます。ロードバイクの特色として、それが非常に狭いイメージがあります。 少しわかりにくくなって申し訳ありませんが、書きなおすと、ロードバイクは劣化しても何でもそれなりに元気よく走ってくれます。でも、その劣化具合が非常にゆっくりしており、ライダーはそれに慣らされ、そのままになってしまうのが、今回の理由だと思います。

 

そんなことを考えるうちに自宅から40kmの馬堀海岸を過ぎます。このまま帰っても80kmです。このツーリングは、タイヤの試運転なので記録しないツーリングにしようと思っていましたが、これって結構ずるくて、やはり走る以上はロングライドにすべきです。

5月末まで続ければ週末ロングライドが1年間続くことになりますが、実は2015年は、オールロングライドにするつもりで、目標を切り替えています。

 

あと20kmも足せばロングライドになるので、56日に行った三浦海岸往復のコースに切り替えることにしました。このルートだと自宅に戻るのは20:00ぐらいになります。

しかし、今日は帰宅が遅くて心配する奥様が居ません。息子のアパートに泊まりがけで行っている事と、三浦半島は何回も走っているので、ナイトランでもまあ問題ないでしょう。 焦る必要はどこにもありません。 目的を最近ハマりつつある三浦海岸のコンビニのスイーツとし、元気よく再出発します。


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▲17時10分: 三浦海岸のコンビニに到着。すぐ「ふんわりワッフル」(188kcal)を買いましたが、その甘さが
胃に染みわたります。実は、休憩はこれが初めて。 復路もずっと走り続けました。
結局、無休憩で自宅に到着。最も少ない休憩のツーリングでした。

 

三浦海岸に到着したのは17時。 

本来は夕やみ迫る海がダイナミックに見えるはずですが、今日は曇天で風が強い。また、昼食がいい加減だったので、すごく空腹なことに気が付きます。 コンビニスイーツを見たら撮影する前に、食べてしまいましたが、胃に染み入る様なおいしさに満足します。

それにしても、何時もイチデジを持ってきているのでウエストバックが必要でしたが、今回はコンデジだけなので、自転車ジャージだけで来ています。その軽快性に改めて驚きますが、これからもイチデジを積まないツーリングはあり得ませんが、天気が悪い時は今回の軽装も有りです。

1712_三浦海岸より帰宅.JPG
▲17時12分:とにかく感動したPRO3です。 久しぶりに黒いタイヤで、F85が
引き締まったような感じがします。

 

帰りは横須賀から向かい風が弱くなりスピードが上がります。

PRO3は漕げば漕ぐ分スピードがそのまま上がる感じで全てがダイレクトで、自転車を漕ぐこと自体が楽しくなってしまいます。 古いRR1Xは走っていて、なんというか、如何にも力が伝わっていない感覚がたまにあったのですが、やはりカラダが慣らされてきたのは否定できません。やはりタイヤとホイールは、走りのパフォーマンスを左右する重要なパーツです。 

1819_最後まで曇天.JPG
▲18時19分:とにかく今日は最後まで曇天でした。 自宅まで20kmちょっとです。 19時30分には
着きそうです。 とにかく休憩がなかったので非常に早かった。
 

また、今回のPRO3の特色で、平均ケイデンスが大幅に上がっています。 これは物理的に転がりがいいのか、単純に漕ぎ易くなったのかわかりませんが、ケイデンスを早くしても心拍が上がらないということでしょうか? 今回心拍計を付けていないので、平均心拍が分かりませんが、来週のツーリングが楽しみです。

1828_そろそろ最高輝度でナイトラン.JPG
▲18時28分:フロントライトを常時点灯にしますが、LEDライトのありがたさで、非常に
明るくて助かります。産業道路はペースダウンで余裕を持って走り抜けます。

 

ペースを無視して走っているのと、レーサーパンツを履いていないのか尻痛が出始め、磯子の産業道路はスピードを落とし気味に走ります。 自宅に戻ったのは19:30でした。 さっそくタイヤを譲ってくれた後輩にインプレをMailにまとめる仕事が残っています。 この無計画ツーリングで、17日の日曜日は休みに出来ます。久しぶりに寝坊できますが、また早起きしそうです。

 

・体重データ (体重を絞りました。もう1週間続けます。)

体重=72.2kg, 体脂肪率=13.0%, BMI=20.6内脂肪=5%

 

・ツーリングデータ
距離=102.95km、時間=4Hr7min、平均速度=25.0km/h、消費カロリー=未計測平均消費=未計測獲得標高=400m, 最大標高=71m最高速度=42.5km/h、平均心拍=未計測最大心拍=未計測, 平均ケイデンス=80rpm、最高ケイデンス=102rpm

 


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境川~横須賀定番ロングライド(その275:平地最高速にトライ!) [ロードバイクロングライド]

上級者の方、つまりレースの上位に名を連ねる方は、40km/h巡航なんて当たり前のことですが、僕ら「非アスリート系中年自転車乗り」には、最大瞬間風速で40km/hを出すことは出来ても、巡航となると経験をいくら積んでも遠い夢です。

P1030310.JPG
▲タイヤを替えるとなぜか最高速に挑戦したくなるのはサイクリストの習性でしょうか? 今回のツーリングは
意味はありませんが、最高速にトライしました。 結果は如何に???

 

確かロードバイクを手に入れて2年目の春でしょうか、神奈川境川サイクリングロードの鷺舞橋で休んでいたら、同じ歳位の中年のライダーと少し話をしました。 その方は、40km/hが平地で出したことあるか聞いてきましたが、確かに下り坂以外で40km/h出したことはありません。何となく、私もそれ以来40km/hを特別視するようになりました。
平地の最高速なんて全く意味がないことですが、タイヤを新調したので加速性・直進性が気になるところで、タイヤを交換した時の鉄板作業です。このツーリングの帰りの磯子産業道路でトライしてみました。

 

1. 境川~横須賀定番ツーリング 

 

(1) 5月度の走行距離

 

今回のツーリングのコースは、何回も変わりました。

と言うのは、5月度の月間走行距離は東京湾一周の200kmを含みますので、今回ロングライドを行えば600kmは簡単に超えます。 今までの月間最高は633kmを走ったことがありますが、あともう一回週末がありますので、ほぼ未経験の距離に入ろうとしています。

5月は新緑の季節で、毎年結構走っていますが、今年は東京湾一周200km以降、ブレーキをかけるもう1人の私がいて、簡単なルートばかり選んでおり、今回も悩んだということです。

コース図.JPG
▲今回のコース図です。小さなアップダウンが多そうですが、そんなことはなくフラットなルートです。
距離だけはカチッと102kmで、外乱が少ない定番ルートです。

 

5月は単純にすべての週末を、自転車ツーリングに費やしている事実よりも、「走り過ぎ」の感覚が強い。今週はカラダの調子が悪ければ、正直ツーリングを休もうと考えていました。 しかし、金曜日まで相変わらず仕事は忙しいものの、いつもの体調は全く変わらず維持しています。

半分あきらめて金曜日に退社する時に、今回のコースを決めました。 おそらく、23日が晴れ以外の天候で、タイヤさえ新調していなければ、なんやかんや言って休んでいたでしょう。 こうなると「自転車にハマっている」という表現より、「強迫観念に悩まされると」いう言葉が正しそうです。


月間走行距離.JPG
▲当たり前ですが・・・・、東京湾一周で200km走ってしまったので、このツーリングを入れると5月の月間は
600km超えました。 月間目標は400kmですので、どこかブレーキをかけてしまいます。

来週もロングライドを計画すれば、月間走行距離が750km超えてしまいます。この距離数を、今後も増やすかという質問に対しては、もう一人の自分が「絶対ありえません」と言いそうです。


(2) 定番のサイクリングコース

 

このルートは本来冬に走るルートですが、新調したタイヤの性能を見たくて、できるだけフラットなルートを選んでいます。

しかし、モチベーションが全くなく、次の日の出発が早い時は、10時前に眠りにつくのが普通ですが、今回は睡眠に失敗したのか、本格的に寝たのが12時ぐらいでした。それでも、23日の朝は予定通り、寝不足に関わらず4:30前に起床します。

眠気タップリで、諦めたようにローディールックに着替えますが、綺麗な青空を見ると気持が入るのが自転車の不思議なところです。いつも通り5時に出ることになりますが、11時に帰ってきることに目的を決めます。 

0511_朝の桜ヶ丘.JPG
▲5時11分:出発時の東の空です。スカッと晴れ渡り最高のコンディションです。 11時に帰宅する目標とします。

 

青い空の下を5月の柔らかい空気の中を走らせていると、先々週曇りだった宮が瀬に十分に行けるぐらいエンジンがかかってきましたが、ここは気持ちを制して町田から境川サイクリングロードに入ります。 神奈川県には、走りやすいサイクリングロードが全くありません。 幹線と同じく、この18kmの区間をできるだけ朝早く抜けるのが得策です。

 

サイクリングロードと言うと、車が来ない、信号がないだけ走りやすいルートと考えがちですが、ここは地元の方の生活道路であり、ウオーカー・ランナー・家族連れ等々、とにかく狭い幅員に人が多い。冬ならば寒いので、この人出は1/2~1/3以下になるのが一般道と違うところです。 でも、5月のこの陽気では、とにかく6時台に抜けるべく5時出発を選んでいます。

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▲5時51分:境川サイクリングロードに到着。 ここからの18kmは人の往来に気を付け
なければなりません。 走り易そうで、実は気を使うサイクリングロードです。

 

境川サイクリングロードで休む鷺舞橋で、今回は走りに徹しそうなツーリングなので、義務的に撮影をして、休むこともなく藤沢に向かいます。そんなに強くないのですが、向かい風があり、30km/h出ないのはしょうがないのですが、なにか風がしつっこくまとわりつく感じでした。サイクリングロードはいつもなら平均速度は25km/h台で終了しますが、今回は少し遅めの24.4km/hで終了。少し平均心拍も高めの129拍です。

0626_鷺踊橋.JPG
▲境川のスポットの鷺舞橋です。 この橋は写真中央の柱1本で橋全体の
重さを受けています。非常に珍しい構造物で、日本でも数例だそうです。

走りやすい国道135号で挽回すればいいのですが、それにしても、新しいタイヤのミシュランPRO3の振動吸収性に驚きます。少しですがブリヂストン エステンザRR1は路面情報をダイレクトに伝えてくれました。しかし、PRO3では、それを少しオブラートに包んでくれて、全体はジェントルな振動吸収性です。 うまく書けませんが、乗りごごちは今までのタイヤの中でピカイチです。

0627_境川定点撮影.JPG
▲6時27分:鷺舞橋より遠く戸塚・藤沢方面を望みます。とにかく空気が柔らかくコンディションは最高です。
最近雨が少ないせいか、境川の水量も少ない。しかし、神奈川県民の水がめは宮が瀬ダムで、
ダム開設以来、取水制限したことはないそうです。

 

鵠沼海岸より国道134号に入りましたが、期待していた追い風の恩恵は受けることができませんでしたが、久しぶりに30~35km/hに加速することができます。 この朝の7時の国道134号はさすがにガラガラです。 稲村ケ崎の先で、海の眺望が広がるカーブがありますが、海面に反射する朝日と、左に緩やかに曲がる道路のカーブのシーンが目に焼き付き、思わず自転車を止めて5~6枚撮影しました。 自分が触ったことのある機能で取りまくりましたが、やはり頭でとらえたシーンと、PCに出てきたデーターは程遠かった。 それでも下記に添付しましたので、早朝の湘南の雰囲気が伝われば幸いです。

0716_稲村温泉先の気持ちよい海岸線.JPG
▲このカーブと、海面の朝日の反射が綺麗で、何枚か撮影しました。 上空を見上げると
風が強いのか、巻雲が発生しています。 このツーリングは上空も良く見ました。

 

ここまで50km近く走っていますが、まだ休んでいないことを思い出します。平均速度もやっと、いつもの25.0km/h台に乗ろうとしていますが、由比ヶ浜のコンビニで少し休憩します。ここでのお目当ては、コンビニのスイーツとコーヒーです。 他のブロガーの方に教えていただいた、最近コンビニが力を入れているドーナッツとアイスラテを注文し、道路の反対側のベンチで休憩をします。 

0723_嬉しいですが、もう少し手前.JPG
▲7時23分:最近多くなっているロードバイクで集客をしたいので、お店のサービスですが・・・・・、BARは、あと
20~30cm手前にずらせてくれないと、使うことができません。 まだまだロードバイクの認知度が低いです。 


0732_本ツーリングのスイーツ.JPG
▲7時32分:今日のお目当てはアイスラテと、ハワイアンプレーンドーナツです。 まずは、付いてきたプレーン
シュガーで袋の中のドーナツに良くなじませ、それをいただきます。 思わず幼少期に食べていた
懐かしい味に近く、あっという間に食べてしまいました。

 

このドーナツは「ハワイアンプレーンドーナッツ」という名前でしたが、写真の様に紙袋に入り、シュガーが付いています。 店の人に教えてもらった通り、このシュガーを紙袋に入れて良く振り、ドーナツにまぶして食べましたが、これはおいしい! 

この味は、自分の事で本当に申し訳ないのですが、小さい時に、亡くなった父親に買ってもらった、おやつのドーナツの味に非常に近く、兄弟で奪い合うように食べていた瞬間を思いだしました。 実は4年前ですが、このドーナツが食べたくて幼少期を過ごした街に行ったのですが、閉店していました。 妙に優しい気持ちになり、しばらくベンチでボーっとすることにしました。

0736_由比ヶ浜.JPG
▲7時46分:そろそろ由比ヶ浜を出発します。 妙に浜が白いような気がしませんか? おそらく砂を取り換えた
様な気がします。もう20~30年前ですが、この砂はもっと黒かったはずです。 今度調べて見ましょう。

20分ぐらい座っていたでしょうか、再出発することにします。

逗子~葉山を抜けて、横須賀へ向かう丘陵地帯に入ります。空はあくまでも青く、カラダに受ける風も優しく、稲村ケ崎のあのカーブと、ドーナツに再会できたのか満足します。

横須賀に向かう下りで、ロングツーリング用に装備しているライトやサイコンを付けるエクステンションバー(写真)の付け根に、振動が理由でしょうか、「ひび」が入っていることに目が入ります。この前壊れたフロアーポンプと、この部品は私の中で最古参のパーツでした。壊れたのは偶然でしょうが、自分のキャリアを考えます。

0921_長年使っているテンションバー.JPG
▲9時21分: 長年使っていたロングステーが振動でひびが入りました。 私の最古参のパーツなので、
少しさびしいような気がします。 

 

横須賀から金沢八景まで、比較的脱力して走りました。これは、磯子産業道路で、平地の最高速トライをするためです。八景の最後の信号待ちで水分を補給すると、急に目が三角に座り出します。信号が青にかわり、タイミングを見計らうまでもなく、すぐ全開モードで走りだします。 

 

この日の産業道路は無風でなかったので、漕いでいる足と胸が軽く当たるぐらいカラダを小さくします。結局、もがき切って達成できたのは47.7km/hでした。

心拍数を見ると、もう少し伸びたかもしれませんがいい所です。前回のRR1X48.0km/hでした。 いつか見た雑誌の若いライターは52.0km/hでしたので、今でも指標としています。 その後40km/h巡航ができるかどうか、次のステップに入ります。結局、時間は正確に分かりませんが1分以内でしたら何とかですが、・・・・・明らかに5分以上はムリです。 いつものように35~38km/h位で走り抜けるのはOKでしたが、心拍は140拍を超えているので、1時間はとてもムリだろうなと思います。

0657_鵠沼海岸巻雲.JPG
▲6時57分:鵠沼で空を撮影。流れるような雲が美しい。 この時間帯の江ノ島はとにかくガラガラでした。
やっと向かい風から逃げられますので、鎌倉に向かってスピードアップできます。

 

自宅には10時半に到着です。滝頭のコンビニで休んだのですが、結局このツーリングも2回しか休憩していません。 とにかく早朝より100kmをただ走りぬけた事実に、満足すべきかどうかわからない内にツーリングが終わってしまった印象です。 帰宅後、ベッドにバタンキューで、起き上がったのは午後4時ぐらいでした。

 

2. RR1XPRO3のデータ比較

 

ここから先の話題は自転車のディープなネタです。実は今回のコースは、今年の124日と全く同じです。タイヤを替えた時の定番で、前のタイヤのブリヂストン エクステンザRR1X(日本製)と、今回のミシュラン PRO3(仏製)の比較を下記の表にしてみます。

 

項目

2015/1/24

RR1X)

2015/5/23

PRO3)

備考・結果

距離(km)

102.7

102.6

 

時間(Hr:min)

4hr8min

4hr3min

ほぼ同じ

平均速度(km/h)

24.85

25.3

少し速かった。

平均心拍(bpm)

131

130

ほぼ同じ

最大心拍(bpm)

172

164

ほぼ同じ

消費カロリ(kcal)

2,299

2,262

ほぼ同じ

平均消費(kcal/h)

556

558

ほぼ同じ

平均ケイデンス(rpm)

70

78

 

最大ケイデンス(rpm)

107

105

 

平均動力(W)

217.5

215

推算、ほぼ同じ

最低気温(℃)

3

16

 

 

結果、124日と523日の気温の差はありますが、厳密な空気抵抗(向かい風・着衣)は比較できないので無視することとします。結果は上表のように、平均速度が25.0km/hを超えましたが、これはたった5分違いなので、「ほぼ同じ」と考えます。

RR1XPRO3も決戦用レースタイヤなので当たり前の結果かしれませんが、大きくい違ったのは、ケイデンス数(ペダル回転数)です。

 

RR1XPRO3の漕ぎ出しは軽く、加速性はほぼ同じ印象でした。しかし、サイクリストの常時回転数として指標の90rpmをキープさせようとすると、RR1Xは心拍数が上がってしまい、ギヤをアップしてスピードをキープする走り方でした。一方、PRO3は心拍数が上がらないので、ケイデンスを大きくできることが、先週のツーリングでも感じていました。

0001_PRO3.JPG
▲とにかく素晴らしいパフォーマンスのミシュランPRO3でした。 来年以降もリピートする可能性が高い。

 

これは、タイヤのころがり抵抗がRR1XPRO3がまるで違うことが予想されますが、この抵抗は、自転車が受ける全抵抗の5%以内なので、走りのパフォーマンスには影響しません。結果、今回のツーリングでも敬遠していた90rpmのケイデンスは常時出せていたような記憶があります。 昨年の2014年はケイデンスが遅くなったのはまさにタイヤのせいとは思っていなかったのですが、もう少し深く研究してみましょう。

 

あと数字に現れませんが、大きな違いは振動吸収性でした。 路面が荒れると足を止めて荒れた路面を流す場面がRR1Xはあったのですが、PRO3はそのまま漕げたような記憶があります。 もしかしたら、平均速度アップに少し寄与しているかもしれませんが、振動によって良く生じていた腰痛が全くなかったのは大きいと思います。

 

 

・体重データ 

体重=72.6kg, 体脂肪率=12.9%, BMI=20.8内脂肪=5%

 

・ツーリングデータ
距離=102.58km、時間=4Hr3min、平均速度=25.3km/h、消費カロリー=2262kcal平均消費=558kcal/hr獲得標高=449m, 最大標高=79m最高速度=54.5km/h、平均心拍=130bpm最大心拍=164bpm, 平均ケイデンス=78rpm、最高ケイデンス=105rpm


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小田原足柄峠ロングライド(その276:今月、2回目のタフルート) [タフルート]

今週は、5月に2回目のタフルートになる、保土ヶ谷~小田原足柄峠往復のロングライドの完走はしました。しかし、足柄峠の急勾配で左足が盛大に攣り足を付いてしまいました。帰路はサイクリストとしての敗北感を引きずりました。

BLOGは、この2年越しのルート完走を中心に進めていきたいと思います。

 

1.2年間お蔵入りだったタフルート 

 

実はこのルートを企画したのが、もう2年以上前でした。

このルートは、神奈川東端の自宅から、西端の静岡県の県境にある峠を走って、また神奈川県を横断して行って帰ってくるタフなルートです。 距離は約150kmで、獲得標高は1600m近くあり、予想消費カロリーは4065kcalで、5GWに走った200kmの東京湾一周を凌ぐ運動量となります。下記にルートマップを参照します。

足柄峠_152km_748m.JPG
▲中央のピークが足柄峠です。 他はアップダウンがなさそうに思えますが、距離150km・獲得標高1559mで
キングオブタフルートです。完走してみて、疲れ方が東京湾一周とまるで違いました。

今回走った足柄峠を、4月にBLOGで紹介した神奈川自転車ヒルクライムの聖地のヤビツ峠と下表で比較して見ます。

 

標高

距離

標高差

勾配

ヤビツ峠

761m

11.7km

690m

5.9%

足柄峠

741m

 7.2km

530m

7.4%

 

表を見比べると、足柄峠は勾配がきつめですが、距離が短く、標高差も少ない。よって楽勝だろうと思いがちですが・・・・、とんでもない、ヤビツ峠の前半の10%超の急坂が、後半ずっと続くのでヤビツ峠よりハードです。 さらに、ヤビツ峠は自宅から40km以内で、上り口に行けますが、足柄峠は神奈川と静岡の県境に位置し、峠をアタックする矢倉沢は自宅から66kmに位置します。 

0002_頸城山脈.JPG
▲先週出張で北陸に行きました。夕焼けに染まる頸城山脈です。 写真は大規模なコメの田んぼですが、
最近は暑くなるのが早く、昔はGWで田植えでしたが、今は中旬~下旬がトレンドです。
この調整は、結構収穫量に影響が出るそうです。

と言うことで、峠へのアプローチだけで、往復130km強、勾配が急な心臓破りの坂で、私にとっては全区間走り通すのが難しいキングルートです。しかし、富士山の展望が素晴らしく、本当に静かで、深い自然にとことん向き合える貴重な峠なのです。

 

2年前に企画しました。20138月に箱根を超えて足柄峠にルート取りましたが、この時は実は小田原まで輪行しております。 今回、企画して2年経ちましたが、激坂の長距離ルートを完全自走を達成できましたので、やっと、「完走フォルダー」にルート図を入れることができたわけです。

自転車モデルルート.JPG
▲このフォルダーで2年間微動だに動かなかったルートですが、完走フォルダーに入れることができました。
最近、企画したルートの在庫が乏しい。 奥多摩・伊豆・山梨の文字が見えます。
結構、地元神奈川は走り尽くしてしまったようです。

 

2.足柄峠往復タフルートにチャレンジ

 

今までのルートとは違う深い自然を楽しんでいただきたく、文章はできるだけ短くしてBLOGを進めることとします。

 

(1) 自宅~厚木~山北 (長いアプローチ:0km~60.4km)

 

先週も仕事が忙しく、毎日帰宅が10時過ぎていました。

さすがにバテ気味で、十分に足柄峠をパスできる理由は立っているのですが、明日の土曜日を逃がすと、また迷宮に入ってしまうので自分に叱咤します。金曜日は早めに帰宅し、まだしゃべり足りない奥さんを制して、9時半に就寝します。 

 

土曜日は4時に起きますが、完全に被害者意識タラタラの起床で、構わずローディールックに着替えますが、「来週こそ寝坊するぞ」と自分に言い聞かせながら、フロアーポンプで空気を充填するときに、少し求道的に成り過ぎていることに違和感を感じつつ、享楽の虫に蓋をして、いよいよ150kmの出発です。

0449_西谷付近.JPG
▲4時49分:西谷の国道16号線を心拍管理より、チンタラ走っています。
これから150km走る緊張感はどこにもなく、まだ被害者意識が支配しています。


 

今回は、アミノバイタルを出発時に服用し、その効果を確かめたいのですが、その前にペースメークが必須です。心拍を130拍で切るぐらい抑えました・・・・と言うより、MAX25km/h以下でボーッとチンタラ走ったというのが正解です。

 

国道246号に乗る時は、平均速度22km/hにも届かない状態で、何時ものモチベーションが全く起きてきません。しかし、高速な246号のおかげで、平均速度が24.0km/hに届くころはやっと何時もの戦闘意欲が、メンドくせなーという感覚で起きてきます。やはり、心の中に月間走行距離過多の影響が有りそうなのは間違いありません。

0523_大和市.JPG
▲5時23分:大和市のアンダーパスで信号待ち。何時もなら40km/h近く飛ばせる道ですが、今回は気合が
乗ってこず32km/hで巡航します。 

0546_中津川より丹沢の山々.JPG
▲5時46分:中津川の橋から新緑の丹沢です。 自宅から30km弱ですが、やっと自然が出迎えてくれます。
やっと、気合が乗ってきたのか、スピードが上がります。

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▲6時25分:善波峠のコンビニで1回目の休憩。ロードバイクラックというより足場の鋼管でくみ上げています。
ラックの完成品を買えば数万円しますが、これで正解です。 ここでコーヒーだけ補給します。

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▲6時43分:善波峠より富士山です。 今日は空気がクリアーでくっきり見えます。 善波峠は、
TREKのローディーに後ろに付かれ、少し心拍を上げてしまった。 さっさと抜いて
くれればいいのに・・・・・完全に風除けにされたようです。 

 

 

心酔する渋沢の下りは、そういえば今年初めて走ったような気がします。 

秦野市を出て、20km/h25km/h位の緩やかな上りを名古木からしばらく走ると、最高地点から長い下りが渋沢の先から一気に始まります。
気のせいか、この下りで自然が一気に深くなり木々の緑と空のコントラストが美しい。 まだ関東以外を長く走った経験はないのですが、やはりロードバイクは郊外道路をストレスを感じることなく走る機材です。 

坂の途中で無理やり自転車を止めて撮影しますが、ダウンヒルの途中でブレーキを掛けなければならない口惜しさより、写真を撮る方が優先です。 本当に、この下りは何回走っても素晴らしく、今日一番のお土産です。

0710_渋沢の下り.JPG
▲7時10分: 何回もBLOGに貼り付けてしまった、このダウンヒルの定点撮影です。とにかく何回走っても
「うお~~~~っ」と叫びたくなるよう至福の下りです。

0735_山北より富士.JPG
▲7時35分:山北より酒匂川と富士山です。遠く金時山・矢倉岳が見えてきます。 中央の鞍部が足柄峠と
思いますが、まだまだ距離感があります。 3時間走っていますが、アプローチは最後の詰め
が残っています。やっぱり60kmは遠い。やはり、輪行で計画するのが正解だと思います。

 

 

山北町から、酒匂川と富士山をバックにした雄大な景色が目に飛び込みます。

ここは神奈川県の西端に位置し、サイクリストとして最高の時間帯を堪能することができる環境ですが、今回は足柄峠を往復しなければならないので、まだ緊張感があります。 矢倉沢に向かう県道728号のコンビニで第2回目の休憩とし、ここで補給と、梅丹CCCチャージを補給することにします。

0800_第2休憩地点.JPG
▲8時00分: 第2休憩地点で買った牛乳パック。 結構ツーリングで飲んでいるのですが
最近牛乳の需要が少ないのか、コンビニで並ぶ品数が減っています。 ここで
梅丹シロップを補給して喝を入れたつもりでしたが・・・・、

 

(2)  山北~矢倉沢~足柄峠~小田原  (核心部:60.4km~95.4km)

 

この県道728号線は、緑深き246号より派生するわずか6kmの距離ですが、ここも好きなルートです。
とにかく路面が良く静かで、かつ景色がよい。矢倉沢までのわずかな距離ですが自転車を良く止めて撮影します。 県道
728号の向こうに矢倉岳と足柄峠への鞍部が見えますが、まだ距離感を感じます。しかし、心の準備が出来上がる前に矢倉沢にあっという間に到着し、いよいよ足柄峠への上りが始まります。

0812_県道728号線.JPG
▲8時12分:本当に静かな県道728号線です。 本当にロードバイクはこのような道を走る機材です。
今日はまさに快晴で絶好のコンディションですが、帰りはとにかく暑かった!!
UV対応のスリーブカバーは大正解でした。

0818_足柄峠遠望.JPG
▲8時18分:足柄峠の暗部が見えます。 高度感はあまりないので何とかなると思っていましたが、
やはり急勾配に心臓が破裂しそうでした。 表ヤビツよりずっとキツイ峠です。 それにしても
静かな県道728号線です。

足柄峠へのアプローチは、静岡県側から上るルートがありますが、これは20138月に走っています。 この時は、今から走る神奈川県側のルートを降りましたが、ブレーキで手首が痛くなるほど厳しい勾配だったのを良く覚えています。 今回は、この急勾配にチャレンジすることにしていますが、いきなり矢倉沢から10%超の勾配が始まります。

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▲8時24分:矢倉沢に到着。いきなり10%のヒルクライムに歓迎してもらいます。
この後、だらついた上りが続きますが、地蔵堂から本格的な急登が始まります。
カメラは頂上まで辛抱します。

 

ここでカメラを仕舞い、足柄峠まで戦闘モードに入ります。

地蔵堂までは、きつくても10%ぐらいの坂で、あまり心臓を虐めることなく上ることができますが、夕日の滝への道を分ける三叉路から、本格的な上りが始まります。 

すでに、体感的に12%は超えているようですが、東京の和田峠と肩を比べるような上りに、早速心臓が悲鳴を上げ始めます。 それでも、ダンシングで姿勢を変化させながら、呼吸を整えながら登っていきます。 

100m
ぐらい先に、オールドファッションのランドナーが同じく走っていますが、スピードは速くないものの、遠目で見て如何にも姿勢が安定しており、ペダリングも確実です。ここで、撃墜を狙いペースアップしようにも、12%以上の激坂ではダンシングをしても心拍が上がるだけで、車速は上がるわけもなく、アッサリ諦めます。

 

心臓が高鳴り、額より遠慮なく汗が滴り落ちます。快晴の5月の空の下、いかにもスポーツをしている清々しさに包まれます。

何回かのつづら折りの上りで、左足が攣り気味であることが分かりました。 こんな時は無理をせず自転車を止めて、足を延ばすしかありませんが、上り坂でのリスタートでは転倒しそうです。 様子を見るため、スピードをさらに落として、平均速度6km/h以下で粘ってみますが・・・・・、14%の勾配を知らせる看板で、カラダが反応するかのように、ついに足が盛大に釣り出し、痛みに我慢できず脚を付いてしまいます。

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▲8時55分:このコーナーで足の限界を感じてしまいました。あと一キロぐらい頑張れば頂上だったのに
残念です。 今度来るときは看板を見ないようにしましょうか? それだけ14%はきつい上りです。

 

コーナーの手前で、ケイレンが去るまでしばらく休憩とします。 

先ほどのランドナーもいつの間にか見えなくなってしまいます。10分程度静かにしていましたが、坂の途中であまりいい所ではないので、再度スタート。でもこの看板があるところは結構上部で、残りのヘアピンをこなせば、ポカッと静岡県の看板が目に入り、足柄峠に到着します。もう少し足が持ってくれれば、完走できたのに残念です。

0918_足柄峠写真.JPG
▲9時18分;足柄峠を走破しました。 この時は登り切った達成感より、安堵感に包まれます。
展望が良くない峠ですが、とにかく自動車は数台・ローディーは居ません。本当に静かな峠です。

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▲9時23分:トイレ休憩しますが、思わずこの看板に目が留まります。 富士箱根トレイルと称して、ここから
富士山5合目まで案内しています。 私の脚力では無理な、勾配16%超の明神峠を征服して、
富士5合目に行っています。 なぜかすごく行きたくなりました。 

0912_富士山遠望.JPG
▲9時30分:富士が雄大に見えるスポットがあります。 深山幽谷の趣きがあります。 本当にこの峠は
大のおススメの峠です。 さあ、ここから75kmあります。 帰宅モードに入ります。 

 

富士山の写真を収め、トイレ休憩をして早速下降に入ります。この時点で、全体の半分の75km弱ですので、まだまだ半分です。 さすがに足を使ってしまった感触ですが、持ってきたアミノバイタルの後半戦を補給します。 梅丹シロップにしてもアミノバイタルにしても、東京湾一周の時の様な劇的な効果が感じられないほど、このルートは厳しかったことがよく分かります。
足柄峠を走った充実感より、これ以上坂に苦しむ必要がない安堵感が先行します。改めて、下ってみると勾配が急なことがわかります。下ハンでブレーキを掛け続けますが、とにかく緊張感が途切れない足柄峠です。

0948_小田原へダウンヒル.JPG
▲9時48分: 登り口の矢倉沢に戻ってきました。 やっと急勾配が終わり、快適な
ダウンヒルを大観町まで楽しむことができます。 とにかく路面が良いので
スピードオーバーに注意します。

 

下から、またあのランドナーが上ってくることに驚きます。あの激坂を複数回走るのは、本当にリアルクライマーです。一瞬、軽量なカーボンフレームを使えば軽快にヒルクライムできるはずですが・・・余計なお世話でした。私も10kg近くの鈍重なアルミフレームです。彼の健闘を祈ります。

 

結局ローディーにすれ違ったのは、小田原までたったの2台だけでした。

足柄峠は歴史が古いのか、これだけ道が整備され、景色も素晴らしい。しかし表ヤビツに比べると場所が不遇なのか、それとも峠がタフなのか、本当に静かな素晴らしい峠です。 

峠で足を付いてしまったのは、2年ぶりでしょうか、少し結果を引きずりながら、大観町から県道74号を小田原に向かいます。

今回は、コンビに行っても、パンコーナーとお握りコーナーが中心で、いつも楽しんでいるスイーツには目もくれませんでした。やはり、獲得1600m・距離150kmはジャイアントルートであり、残り30kmでも、緊張感が途切れませんでした。気軽に来れない距離ですが、それがまたいいのかもしれません。

0948_勿忘草.JPG
▲10時29分: 花の名前は分かりませんが、綺麗なのですぐ撮影しました。 最近、奥さんに花の名前を
少しずつ教わっています。 この写真を見せて教えてもらうことにします。

 

 

(3) 小田原~平塚~自宅 (ツーリング仕上げ:95.4km~152.52km)

 

足柄峠のダウンヒルが終わった地点から、小田原まではイヤな向かい風が出迎えました。 風速は6~7m/sと強めで、バイクも22km/h付近しか出ません。 この向かい風が1号線に出てからも止まらなければ、恐らく大磯か平塚で輪行に逃げる可能性があるほど、足が売れ残っていないことが分かります。 
前回2013年8月に箱根の越えをして足柄峠に行ったときも、同じように消耗して走っていましたが、国道1号線追い風に助けられたことを思い出します。

1132_平塚で休憩.JPG
▲11時32分:平塚で休憩します。やっと横浜まで40km切りますが、とにかく気温が
一気に上がりました。 スリーブカバーは通気性もよく、熱がこもることもありませんでした。
今回はアミノバイタルの効果より、UVカバーの効果を確認できました。

祈るような気持ちで、1号線から横浜に東進しますが、向かい風は止まり、さらに追い風となりペダルが一気に楽になったのは大助かりで、横浜まで自走できるメドが経ちます。

 

走りながら今回の反省を考えました。

3月に身についてきたダンシングは、自転車界のカリスマのエンゾ早川氏の表現を借りると、如何にも「お子様ダンシング」で、今回の様な激坂では通用しせず、やはり12%~14%の急坂ではシッティングで「耐える」上りになってしまいました。 まだまだヒルクライマーのスキルに程遠いのではと思います。
でも
50歳台ですから、サボればどんどん後退するだけなので、月に一回はヒルクラを入れることが必要です。

1135_最も意味のない清涼飲料.JPG
▲11時35分:あまり暑いので自動販売機でサイダーを購入。 栄養もなく一番
意味がない清涼飲料水でしたが、気分だけはリフレッシュできたようです。

車速が30km/h近くまで簡単に上がりましたが、ここでガツガツ走っても意味がなく、ユックリ走ることにしますが、途中クロスバイクのおじさんに抜かれて「ムッ」となりましたが、まだ左足が攣りそうな気配があるので無理はできません。 

足が攣らないようにペダリングしているせいなのか、120kmを超えるぐらいから尻痛が始まりましたが、我慢できないほどの痛みでないので、そのまま走り通します。この距離にも少し慣れたということでしょうか? 疲れたら疲れたなりの走りが持続できるのが、2~3年前と全く違うところです。

1223_若葉と青い空.JPG
▲12時28分:若葉の鮮やかな緑と、深い青空のコントラストが美しく、思わず撮影しました。自宅までやっと25km
切りました。 とにかくゆっくり帰ることとします。

 

追い風の恩恵を最後まで受け、サプリの恩恵を感じることなく、レッドブル効果で自宅に余裕を持って到着したのは13時半で、9時間の苦闘は終了です。 室内に自転車を置いて、椅子に足柄峠で腰を下ろした以来、久しぶり座りましたが、遅ればせながら深い達成感を得ることができました。 
こりゃ、嫌がっていた来週も走りそうです。
 

3.体重減は補給が下手な証拠

 

今回は2年間もお蔵入りしていたタフルートを走りました。

5月の月間走行距離は、このツーリングで769kmとなり新記録です。 東京湾一周と、足柄峠往復で350kmあり、当たり前と言えばそれで終わりですが、さすがに「ストイックに走り過ぎ」のイメージが大きく、6月はペースダウンしようと思っていますが・・・・、これは毎年思うだけで、実際天気が良ければロングライドに行ってしまいます。 今年はどうなる事やら・・・・、楽しみではあります。

0002_MM夜景.JPG
▲5月29日のみなとみらいのインテリジェントビルで、光彩が変化します。美しくて
思わずシャッター切ります。

 

このツーリングでは結局4006kcal使い、足柄峠で汗を絞られたのか、帰ったら体重が-1kg下がっております。 この体重の下がり方は、大分駐在で初めてクロスバイクで100km走った時以来です。それだけ大変なツーリングと言えばそれまでですが、ここで注意!

支払われたエネルギー4006kcalが全て脂肪燃焼に使われたとして、556gの脂肪が燃えたことになりますが、残り400gは、結局水分の欠乏によるもので、今回のツーリングは水分補給がうまくなかったようです。 体重の3%の水分を失えば生命活動に支障をきたすと言われていますが、私の体重では2kgとなります。 まだ1.6kg余裕を持っていますが、その前に、あと500gで危機的な状況になったと思います。 この状況に入ったら、とても安全な走行とは言えなくなるので、胸をなでおろしています。

0003_ツバメの巣.JPG
▲5月29日:保土ヶ谷駅まで歩いて自宅にバスで帰ります。
バス停にツバメが巣をつくっているようです。こんなところに
注意喚起の表示をするのは、日本人だけだと思います。

 

今回は補給は相当厚くした自負があります。いつもコンビニスイーツを楽しむのですが、所詮はエンプティ―フードなので、エネルギーに容易に変換するアンパン・おにぎり・サンドイッチを食べましたが、とにかく、私は補給が下手なので、今度、タフルートを走る時はドンドン食べて、ツーリング後に減量にならないようにするのが理想です。

 

 

・体重データ (ツーリングで-1kg?)

体重=71.4kg, 体脂肪率=12.7%, BMI=20.6内脂肪=4%

 

・ツーリングデータ
距離=152.52km、時間=6Hr56min、平均速度=22.0km/h、消費カロリー=4006kcal平均消費=578kcal/hr獲得標高=1596m, 最大標高=741m最高速度=52.5km/h、平均心拍=135bpm最大心拍=179bpm, 平均ケイデンス=70rpm、最高ケイデンス=106rpm



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