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箱根旧国道ロングライド(その357) [ロードバイクロングライド]

先週の水曜日に最低温度3℃の気温に下がりましたが、等圧線が混む冬の気圧配置が続かず、10日土曜日は、移動性高気圧に恵まれ絶好なツーリング日和を迎えることができました。 今週は、長らく挑戦していない箱根旧道に久しぶりに出かけることにしました。

いつものようにツーリングの「お題」を設定しますが、タイムトライアルをガンガン行う歳でもいないし、ここは、創業400年の二子山甘酒茶屋の甘酒を楽しむこととしました。 

 

甘酒茶屋.JPG
▲箱根甘酒茶屋のサイトより拝借いたしました。ここで開店は「日の出から」と書いており
妙にその理由が気になりました。 それが原動力となって旧道のヒルクラに出撃です。 
 
0002_甘酒茶屋初バス.JPG
▲当日に自転車を降りたらバスの時刻表が目に入ります。初バスは10時10分です。7時開店
では人なんてほとんど来ないことがわかります。ますます興味が湧いてしまいます。 
 

この甘酒茶屋の開店は朝7時です。普通、甘味処でも開店は早いのは9時でしょうか?

山奥なのに開店がかなり早すぎです。なぜこんなに早いのか少し調べてみることにしましたが・・・・そこには創業以来の深いこだわりがありました。今回走った、箱根旧道の登坂データの後に、少し紹介させていただきます。 

 

0001_MMから夕映えの富士山.JPG
▲先週、社内で打ち合わせを長く行いましたが、終わったときに窓の外の富士山が、夕焼けの
残照を受けて聳えていました。私は会議室で俄か撮影会となりました。 

 

 

1. 箱根旧道の登坂データ

 

箱根旧道のヒルクラは、もう3~4年前になるでしょうか? 

なぜか下りに2回使いましたが、登りは一回チャレンジしたきり。 勾配の激しさに恐れをなし、その後パタッと挑戦が止まりました。 前回は、夏の前だったかと思いますが、車の海を泳ぐように登坂し、最高心拍も180拍を超えていたと思います。 

箱根奥深きルートでありましたが、観光地としてまた渋滞する国道一号のエスケープルートです。 とにかく車が多い印象で、再チャレンジは遠のいてしまいました。

 

箱根旧東海道_R.JPG
▲旧道のルート図です。起点の「ホテルはつ花」まで勾配はありますが、その先が勝負です。
このポイントまで頑張らなければ、十分に完登できるかと思います。それにしても
「七曲り」後の直線状の激坂がきついのは、前回と同じでした。 

 

神奈川ライダーに超有名なルートですが、峠プロフィルを下表のように纏めてみました。

 

箱根旧道の登坂スペック

項目

数値

備考

距離

9800m

ルートラボより

高低差

676m

 

平均勾配

6.8%

 

最頻勾配

10%

NET情報

最大勾配

15.3%

ルートラボより

最大心拍

178

20161210

 

今回久しぶりに上った印象ですが、やっぱりヤビツ峠よりキツいと思います。 

勾配は15%~18%が、すっとカウントされ続ける和田峠や足柄峠より緩いものの、距離が10kmあるので瞬発力に加え持続力も必要になります。 また忘れてはならないのが、車が相当数走るのでライン取りは、左コーナーの勾配がきついイン側を耐えることになります。 

感覚的に神奈川県では5本の指に入るキツい峠かと思います。しかし、忘れてはならないのが、歴史が古い街道筋であり、和田峠のような単なる林道ではないこので、その雰囲気を楽しむことができる点が最大の特徴だと思います。

 

登坂図_R.JPG
▲登坂TTより引用させていただきました。中央の10%縛りが核心部です。しかし足柄峠のように
15%クラスが継続するわけでもありませんが、距離が長いので「10kmを全開」は私にはムリ! 

 

今回の最低温度は、Yahooデータ朝6時現在で芦ノ湖で1℃でした。こんな寒い気候で、激坂の旧道に気合を入れることができたのは、「甘酒」の楽しみがあったのは間違いなく、単に走るだけだったら・・・、この寒風を切り裂く戦闘意欲は出なかったです。 それにしても、寒風の中走ってきて、茶屋の温かさと、甘酒の濃厚な味わいに満足しました。

 

 

2.箱根二子山甘酒茶屋について

 

旧国道1号を小田原方面から詰めると、勾配が急な「七曲り」と「猿すべり坂」を過ぎて、傾斜が緩くなるところに、創業400年の甘酒茶屋があります。 この茶屋は江戸時代初期に営業を開始し、現在の店主は第13代目に脈々と引き継がれました。 名物の甘酒は、ノンアルコールで一切砂糖を使わない製法で、米麹と水だけを使っており、400年全く変わっていないそうです。

 

甘酒茶屋歴史.JPG
▲NETから引用しました。1901年に最後の浮世絵作家の小林清親氏が書いたものです。甘酒茶屋は
特徴的な二子山の麓にあります。創業400年、まさに関ケ原の時代に遡ります。 

 

1904年に新国道1号が開通し、その後1925年に関東大震災の修復で箱根国道として開通しました。 その後、1952年の新道路法で現在の1号線が正式な国道となり、旧道はその奥深さ、馬車を拒む自然の要害であり、これも時代の趨勢で取り残されてしまいました。

この旧道は、歴史は長く遠く江戸時代以前に遡ります。 傍に旧東海道の石畳がありますが、1862年の皇女和宮が14代将軍の徳川家茂に降嫁した際に、この石畳をすべて改修したそうです。

 

0003_創業400年の茶屋.JPG
▲10日に旧道をもがいてやっと到着。驚いたのは、この時間から2家族が甘酒を楽しんでいます。
マイカーで来られたようですが、どこから来たのかお話したかったのですが、さすがに失礼
なので止めておきました。 

 

茶屋の歴史に戻りますが、400年は決して平坦ではありませんでした。

江戸時代はこの付近に13件の茶屋があったのですが、すべて暖簾を閉じ、現存するのはこの1件だけです。 1952年に国道1号が閉じると、客足も自動的に途絶える危機的な状況だったのですのですが、近年の健康指向の高まりにより、ウォーキングや登山が一般的となり、茶屋の経済的な危機を脱したとのことです。

 

甘酒茶屋の写真JPG.JPG
▲この写真もNETから引用させていただきました。大正時代の甘酒茶屋です。
右の石碑が、F85の右のモノと同じなのがわかるかと思います。 

 

 

甘酒茶屋は毎朝7時に開店します。 茶屋は山深い箱根の旧道にありますので、バスをはじめ車は新道を走るはずです。 旧道を走る登山バスも初便が9時を回ってからで、早朝に店を開けても全くお客が入ることはなく、まれにウォーキングや登山客が寄る程度です。

それにもかかわらず開店が早いのは、店主の思いからです。夢我人から引用いたしました:http://www.mugajin.jp/topics/hakone_amazake/1.html

たとえ一人でも、そしてそれが数日に一度であっても、街道を歩くお客さんがいるのであれば、いつでも温かい甘酒でもてなしてあげたい

『茶屋が開いているからお客さんがやってくる』のではなく、『お客さんに寄ってもらうためにお店を開けておく』

 

0000_今週のメッセージ.JPG
▲7時48分:甘酒茶屋を出発します。擦り切れた旗にも年輪を感じます。
ここからお玉が池まで軽くもがけば到着できます。今回相当ヤラレましたが、いいツーリングでした。 

 

この気持ちは、400年前の当主より代々引き継がれてきたもののようです。

そんなお客さんをもてなす素朴な甘味は大変な盛況となり、13代当主に引き継がれた現在は、休日はお店に入りきらないぐらいの人が来るそうです。

何時も何気なく通過していましたが、その深い思いに感じるものがありました。激坂で名高い旧道を頑張ってみて、ご褒美に名物の甘酒で温まってみたいと思います。

 

3. ツーリングレポート

 

ハッキリ言って「甘酒」は得意種目ではありません。 またお酒が非常に弱い私には「アルコール」のイメージがあり、残念ながら飲む習慣はありません。 しかし、甘酒茶屋の一品は多くの人が絶賛するように、今までの甘酒とは全く異なる別物のようです。

江戸時代は砂糖は極めて貴重品であり、この甘酒茶屋の一品は、純粋に発酵させた米麹の甘さだけで、一切の添加物は使っていません。 この変わらぬ製法で多くの人を引き付けていますが、絶対に飲んでやろうと気合が入ってきます。

 

箱根旧道ロングライド_138.7km_最高877m_1428m.JPG
▲今回のコース図です。獲得標高は1500m近かったですが、先週よりずっとキツイコースでした。
やはり冬場は向かい風に注意しないとヘロヘロになります。今回はその典型でした。 

 

 

自宅を315分に出ます。 なんとか140km弱を午前中に終わらせたい。 今回距離はありますが、9時過ぎると北西の風が関東地方に入るという予報です。 この時間帯は箱根ヒルクラを終わらせているので、背中に強い季節風を受けることが出来そうです。追い風で30km/hで巡行できれば、可能なスケジュールです。

 

0402_藤沢の一号線.JPG
▲4時2分:自宅を出て45分後のガラガラの一号線です。仕事が忙しかったのもありますが、完全に
お疲れ気味で、睡魔の大きな塊が体にあるようです。結局、大磯で「メガシャキ」を飲みましたが
思うように効きません。 

 

10日の夜明けの時間帯は寒さを感じなかったのですが、大磯に入るぐらいから明らかに気温が3~4℃下がったような気がして、息が白くなり信号待ちではアイウエアが曇ります。

また、最近根を詰めて走り続けているのか・・・・、明らかにお疲れモードなのか車速も上がりません。 自宅から30kmの大磯のコンビニで「睡魔打破・メガシャキ」を体内に入れるのですが、明らかに苦い清涼飲料水の感覚で、眠気は取れても体のだるさは取れることはありません。

 

なんとか旧道をもがいて甘酒さえ飲めれば、あとは追い風で贅沢に帰れそうだと、思いっきり甘い計画に、カラダをごまかしながら走らせます。

540分過ぎて二宮を通過していますが、東の空がやっと白々と光量が増していきます。 三浦半島の山々だと思いますが、とにかく冬は空気が乾燥して、余計な乱射もなくすべてがダイレクトなのです。

国道1号線を急ぐ他のドライバーへの迷惑顧みず、自転車を止めて撮影しますが、さすがに暗すぎてカメラのシャッターが下りず拒否られます。

 

0544_56秒露光.JPG
▲5時44分:二宮の先で東の空の淡い光を56秒の露光時間でナイト撮影。完全にブレブレの一枚
ですが、光だけ感じていただきたいと思いアップしました。 

 

少し意地になって、「夜景モード」で粘りましたが、露光時間56秒の一枚をアップします。簡易三脚で使いましたが写真は思い切りブレています。 この東の空の色がぼおっと捉えられました。東の空の淡い光だけ楽しんでいただければと思います。

 

6時過ぎに酒匂川に到着します。 自宅を出て2時間45分ですから、少しペースが遅いような気がします。東の空はさらに光量を増しており、今度は、なんとかカメラが撮影許可出してくれます(笑)。 

暗い対象物の写真を奇麗に撮るには、F値の小さい明るいレンズを手に入れればいいのですが、一般ユースから外れるのかかなり高額で、小遣い制の私には不可能です。やはり夜の撮影は粘りしかありません。

 

0602_酒匂川から箱根.JPG
▲6時2分:酒匂川に到着。自宅から50kmでしょうか、少し遅れ気味。
まだ箱根の山々は夜の帳が下りています。
 
0604_酒匂川から東の空.JPG
▲6時4分;おなじみの朝焼けシーンです。今日は雲が全くない程晴れ渡りました。本当に冬は
空気が乾燥しているので、風景が全てダイレクトです。寒いのはしょうがないのですが、いつまで
続けられるかです。大事にしたい時間帯です。 
 

615分に小田原市内を抜け、そのまま箱根湯本への緩やかな登りに入ります。小田原を過ぎると緩い向かい風に出会います。これは予報とピッタリ合っているので少しニンマリします。相変わらずこの時間は自転車は当たり前ですが、オートバイも全くいないので、ほんの少し独り占めしている贅沢な気持ちにもなります。 

 

0615_箱根へ7km.JPG
▲6時15分:小田原市内で撮影。箱根まであと7kmです。予報通り弱い
向かい風に出会うことができます。湯本で2回目の休憩をして旧道に
挑戦と決めました。 

 

今日も9時~10時にこの国道1号を帰宅すべく東進しているはずです。 また午前中なので、他のローディーは元気いっぱいなので抜かれまくるんだろうな?、と余計なことを考えます。 箱根湯本の旧道の起点の三枚橋に6時半過ぎに到着。 この先のセブンイレブンで2回目の休憩とします。

 

0634_三枚橋に到着.JPG
▲6時34分:湯本の三枚橋に到着。登坂TTサイトは、ここからタイムトライアルが始まります。
街中なのでムリなライディングや事故が起きないことを祈るばかりです。本当に旧道は
マイカーが多いのですが、貴重な登坂ルートです。 

 

登坂TTサイトでは、この三枚橋から新国道1号線が合流する芦ノ湖手前の合流ポイントが、タイムトライアルのコースとなっていますが、個人的にはその先のホテルはつ花からお玉が池が、ヒルクラ区間としています。途中畑宿という街があるのですが、やはりロードバイクで街中を飛ばしていると、その町の人が驚くはずです。貴重なヒルクラスポット故、変更をお願いしたいところです。

 

0703_ホテルはつ花.JPG
▲7時3分:ここから旧道の激坂が始まります。ここまで三枚橋から3~4kmでしょうか?ここまで
十分に脚を残していれば、80%攻略したと言って良いかと思います。一回挑戦しているので、
記憶が鮮明なので精神的に楽です。 
 

前回は、この旧道に挑戦したのが午前11時ぐらいだったでしょうか? この先の激坂の「七曲り」は車が数珠繋ぎで苦労した記憶があります。今回は時間が大きく違うので、その時とは比較はできませんが、結局、結構な多さのクルマに抜かれまくります。 このため左コーナーは、後ろを気にしながらインをトレースすることになるので、勾配がアップするのがしょうがないところです。

 

七曲り写真.JPG
▲NETより拝借させていただきました。 実は「七曲がり」でなくカーブが12回続く
情報をNETから拾っております。この先の「さるすべり坂」への直線状の登り
が勝負です。  

 

「七曲り」が始まります。ここは平均10%越えと書いているので、旧道の核心部です。

ここは覚悟が座っているので、ダンシングでなんとなく通過できたのですが、個人的に、このヘアピンカーブより、その先の直線状の長めの激坂の方が辛いです。 やはり心理的に坂が延びている光景が目に入ると子供のように気持ちが萎えます。しかし、もうひと頑張り! この先の「さるすべり坂」をこなせば、甘酒茶屋に到着できます。

 

写真がなく大変申し訳ありませんが・・・「さるすべり坂」から見た、頂上が朝日に輝く二子山の美しさは最高でした。やっと、7時半過ぎに甘酒茶屋に到着します。この時間にも関わらず、小学校2~3年のお子さんを連れた2家族が休んでいます。私と同じようなことを考えているのでしょうか、思わず嬉しくなります。

 

0732_甘酒茶屋到着.JPG
▲7時32分:やっと甘酒茶屋に到着。営業中の看板にホッとしてしまいます。もうこの時間帯なのに
朝日が届いていません。汗がにじんでいますが、店内に入って休むことにします。 
 
0743_甘酒茶屋内部.JPG
▲茶店のメニューはこれだけです。13代当主は京都の老舗料亭で修行しているそうです。
日本料理を出せるそうですが、やはりこのメニューに拘っております。今や、人気店で
休日ともなると多くの人が甘酒を楽しみに訪れています。 
 

店主に出していただいた、甘酒は確かに全く甘酒の臭みがないというか、素朴な甘みでこれはおいしかった。少し心配していたアルコール成分は全く感じられませんでした。 

甘酒が好きな家族用に買うべきかどうか迷いましたが、止めておきましょう。この茶屋の静かなシチュエーションで飲むべきで、今度はウォーキングで旧東海道を登ってみることにしましょう。

 

0744_甘酒を食す。.JPG
▲出していただいた甘酒は、みっともなくあっという間に飲んでしまった。しばらく石油ストーブの
横でまったりできました。こんな楽しみ方はヒルクラ広しと言えども、ここしかないような気が
します。かなりきつめのルートですが、来年以降の定番ルートにしたいです。 

 

しばらくテーブルに陣取ってお茶を飲んでいましたが、そろそろまだ残り距離は65km残しているので出発することにします。 甘酒茶屋の先は軽い登りがあり、ほどなくもがくと「お玉が池」です。 この池の名前の由来も調べておきました。

江戸に丁稚奉公していた女の子が、耐えられず故郷の伊豆に戻るときに、箱根の関所で捕まり、ここで処刑されたという悲劇のポイントだったようです。 事前に調べてしまったので、女の子の思いを感じながら、少しカメラをぶら下げてブラブラします。

 

0816_お玉池到着.JPG
▲8時16分:お玉ヶ池にお到着。やっぱり標高が高く寒いのですが、朝の表情を見落とすのは
勿体ないので、少しブラブラしてみます。それにしても車がひっきりなしに通るので・・・
帰路を思うと、少し急かされた感じです。
 
0817_二子山.JPG
▲8時17分:この二つの山が二子山になります。甘酒茶屋はこの山の麓にあります。考えてみれば、
400年間営業しているのは本当に貴重な存在です。数多くの人に愛され、次の時代も続けて
いただければと、勝手ですが思います。 
 

帰りはこのまま国道1号に抜けるか、それとも旧道を往復するかですが、ここは傾斜が緩い国道1号を降下することにします。 途中精進が池に登り返して、国道1号の最高地点844mを通過しますが、ハッキリ言って寒いので自転車を止める勇気がなく、そのまま小涌園の方に下っていきますが、帰りを国道1号を使ったのは大失敗です。 

9時前の時間に関わらず、国道1号は大渋滞です。宮ノ下からは車が数珠続きで、そのまま箱根湯本に降りていきます。原因は大型観光バスが、狭い道ですれ違いに苦労しています。やはり観光地であり、クルマが多い。

 

0834_精進が池到着.JPG
▲8時34分:精進が池を通過します。ここは石地蔵・石室等があり宗教色があります。今回
歴史を調べなかったので、その内紹介させていただきます。 
 
0854_紅葉のモミジ.JPG
▲8時54分:富士屋ホテルの先の目にも鮮やかな紅葉したモミジです。 国道1号線は、この時間帯から
大渋滞が始まっていました。やっぱり観光地です。 
 

箱根方面に向かう下りは車の状態が始まっており、さすがに安全ビブスを着用しているものの、国道1号を長蛇の車を引き連れて、もがく自身もありません。残念ですが、国道1号線はロードバイクが自由に走れる場所ではないような気がします。 

 

0904_Japanese Beautyの紅葉.JPG
▲9時4分:湯本の手前の老舗旅館と紅葉した山です。まさにJapanese Beautyです。国道1号線は
この狭い温泉街を抜けてゆきますが、逆に歴史を感じてしまいます。 
 
0905_なぜか朝っぱらから大渋滞.JPG
▲9時5分:一の湯と紅葉です。1号線は御覧の有様です。やはり勾配が急でも旧道を下った方が
正解でした。そろそろ80kmに近づいています。正直脚の売れ行きが良いことがわかります。
  

箱根湯本から小田原までは下り基調で飛ばすことができます。 小田原には予定より遅く920分位到着。 ここでかなりゲンナリしたのは、「予定していた」追い風が全くないどころか、左前方45度からの冷たい北東風に出会います。

まだ、80kmを過ぎたばっかりですが、帰りの追い風を「チョット」どころか「かなり」頼っていたので、旧道は全開で登ってしまったので、かなり脚の売れ行きも良い。

Yahooでは、北西の風9mと表示。まさか風の向きまで変更するのは考えておらず、今思うと余計な情報を仕入れてしまいました。本当にうまくいかないものです。

 

小田原の時点で疲れた脚で帰宅したのは、何回もあります。「お疲れモード」で慌てず騒がずスタートします。 そういえば、せっかく箱根に行ったのに冬富士を見ることもなく、国道1号線を予定通り下ってしまいました。 酒匂川の橋から見れることができるので、止めて撮影しましたが、やはり空気がクリアーで本当にきれいでした。 

 

 

0934_酒匂川から富士山.JPG
▲9時34分:酒匂川から冬富士になります。空気がクリアーなので非常にきれいでしたが・・・
あと自宅まで55km。期待していた追い風がなく、完全に落胆しています。 

 

時間は10時を回っていますが、案の定ローディーに気持ちよくパカパカ抜かれますが、今日は予定通りのコースを走破できているので、唇をかみしめることはありません。

それにしても向かい風が4~7m/sぐらいで上下しますが、車速は22~25km/hを上下しています。これ以上は飛ばすことはできないので、後2時間はこのまま耐えることになります。

平塚を抜けると相模川を超える大きな橋を超えますが、風にあおられ、インナーギヤ・17km/hのセットで耐えた時は、まさに深刻そのものでした。

 

0447_平塚八幡宮.JPG
▲4時58分:5時間前の平塚八幡宮です。行きはちょっと疲れ気味ですが戦闘意欲パンパンで通過。
帰路は向かい風の深刻さに耐えながら走ります。 丁度同じようなペースの自転車野郎が居ればペース
ができやすかったのですが、最後までソロライディングとなりました。(泣) 

 

辻堂のセブンイレブンで休憩をしてレッドブルをドーピングしますが・・・、トイレに入ったときに鏡を見たのですが、そこには良く見慣れたオヤジというべきか、老人が鏡の中にいます。 まさに髪の毛を逆立て目はうつろの状態です。あまりにもみっともないので・・・顔を洗ってすぐ出発。 幸運にも残り15kmは元気が復活して、1250分に自宅に到着しました。

 

1247_甘いジュース.JPG
▲12時47分:自宅前の自販機で甘いジュースを飲みます。ヘルメットの
上の突起はライトです。普通、明るくなると外すのですが・・・今回は装着した
まま走ってしまいました。完全に忘れています。(笑) 

 

136km走りぬいた充実感よりも、部屋に入って・・・これ以上向かい風に闘う必要もない安堵感に包まれます。辻堂のコンビニで疲れ切った自分の顔を思い出し、来週は休脚日に決めました。

しかし、念のため・・・・来週は晴れないことを祈ります。(笑)

 

・ツーリングデータ

距離=136.61km、時間=6Hr39Min、平均速度=20.54km/hr、消費カロリー=3,951kcal平均消費=594kcal/hr、獲得標高=1483m最大標高=877m最高速度=59.0km/hr、平均心拍=131bpm最大心=178bpm平均ケイデンス=71rpm、最高ケイデンス=106rpm


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やまちゃんず

箱根ライド良いですねっ!
朝早くなのに茶屋が営業しているのも素晴らしいです。
寒く体が冷えている時に茶屋が開いていると…速攻で休憩しちゃいますね(^^;)

しかし箱根行ってみたいっていつも思いますが、アップダウンが激しいのと…交通量が多いので尻込みしちゃいます。
暖かくなったら行ってみようかなぁ~。
by やまちゃんず (2016-12-11 12:04) 

creeker

箱根旧道激坂ロングライドお疲れ様です。
甘酒茶屋は7月の箱根旧道を走った際に通り過ぎましたが、朝8時頃でもお客さんを見掛ましたのでとても人気のあるスポットですね!
やはり七曲りの後に猿すべり坂まで続く直線状の長い急坂が私も堪えました(笑)
旧東海道の歴史を感じながらのライドも味わい深くていいのですが、それ以上にあの激坂を目の前にするとそんな余裕もなくなってしまうのが困ったものです...(苦笑)

それでもこの季節は空気も澄んでいますし、撮影目的でしたら本当に眺望ライドも楽しめそうですので寒さに負けず頑張りたいところです。
真冬の早朝に起床するには大型中年さんの様により一層強いメンタルが必要ですが、忘年会シーズンにより就寝時刻が早朝近くになりそうで次週もムリそうです(笑)
by creeker (2016-12-11 17:43) 

喫茶こじろう

いよいよ12月らしい冷え込みになってきましたが、箱根旧街道ヒルクライムお疲れ様でした。早起きしてライドに出かけるのがすっかり億劫になり、出発時刻が週を重ねるごとに遅くなっていますので、大型中年さんの記事を拝見して少しでもブレーキをかけたく思っております(苦笑)

私も酒類が圧倒的に弱いクチなのですが、甘酒は独特な風味がどうしてもダメで昔から苦手な飲料の一つとなっております。それゆえ、甘酒茶屋さんも昔から存在は気になっておりましたが、何度通りかかっても一度も立ち寄ったことがない宿題店となっておりますので、写真のメニューにある「しそジュース」や「冷たい抹茶」にターゲットを絞って暖かい季節にチャレンジしてみたいと思いました。それにしても創業400年ですか…今まで全然知りませんでしたが、長い歴史を持った老舗だったことにも驚きです!

仰る通り国道一号線の渋滞は酷いですよね。大涌谷の火山活動が活発化したときは温泉街を含めて閑散としていたものが、沈静化にともない以前にも増して交通量が増えたような気がします。観光地が賑わうのは潤って良いことなのですが、自転車乗りにとってはどうしても走りにくくなってしまいますね(苦笑)
by 喫茶こじろう (2016-12-11 20:09) 

fullcon

僕は甘酒が苦手なので、目当てに頑張れないと思います(笑)

by fullcon (2016-12-12 23:45) 

しゅわっち

歴史ある甘酒をまずは目的に!
いいですねぇ(*^^*)
甘酒は麹から作るのと酒粕から作るものがありますが、
私は麹のほうが素材の甘さがあって好きです♪(*^.^*)
それにしても路面が凍っていなければ行くんですね(^^;
私は考えただけで顔が凍りそうです。
でも空気は澄んでいますから景色は良いですねぇ♪
特に空の青さは抜群ですね(*^^*)
後は車でしょうか、くれぐれもお気を付けくださいね。
お疲れさまでした♪
by しゅわっち (2016-12-14 17:40) 

大型中年

やまちゃんずさま

いつもコメントありがとうございます。
箱根は神奈川県でも少し独特のエリアでアップダウンが激しいのはしょうがないのですが、風光明媚なところで晴れていれば、お約束の富士山がデ~~ンと聳えております。
しかし、反面あの時間でも交通渋滞が激しい。またそれに物流の幹線という事もあり、本当に車が多いデス。(泣) それでも、関東で貴重な場所と捉えておりますので・・・、輪行でも計画されることをおススメします。
それにしても寒くなりました。今回目的がなければ、標高上げるのはやはり厳しかったです。高い山はもう冬籠りした方が良さそうです。私も、暖かかくなれば、また開始しようと思います。
by 大型中年 (2016-12-14 21:16) 

大型中年

Creekerさま

いつもコメントありがとうございます。
本当に数年ぶりに旧道に挑戦してみましたが、やぱっり激坂でした。 でも旧道は不思議な魅力があって、足柄峠同様古い街道なので、風景も含めてツーリング全体が楽しめるような気がします。 その辺は同じ激坂ですが、単に激坂だけの和田峠とは大きな違いです。
今回走って見て、やはり湘南西部のエリアは遠いです。
考える必要もなく、136kmのうち、110kmが町中の国道1号線移動でした。何回も走っているルートとはいえ、耐えるだけの6時間だったと思います。
朝早く出れるのは精神力でもなんでもなく、もうジジイの域なので朝はめっぽう強くなっただけです。やっぱり楽しく走るには睡眠時間は非常に大事で、体調万全で走るのが一番です。先週のように「メガシャキ」を飲みながら走るのは、どうかと思いました。
それにしても、今度の土曜日は快晴のようです。また走りたくなってきましたので・・・、その誘惑と現在闘っています。本当に困ったものです。
by 大型中年 (2016-12-14 21:19) 

大型中年

喫茶こじろうさま

いつもコメントありがとうございます。
私も甘酒はあの風味というか、ドギツい匂いが不得意科目です。しかし、箱根の一品はあの匂いがなく素朴な甘さでした。 
江戸時代は砂糖が貴重品で、甘さは米麹の素朴な甘さに頼っていましたが、すこし感動したのは、江戸時代の旅人は、急傾斜の石段を上り詰め傾斜が緩くなった茶屋で甘酒を飲むのが大人気だったようで、この二子山の裾野に13件の甘酒茶屋があったと聞きます。
先週飲んだ甘酒は、まさに江戸時代の東海道を行く旅人と同じものを飲んでいると思うと、少し感動してしまいました。 こんな楽しみができるのも箱根の良さでしょうか?
今度は、甘酒だけでなくお腹を空かして力持ちを喰らってみたいなと思います。丁度激坂を超えたご褒美に食べられるもの、ヤビツ峠や足柄峠では味わえない喜びかもしれません。

それにしても国道1号線の渋滞はひどいですね。仰る通り大涌谷の噴火時点より3~4倍のクルマで膨れ上がっているようなきがします。冗談じゃなく、これは箱根のマニアックルートです。(笑) 少しキチンと調べようと思っていますが、本当に林道然とした、静かなヒルクラもあるそうです。小田原側から上がるそうで、ゲートがあるので車は入れないそうです。暖かくなったら挑戦してみようと思っていますのでBLOGにアップします。

今年もあっという間に最後の2週間を迎えました。また来年になるともう一歳年を取ってしまいます。走れるうちは走るつもりですが、1~2年前と比べて、朝がめっぽう強くなりました。これを自転車のお蔭と考えるか、いやいや単なる加齢による自然現象なのか・・・本当に悩ましい問題です。(笑)
by 大型中年 (2016-12-14 21:20) 

大型中年

Fullconさま

いつもコメントありがとうございます。
強烈な一発ですネ。気の利いた言葉が思い浮かびません(笑)。でもめげず、これからも走り続けようと思っています!
by 大型中年 (2016-12-14 21:21) 

大型中年

しゅわっちさま

本人はいたって楽しんでいますが、凍結寸前のヒルクライムなんて、冷静に考えるとクレージーかもしれません。まあ、時間が経てばどうしても終了するスポーツですので、気長にやっていきます。まだまだ自分は若い、とか若い人には負けられないと考えた瞬間に、すでに老人の域に入っていると考えていますので、なんとか体が許容できている間は、続けようと思います。 というのも、30台は111kgまで行ってしまったことがあり、週末は咥えタバコで、パチ屋にクルマで御出勤していた時があります。そのアンチテーゼかもしれません。
 
甘酒ですが、私の得意種目でないのですが、先週の箱根の甘酒は、臭みがなく自然の甘さで非常に飲みやすかったと思います。スーパーで買えるのは、やはり酒粕が主原料で、砂糖をたくさん入れているので、味がドギツイのかもしれません。 
久しぶりに甘酒を飲んでおいしかったので、日曜日にスーパーで濃縮甘酒を買いましたが・・・やはり箱根のモノとは一切違いました。 また、温かくなったらあの素朴な甘酒を楽しもうかなと思っています。
by 大型中年 (2016-12-14 21:21) 

soraneko

この寒さでも変わらぬ頑張りは敬服いたします。
僕はというとすっかり「ダメおやじと」化していますねぇ(苦笑)
箱根の旧道はいつか挑んでやろうと思っていますが、この記事は参考にさせていただいて、来年こそ「計画実行」します!。

甘さ酒は「酒粕」製と、「米麹」製の2種類ありますが、どちらも大好きなんですよね。
定番ルートの近くに酒蔵が有って、まったく無念ながら自転車で行くと当然「試飲」は出来ないのですが、「大吟醸」の酒粕から作った甘酒は絶品で、これからの季節は楽しみの一つになっています。

最後に向かい風に苦しめられたようですが、僕個人的には、坂を上るより向かい風を長時間走っている方が、心身のダメージが起きいような気がします。
坂は上れば何時かは終わってくれますが、出掛けた先で復路が向かい風となると、もう絶望感が抑えきれず泣きたくなってしまいます(笑)。

今年の400kmブルベは、200kmも強い向かい風の中を絶望と闘いながら走りましたが(苦笑)、おかげで最近は多少の向かい風は「あれに比べればナンボのもんじゃい!」と気にならなくなってはいます。
まあ、順当に普通じゃなくなっていますよね。
by soraneko (2016-12-15 21:00) 

大型中年

SORANEKOさま

いつもコメントありがとうございます。
おかしな習慣になって、朝3時に出ることが普通になってしまったので、本人は至って非日常性を楽しんでいるので全く頑張っていません。(笑) 
朝早く発って、薄暗くなったことはあっても、夜に突き抜けるライディングの経験がないので、こちらの方が辛いかと思っています。11月の末に東京湾一周した時は、自宅に16時前に到着し、少し暗くなってきた時は少し焦りました。 やはり、ここ1~2年で、超朝方人間にライフスタイルが変化してしまったのが、正直なところです。

仰る通り、ヒルクラが好きな人はいくらでもいますが、向かい風が好きな人はいないと思います。ヒルクラは絶対終わりますが、向かい風は下手したら無尽蔵に続きます。
過去、山岳ロングライドでも、なんとかなったツーリングは多いのですが、向かい風でツーリングがまともに終わらなかった経験は、そこら中に掃くほど転がっています。
獲得標高1000mで100kmのコースならば、ヒルクラがせいぜい20%位の消費なのに、空気抵抗は60%~70%となります。重力に抵抗するより数値的にもつらいデスが、風を利用するのは相当難しい課題です。 しかし・・・・最近は向かい風に合っても、下ハンを持つことはなくなりました。
結局、上半身の疲れが増長するだけなので、粛々と心の準備するだけですが、良く考えてみると、年々外乱に抵抗する機会が減り、外乱とうまく付き合いないか、最近は寄り添うようになりました。 
これって、単純に経験値が増したのか、はたまた加齢で、もう戦うのがメンドクサイからなのか? 本当に難しい問題です。(笑) 

by 大型中年 (2016-12-15 22:13) 

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