So-net無料ブログ作成
検索選択

東京環状国道16号オーバーセンチュリーライド(その306) [マニアックルート]

30日は計画していた箱根のヒルクラと日帰り温泉を考えておりましたが、29日は横浜で最低温度1℃となり、さすがに今冬の標高1000mはシーズンオフと判断しました。

そこでかわりのルートは、他のBloggerさんが、激寒の中を170km超走ったことに触発されたことと、先週に大渋滞の国道246号に3連敗した記憶が生々しく、本来はロングライドの対象とはいえない、横浜~八王子~川越~野田~柏~稲毛の国道16号首都環状線170kmに挑戦しました。

 

0001_Xeroxビル.JPG
▲28日で本格的な仕事は終了。30日はヒルクラを考えていましたが、
寒気団が居座り、箱根はシーズンオフとしました。写真はみなとみらい
から帰宅時に撮影。ビルフェチの私としては、一番好きなビルです。 

 

 

会社でこれを話せば、「自分の歳を考えてください!」、「そんなに痩せたい?ライザップに行けば?」、「・・・・・・・・・」と、辛辣な意見を言われるかもしれません。全くその通りで反論もできませんし、私もそう思います。でも走ってしまったのは事実なのです。

 

20151228_東戸塚にて.JPG
▲28日の朝日を東戸塚から撮影します。 会社は9時始業ですが、8時~8時15分に出勤。
眠さをこらえてギリギリに出勤するより、攻めの態勢に入っているのが良いのでしょうか?
出勤が早いので、朝焼けも満喫できます。

 

 

1. なぜこんな道を選ぶの?

 

29日の午後でしたが、思い立ったら吉日で、すぐ事前の情報収集に努めます。

国道16号は総延長は253.2kmです。添付ルートマップのように、東京の外側をぐるっと周回している幹線道路です。

 

177km_最大194m_獲得693m.JPG
▲今回のルートマップです。前半にアップダウンが多い。ここさえ我慢できれば、あとはフラット
なコースです。難しいのは交通量の多さと寒さです。

 

関東ではその名称を知らない人がいないぐらい、東京の重要な物流・移動のルートです。また、その歴史は八王子~大宮間は江戸時代から使われていた道路であり、1965年に環状道路となり半世紀の長きにわたって運用しています。 

 

サイトによると、国道16号を自転車や原付バイクで走るのは、実は1つの憧れ・イベントのように扱われております。しかし、東京湾一周や富士山一周のような、明確なヒエラルキーは当然ありません。

超マイナーというべきか、オタッキーなルートかもしれませんが、50歳台の中盤を迎え、少し保身が鼻につく考え方が中心になっているのは否定できず、今回のチャレンジは「枯れても草食系男子の2015年ラストの挑戦」と勝手ですが思っています。

 

0719_川越まで49km_S.JPG
▲国道16号の相模原の先で、この道路標識を見ることができます。
川越まで49kmと書いていますが、妙に心が動かされます。
何時か走りたいと思っていました。

 

このルートをいつか走ろうと考えたのは、実は今年の夏です。

7月に国道16号を町田から橋本に走っていた時、相模原の先の清新町で、「川越まで49km」の道路標識が目に入り、なぜか目がロックオンします。 

私は痩せている方とはいえ、体重の絶対値は重量級です。そのため、山岳ライドが得意でない事は明らかで、自転車テクも完全に我流で、ペダル90回転を常時キープできるカッコよさはありません。結果、相変わらず平地においてガシガシペダルを踏み込んでいるだけです。 なので、平地を長く走る方が好きなので、この道路標識に心が動かされた次第です。

 

川越と言うと埼玉県の歴史のある宿場町であり、観光スポットでもあります。

八王子から北の国道16号を走った経験は、201411月の荒川CR~川越のセンチュリーライドだけです。岩槻の先は未踏であり、どうなっているのか?サイクリストとして、単純に覗いてみたくなったと言う理由からです。

 

IMG_1813.JPG
▲春日部の交差点で、距離が書いています。この数値は「横浜高島町からの距離」を表示。
反対車線を走ると「横浜高島町までの距離」表示に変わります。 国道16号線を
走っているとイヤでも目に入りますので、サイコンは現在時刻モードで走っていました。

 

また、国道16号の代名詞の大型車にビクビクすることなく走るには、GWか正月休みが最適なのは間違いありません。その中で、気温が温暖なGWは中途半端であり、正月休みは日本中が殆ど休むので、より走り易いだろうと、この計画を季節限定商品のように扱いました。

また、忘れてはならないのが、先週大混雑の246号線を走って、3回連続敗北しました。これも頭に残像があり、この企画を強硬したわけです。

 

IMG_1771.JPG
▲今回フロントもダブルライトで武装しました。ソーラー給電のせいか
気を払わなかったので、ライトを消したのが、170km先の稲毛駅の
輪行の準備で気が付きました。

 

結果から書いてしまいます。

排気ガスを胸いっぱい吸い込み、相変わらず後方から迫りくる大型車の襲来にビクビクし、変化があるのはサイコンの表示だけで無味乾燥なツーリングでした。

 

まさに「百害一利なし」ですが、下田センチュリーランと同じく、「じっくり」自転車と向き合えたのは事実でした。 さらに自分の実績を遡る機会があれば、東京湾一周とは違った、淡い光を放っているような特別なルートだと思います。 (本心:自分の決断が正しいという言い訳(笑)

ここにくれぐれも強調しておきますが、「修行僧」「篤志家」「求道者」の言葉が躍るツーリングであり、あまりお勧めしません(本心:では、ツーレポを書くな!と言われそうです。→(爆笑))。でも、今年走ったセンチュリーライドの中で、最も充実感が残ったのも事実です。

 

2. 冬場の超ロングライドの準備

 

と言いながら・・・・躊躇なくツーレポに入ります。

まず、準備から書きますが、180~200kmクラスのロングライドの経験ありますが、冬場の170kmはおそらく夏の200kmクラス超に値するぐらい、かなり体に負荷をかけます。

さらに50%近くは初めての道でもあり、それなりに準備が必要です。 今回は、つけ刃かもしれませんが、少し準備に時間をかけました。 

 

(1) 準備1:チェックポイント設定

 

ルートラボで作成したマップを見ると、コースは170km弱あります。ヒルクラ等の頑張るべきポイントは、八王子の前に標高192mの御殿峠があるだけで、いかに心を鬼にして淡々と走りきれるかが勝負です。

しかし川越の先は、全く走ったことのない道であり、秋の伊豆下田センチュリーライドと同じで、事前の情報収集が重要です。自作の小細工した資料をウエストバックに忍ばせます。

 

チェックポイント_B.JPG
▲ツーリングでの小細工の自作地図です。別途埼玉の地図を持っていきましたが見ることはなく、
このマップばかり見てていました、一番良かったのは作ることによって、
地名が頭に入ったということでしょうか? 

 

 

番号

区間

地名

距離(km)

標高(m)

目標時間

備考

1

1区間

町田

19.2

97

5:00

出発4時目標

2

八王子

41.3

120

6:30

御殿峠通過

3

拝島

59.3

119

8:00

 

4

入間

68.2

76

9:00

 

5

2区間

川越

80.2

21

10:00

昼食入れる。

6

春日部

108.2

6

10:40

 

7

野田

132.6

16

12:00

 

8

3区間

白井

151.0

19

12:40

 

9

稲毛

170.3

25

13:30

 

▲予定時間を決める必要ありませんでしたが、結局無意識にこの計画に合わせて
走っていました。途中凸凹ありましたが、稲毛で誤差範囲の2分で到着。
偶然とはいえ、かなり驚きました。


別に、目標時間を決めなくても良いのですが、とにかくヒルクラ等のイベントがないフラットルートを走ることになるので、逆に数字上の目標をきちんと決めて、自分の頭をナデナデしながら、冷静に規則正しく走るしかありません。 

 

冬場の長距離であることは大きいのですが、外乱だらけのこのコースは、下田センチュリーランより難しいルートとも言えそうです。今回は、少し小難しいイチデジは家に置き、コンデジをバックポケットに入れる簡易撮影とします。構図を決めるために歩き回る手間を惜しみました。

 

(2) 準備2:ツーリングの目的設定

 

このツーリングも当然完走が目的です。 目標は下記のように箇条書きにします。

①第一区間130拍切りは当然。スピードも25km/h切りとします。

②川越での平均心拍は125拍以下。

③向かい風で辛かったら潔く輪行開始。とにかく頑張らない。

④何でもいいから必ず昼食を摂ること。(コンビニ補給ばかりは×)

⑤何があっても交通ルール順守、事故だけは絶対に許されない!

 

川越の天気予報.JPG
▲これは川越のYahoo気象データです。 一番嬉しい予報が微風です。 これを見た瞬間
冬場のオーバーセンチュリーへのやる気が最高潮に達します。 最低気温は6時の八王子で
-2℃を予想。 やはりすごく寒かった。携帯カイロを体に2枚貼り付けます。

 

具体的なペース配分については、少し机上で計算してみることにしました。

予想平均消費は4,120kcalで、予想実走行時間は7時間24分、なので平均消費カロリーは570kcal/Hrです。 獲得標高1760mの下田センチュリーライドとほぼ同じです。
大きく違うのは、
1010日は24/14℃でしたが、今回は川越で9/-1℃です。

 

25キロ」「頑張らない」「昼食」のキーワードとして心に刻みます。 ここで、やっと準備が終わりました。 早々と9時ぐらいに布団にもぐりこみます。

 

3. いざ出発、170km先の千葉稲毛へ!

 

超ロングツーリングの定番になってしまいましたが、全長3分割にします。

自宅~町田~入間の70kmを「脱力の第1区間」、入間~白井間の70kmは「焦るな第2区間」、白井~千葉稲毛間の30kmを「ガマンの第3区間」とします。 また重要な指標として、ツーリングで真ん中の川越での平均心拍は、125拍以下になるように走ることにします。

 

(1):第1区間(横浜自宅~八王子~入間)

(距離=76.24km, 平均速度=22.42km/h, 平均心拍=125bpm, 最大心拍=154bpm) 

 

目覚ましで起こされますが、サクッと4時過ぎに出発します。

気持ちの中に、ギリギリで抜く大型車の残像が強いためなのか、柄にもなく緊張感に満ち、まだ出発したばかりなのに暗い気持ちになります。確かに、真冬のこの時期に気持ちを強くするのは難しいことですが、一回決めたことでグチグチ考えず、自分を押し殺すしかありません。

 

0416_千葉県へいざ出発.JPG
▲4時16分;いつもの環状2号の下りです。いつもは50kmでペダルを回して降りるのですが、
今回は足を止めて惰性で降りました。八王子まで脱力して距離を少しづつ稼ぎます。

 

八王子は盆地なので、夏場の最高温度は信じられないほど高く、冬場は横浜より5℃は低い気候で、Yahooの予報を見ると最低温度は-2℃です。 しかし、気にしていた風は八王子・川越ともなく、この八王子の最低温度さえ乗り切れば何とかなると思います。

 

久しぶりにドンピシャで予想が当たり、国道16号は本当にガラガラでした。 

「こんなに車が居なくて申し訳ない」と、意味もなく考えてしまいます。それだけ、国道16号に被害者意識を持っています。とにかく、第一区間の入間までは最も厳しい25km/h切りで走行します。

 

0503_ガラガラの16号.JPG
▲5時3分:30日のこの時間を走る車は少ない。ガラガラの16号を北上
します。まさに「こんなに車が少なくていいのか?」という気分でした。

 

実際、町田~相模原~橋本は緩やかな向かい風に出会い、130拍以下にしよう思うと、25km/h切りが丁度良かった。 サイコンは夜道で全く見えないので、バッテリーを消耗すると思いつつもバックライトを何回も点灯させ、スピードと心拍数を確認しながらソロリソロリと橋本を走り抜けます。

 

0547_こんなに空いてていいのだろうか.JPG
▲5時47分:ここは相模原ですが、これで標高100mぐらいでしょうか?
寒いはずですが、ここまで全く快適に走れています。25km/h切りのスピード
にも、いつの間にかに慣れてきます。でも、残り距離を考えると、
「・・・・・・・」です。 

 

最近無料になった八王子バイパスも、自転車は側道を走れるのですが、少し複雑のようです。
ここは、16号旧道の標高192mの御殿峠のルートを選びます。早めにギヤをインナーにしたので、呼吸を弾ませることなく、淡々と上がることができます。 サクッと御殿山を超えますが、この下りから-2℃の気温が体に染みてきます。

 

0559_御殿峠通過.JPG
▲5時59分:御殿峠を通過。カメラがぶれており申し訳ない。ここから八王子まで
寒くて辛かった。この下りは真っ暗で、生きた心地はしませんでした。 

 

峠の下りに入りますが、寒いのと、真っ暗なので、どこをどう走っているか現実感がイマイチなうえ、1車線の道なので、後ろからライトを煌々とつけて迫って来る車両にビクつきます。 やっと、息が白くたなびく八王子市内に入ります。 

 

0617_八王子休憩.JPG
▲6時17分:自宅を出て2時間。そろそろ休憩とします。東の空がやっと
白み始めています。まだ、全く余裕がありません。


0620_糖分補給.JPG
▲6時20分:ダブル糖分をチャージします。 コーヒーでなく缶のお汁粉が大正解。
この甘さが、八王子の寒さにベストフィットしました。足がダレる前にすぐ出発します。
 

ここで1回目のコンビニ休憩。例によって赤飯おにぎりと、温かいお汁粉を体に入れて、少しベンチで休憩取りますが、東の空を見ると少し明るくなって来ます。 

すぐ出発します。拝島橋への登りでついに我慢できず、ウインドブレーカーを重ね着します。ウインドブレーカーを重ね着すれば、空気抵抗が20~30%増加するとレポートしていました。特に今回のようなロングライドはできるだけ避けるべきですが、背に腹は代えられない。

 

0644_拝島橋(多摩川).JPG
▲6時44分:静かな拝島橋を通過。多摩川はここまで上流に来ると自然が深くなります。
今年の秋ぐらいに多摩川源流の柳沢峠~奥多摩~多摩川河口の140kmを計画しています。
 
0658_拝島から夜明けの雲.JPG
▲6時58分:拝島で明るくなりますが、レーザーリアライトは当分点灯させること
にします。朝日を受ける雲の色が美しい。 
 

結局、日が高く昇った入間市の先まで、ウインドブレーカーのお世話になります。 

瑞穂市に米軍の横田基地があるのですが、ちょうど登ってきた朝日と、雲の色彩がきれいで、自転車を止め、コンデジで撮影をします。 予定より1時間以上速いのですが、まだ60km走っていないので、ユックリ撮影できません。先へ先へ急ぐローディーの習性がモロに出ます。

 

0712_横田基地の朝日.JPG
▲7時12分:米軍横田基地の朝焼けです。写真をそんなに撮影するつもりはありませんが、
バックポケットのコンデジが便利ですぐ撮影できます。 

 

入間市に入っても車の量は非常に少ない。 ただ瑞穂市~入間市~川越市の16号は、非常に舗装面が古く、アルミフレームのF85は振動が大きく、そのたびにペダリングを止めて道路の凸凹を超えています。 この振動による疲労も大きい。タイヤの空気圧を下げるべきでした。

同じ国道16号なのに神奈川県側より舗装が悪い。 国道なので国交省の管轄のはずです。埼玉県の道路整備予算が少ないのと関係ないのでは? などと余分なことを考えているうちに、入間市を超えて川越市に入ります。 

 ここで、第1区間は終了。自宅を出て4時間経っていますので、マックに入って、朝食の定番のエッグマフィンとコーヒーを飲むことにします。

 

0758_入間の先でストップ.JPG
▲7時58分:入間市を抜けます。ここでウインドブレーカーを脱ぎます。次の目標は、春日部でなく、
さいたま市とします。でないと心が折れそうです。70km走って「脱力の第一区間」は終了。
まだ、100km残っており、その距離に気分は暗くなります。


0822_川越のマックで昼食.JPG
▲8時22分:マックで事実上の昼食。好物のホットアップルパイをコンビニスイーツの替わりで
堪能します。このアップルパイは、私が小学生だった40年以上前からまったく変わっていません。
 

 

(2):第2区間(入間~川越~白井)

(距離=72.44km, 平均速度=24.42km/h, 平均心拍=133bpm, 最大心拍=154bpm)

 

ここで、まだ100km残しています。 

コンビニスイーツの替わりのホットアップルパイを3口で食べてしまい、ホットコーヒーを飲んでも、リラックスできません。 まだ半分も終わっていない現実に少し暗くなります。 この区間は、「焦るな第2区間」と自分が命名したので、ペダルを踏み込まないように走り続けることを、心に誓ってマックを出ます。

 

0907_入江橋と荒川CR.JPG
▲9時7分:入江橋より荒川サイクリングロードを使って熊谷に北上したのは確か11月。
予定より1時間早く到達していることに上機嫌になります。稲毛には13時前に
着くかもしれないと、いらぬ皮算用を始めます。 

 

2区間は、25km/hの縛りはなくなったので、路面が悪くてもダンシングを使ってスピードを上げてみます。このツーリングで初めて30km/h以上を出します。優先目標だった川越まで平均心拍125拍で抑える事ができましたので、ここからはいつも通りの走りとします。 

 

川越の大宮バイパスで、国道17号にぶつかります。 

確か20143月にここを走った記憶がよみがえりました。このときは全く車が動かなかったほど、ものすごい渋滞でした。 岩槻市に入って気持ちの良いガラガラの16号を走りますが・・・失礼ながらこの幹線は、「田んぼ、看板、ガードレール、コンビニ、パチ屋、ホムセ、ショッピングモール」のワンパターンの風景が続き、全く変化がありません。

 

0944_岩槻手前の16号はガラガラ.JPG
▲9時44分:岩槻市の前で撮影。国道16号線の象徴的なショットです。車が少ないのは大助かり。
スピードも上がり、やっと普段のペースで走行できます。それにしても、全く変化がありません。

 

春日部で3回目の休憩。 まだ川越から30km走っていませんが、無理しないことと言えば格好いいのですが、体は問題なくても、気持ちが休憩を要求しています。 

真冬なのにハーゲンダッツのクリスピーサンドとペットボトルを購入しますが、このセレブなアイスクリームをあっという間に食べてしまうほど、気温が高くなっています。 体に貼っているカイロを捨て、防寒ビーニーとウインターグローブを脱ぎます。

 

1004_岩槻で103km.JPG
▲ 10時4分:岩槻市を超えます。ずっと寄り添ってくれた道標も、100kmを超えました。
サイコンの表示と、ほぼ同じ数値だったのが大助かりです。 そろそろ春日部市から
柏市に目的を変更できそうです。
 
1022_クリスピーサンドで休憩(春日部の手前).JPG
▲10時22分:春日部で休憩とします。 気温が上がりお世話になったホカロン
も処分します。このコンビニでは迷わずクリスピーサンドを味わいます。
セレブスイーツですが、おいしくてあっという間に食べてしまいます。
 

すぐ再出発しますが、やっと100km超えましたが、まだ70km残しています。 

この春日部を走っている時が、精神的に最も辛かったと思いだします。知らない道もそうですが、なかなか縮まらない工程に、暗い海の底でだらしなく「もがいている」・・・・という気がします。 

しかしその数分後、グッドタイミングで「千葉まで68km」の案内が出てきます。 すると現金なもので、体にパッと力がみなぎり、暗闇に光が差し込んできます。 

 

1035_春日部の先で初めて千葉の案内.JPG
▲10時35分:野田市の前ですが、そろそろ嫌気がさしてきます。この「千葉まで68km」の表示を
グッドタイミングで確認できます。急に元気100倍となりました。  

 

野田市が千葉県と言うことを、恥ずかしながら初めて知りました。「千葉県」という看板を見るとツーリングも最後の詰めに近づいていると考えていいでしょう。野田から柏まで20km程度でしょうか? 

スピードは28~30km/hを巡行していますが、信号での止まり方が、明らかに先週走った246号と違います。埼玉・千葉の国道16号は完全に優先道路であり、交通を止めない信号の変わり方です。神奈川県と少しですが、その違いを感じます。 

 

1105_千葉県に入りました.JPG
▲11時5分:千葉県に入ります。もう40kmぐらいでツーリングは終了のはずです。ここから
交通量が増えてきます。勝負の第2区間の本領が発揮されます。まだまだ、気が抜けません。 

 

柏で4回目の休憩。走行距離は130kmを超えました。GS内のコンビニなので全面禁煙です。少しベンチでゆっくりできます。 ここで、文明の利器のレッドブルドーピングをします。食欲はイマイチでしたが、合わせてパン・おにぎり・チョコレートを補給します。 国道16号は、片道2車線であり、今回はギリギリで抜く大型車がなかったのは本当にラッキーでした。 

野田を超えて交通量が増え、少しイライラした時間帯がありましたが、150kmを走ったところで、今回のポイントの「焦るな第2区間」は終了します。 

 

1211_柏でレッドブル.JPG
▲11時21分:柏で4回目の休憩。ここでレッドブルのお世話になります。あと10kmぐらいで
しょうか?第2区間が終わります。ここの休みで、無理やり食物を胃に入れます。 

 

 

(3):第3区間(白井~千葉稲毛→輪行で横浜自宅)

(距離=24.44km, 平均速度=24.44km/h, 平均心拍=124bpm, 最大心拍=163bpm)

 

白井市から第3区間に入ります。ラストスパートと書きたいのですが、これを書いてひどい目にあったことは、何回もあります。ネガティブに「ガマンの第3区間」と命名します。

 

今回の走行で、1つ大きなスキルを体得できたような気がします。

長距離の場合は「ペダルを踏み込むな!」と言われますが、この言葉の意味が体感できたような気がします。 それは非常に単純でした。稲毛駅で170km迎えましたが、足が完全に売れ残っていました。

 

このような小さな対策が、大きな結果として差が生じるのがロングライドです。走っていて思いましたが、要領よくカッコよく走り抜けるイメージではなく、もっとわがままにガンコ一徹に走るべきです。

このような走りに再現性があるか? 今度のセンチュリーライドで試してみたいと思います。

 

1334_八千代で160kmの看板.JPG
 ▲13時34分:ついに横浜からの積算距離がセンチュリーライドの160kmを
超えました。思わずF85と撮影します。本当によく走ってくれます。 

 

八千代市の先でずっとお供だった1kmごとの「横浜から○△□km」の表示ですが、160kmになります。

千葉を走っているのに「横浜」と表示が見れるのは、国道16号の特徴です。

思わず自転車を止めてF85と撮影します。あと10kmほどでこのツーリングも終了でしょう。

 

 
1351_国道16号はここを左折.JPG
▲13時51分:この交差点で国道16号は左折して、市原市に向かいます。私は直進します。
4時に出たので、10時間、国道16号と向き合ったわけです。 

 

いきなり決行を決意し、かなり無理した嫌いがありました。結果的に、安全に走り通したこと、また事前に十分に準備して、自分を10時間近く押し殺して耐えたこと。今まで走ったオーバーセンチュリーライドの中で、今回が最も充実感・達成感がありました。

 

1401_稲毛駅に到着.JPG
▲14時1分:稲毛に到着。予定より30分オーバーですが、実走行時間は7時間22分。予定は7時間
24分だったので偶然と言えどもうれしい結果です。電車に乗るまで子供のようにはしゃぎます。
これも自転車という趣味の楽しみの一つなんだろうなと思います。

 

予定より30分遅れの14時に待望にの稲毛駅に到着。すぐ輪行の準備をして、1425分の横須賀線に乗り込みます。ウォークマンの音は大きかったのですが、関係なくすぐ眠りに落ちました。東戸塚まで勝利気分の至福な時間でした。

 

1511_横須賀線で寝まくる.JPG
▲15時11分;ここにF85に置きます。東京駅まで爆睡しました。今回のツーリングは最も
充実感がありました。 また、国道16号走るかって? かなり難しい質問です。
 
1607_自宅に到着.JPG
▲16時7分:自宅に到着。出たのが4時ですから、12時間の長い戦いは終了。冬場の150km超は
初めての経験ですが、準備さえしっかりすれば走れる距離です・・・・・。
国道16号を170km走ってローディーを見たのはたったの2回です。やはり冬の国道16号は
自転車が走るルートではありません。 
 
 

4.  2015年を走り終わって

 

難しいと言われた、冬のセンチュリーライドを、天候・体調・準備に恵まれて走れることができました。これで、今年のツーリングは終了となります。

一番走れたと思っている2013年と走行距離がほぼ一緒ですが、平均距離・平均速度・平均獲得標高において、すべてグレードアップできていることに気づきます。

また副産物として、2015年の全てのツーリングを100km以上で仕上げられたのは、我ながら泣き言を言わず、よく頑張ったなと思います。 

 

私の勝手な行動だと思われるかもしれませんが、ほぼ1年間モチベーションを持続でき、緊張感を切らさずに走れたのは、訪問いただいたブロガーの皆様のご支援と、貴重なアドバイスの賜物と思っております。 とても個人の頑張り、努力とは全く思っていません。ここに、心から御礼申し上げる次第です。ありがとうございました。

 

 

年間記録.JPG
▲:今年2015年は、2013年のデータより大幅に上がっています。ロードバイクという楽しみも
次のステージに入ればいいと思っていますが、皆様のアドバイス・ご支援の賜物です。
2016年も旧年と変わらぬ、ご支援お願いいたします。

 

上記の表の、今週末から2016年ですが、積算距離は「0km」に戻されます。 

忍び寄る加齢・体力の低下・根気の劣化等、マイナス要素がありますが、これらとうまく付き合い、バランスを取りながら、また元気よく漕ぎ出そうと思っています。

今年同様、明年も旧年と変わらぬより一層のご指導・ご支援お願いいたします。 

遅くなりましたが、良いお年をお迎えください。

 

・体重データ (0.7kg減量です!)

体重=73.8g, 体脂肪率=14.2%, BMI=21.1内脂肪=5%

 

・ツーリングデータ(走行時間は偶然でしょうか2分違い!)
距離=173.1km、時間=7hr22min、平均速度=23.5km/h、消費カロリー=4,296kcal平均消費=579kcal/hr獲得標高=844m, 最大標高=192m最高速度=46.5km/h、平均心拍=132bpm最大心拍=163bpm, 平均ケイデンス=75rpm、最高ケイデンス=104rpm


nice!(16)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 16

コメント 6

えすぷれそ

このルートは思いつかなかったなぁ。正月の方が車は少ないかもしれませんが、あまり正月には走りたくない道ですね(笑)
精力的な走りの詳細なレポートをいつも楽しく読ませていただいてました。
来年もよろしくお願いします。
by えすぷれそ (2015-12-31 19:11) 

喫茶こじろう

2015年の〆に環状線走破オーバーセンチュリーライド…お疲れ様です。
なるほど、R16を走り繋ぐと見事な環状線になるのですね。市街地エリア中心でも明確な趣旨を設けることで、立派なセンチュリーライドが成り立つことを知り、何だか一つ賢くなった気分です(笑)

そして道路マニアが喜びそうなこのコースを敢えて選択し、実際に走破される大型中年さん…心も身体も十分にお若いですね。海沿いの快走ルートや緑豊かな山岳コースなど視覚的にもコースプロファイルも変化の大きい道ならば気分も高揚して走りきれそうですが、写真を拝見するに交通量が多く視覚的な変化の少ないR16を最終地点までスタミナをコントロールしながら走られるスキルも素晴らしいと思います。

今年は大型中年さんとコミュニケーションを持たせていただき、これまで以上に充実したロードバイクライフを楽しめてこれました。来年は狭い神奈川県内のどこかでお会い出来そうですね(笑)
その際はどうぞよろしくお願い致します。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

by 喫茶こじろう (2015-12-31 21:15) 

soraneko

TVの番組で16号一周を見たことが有りましたが、あれはロケバスでグルメ巡りでしたから、自転車で挑まれたという事で驚きました!。
僕は田舎道ばかり走っているので、基幹国道を走ると音と排気と危険のストレスで30分も持ちませんが、これだけの距離を走りきるのは、体力以前に精神力のたまものだと思います。

しかし本当に正確に距離を刻まれていますね。
僕も自動車の頃から仙台港から自宅まで±5分以内で到着する等「人間巡航ミサイル」の異名を頂いていましたが、自転車で信号などの不確定要素の多い道で2分以内というのは素晴らしいです。
恐らくもはや「無意識領域」で脳内ナビゲーションシステムが働いていて、ペースを調整しながら走っているのでしょうね。

僕も昨年から「五十路」を歩み始めましたが、年齢に「負けず恐れず抗わず」、自転車生活を楽しんで行きたいと思いますので、今年もなにとぞよろしくお願いします。
by soraneko (2016-01-01 17:56) 

大型中年

えすぷれそさま

あけましておめでとうございます。
このコースはなんとなく計画していました。実際走りましたが、本当に季節限定商品で、正月休み以外考えられません。(笑)
それだけ寒風をしのいでも魅力的なコースかと言うと、全くそうではなく、ただやり遂げた実感だけで、何も残っていません。
まあ、道を繋げればいくらでも走れるところが、自転車の自由さと面白いところです。 今年も、きれいな写真お待ちしております。
どうか、よろしくお願いいたします。

by 大型中年 (2016-01-01 19:11) 

大型中年

喫茶こじろうさま

あけましておめでとうございます。
仰る通り、このルートを完走しようとは、誰も思っていないだろうなと思いつつ、計画したのが去年の夏です。
出発点は、真冬のこの時期に東京湾一周するツワモノが、2Ch等で書き込みしていました。最初は、口があんぐりと言うか「エッ!本当かよ!」を通り越して、「よし!俺もやったろうか」と思ったのが出発点でした。

こじろうさんも心配されておりましたが、準備さえ万全であれば、ロングライドの経験があれば、難しいコースではありません。
このコースのキツサは2つだけだと思います。 一人でこなそうとしている事と、車が多いルートを走るリスク・プレッシャーとの戦いです。なので、クルマが少ない正月休みを狙いました。
今回ラッキーにもうまく走れたことと、貴重なお土産として、ロングライドのテクニックを深く見直すことができたような気がします。
ほんのチョットしたことで経験できる、自転車と言う趣味の奥深さと意外性に改めて驚きます。BLOGを書いた後は、二度とこんな道走るか!と思っていましたが、あれから2日たって、また今年の年末の定例にしようかと胸を膨らませています。 
昨年は、走ってみて楽しく・意外性のあるルートが正直増えました。その結果、どんどん定例コースが増えるのは楽しいことです。
今度は、このコースを7時間切りで走ることが目標です。(笑)

また長文になってしまい、申し訳ありません。 
こちらこそ、今年もどうかよろしくお願いします。 ここで、提案ですが、私は性格が単純な方で、こじろうさんの走行距離と獲得標高を見ていると、勝手ですがメラメラします。
たまには、お互い楽なコースを走りましょう。おじさんは体力が続きましぇ~ん。(爆笑)
by 大型中年 (2016-01-01 19:37) 

大型中年

SORANEKOさま

あけましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。私も2分違いで到達できた理由は、まったくもって理由がわかりません。SORANEKOさんが書かれているように、「無意識ナビゲーションシステム」が脳内にあり、勝手に体が判断していると言いたいところですが、そんなことはあるわけありません。(笑)

4回目の柏の休憩の後、距離的に稲毛の間に休憩入れるべきでした。 ちょうど、「道の駅」が八千代にありましたが、パスしました。 このときは、明らかに7時間24分を意識していました。 -2分で終わったのは、このパスがあるだけで、他は何もしていません。

それでも、予定の時間通り、予定の平均消耗通りに終わったのですが、これがどこから来ているのか、じっくり調べたくもありますが、そんなことを考えて居るヒマガあったら、もっと走るべきでしょう。
50歳ジャストの時にクロスバイクから自転車キャリア始まったわけですが、全く同じ気持ちで新年を迎えたことがないことを思い出します。 今年はこうしてやろう、ああしてやろうとの連続です。本当にとどまるところを知らない、自転車の奥深さに呆れます。
こちらこそ、今年もどうかよろしくお願いいたします。

by 大型中年 (2016-01-01 19:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: