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丹沢山域の尺里峠・中山峠タフルート(その224:120kmと100kmの差) [タフルート]

初めてのタフルートは、201110月(その60)でした。

この時、非常に静かな、渋沢~中山峠~虫沢を走りました。中山峠の奥に、今回計画した尺里峠があります。中山峠と虫沢集落と中津川の静けさが頭に残っており、思い立ってから2年近く経っておりました。

尺里峠と書いて、「ひさりとうげ」と呼びます。尺里峠は、渋沢から中山峠経由で行けますが、逆コースの、神奈川西部の緑深き山北町より、入るコースがさらに静かそうです。 尺里峠を紹介しているガイドは、確か「山と渓谷」社の自転車専用ガイドで出しているものだけで、ネットの地図でも峠名や案内などありません。よって、ドライビングスポットやヤビツ峠のような自転車のメッカではなく、非常に静かなヒルクライムが楽しむことができます。

0911_中津川沿いの展望.JPG
▲9時11分:尺里峠を終えて、中山峠に向かいます。川は中津川ですが、水の透明度がぞっとするほど
綺麗です。

1. 120km以上の山岳ロングライドはやはりキツイ?

コース図は、添付のように尺里峠は標高550mで、ヤビツより200mも低い。尺里峠を通過した後は、田代沢に下りた後、中山峠に上り返し、渋沢より金目川沿いに平塚に抜けるルートを計画します。 この中山峠も、非常に静かな峠で、前走った時は1台の自転車野郎と出会うことはありませんでした。このコースの獲得標高は、1,380mになり、我流予想消費カロリーは3,104kcalと計算できます。なので単純に、「タフルート」の圏内になることが、尺里峠を企画して大分たちますが、正直言って「二の足」を踏んでいた理由です。やはり山岳ライド(獲得標高÷距離=10以上)は、120km以上は特別なのです。

尺里峠ルート図.JPG
▲今回のルート図です。中央のピークが尺里峠と中山峠です。尺里峠の上りは結構急でした。
獲得標高は1380mでしたが、今までの記録で6番目の高さでした。

整理の為、過去に走った120km以上のデータを纏めてみますと下表のようになります。

100km119kmは、73回走っておりロードバイク全体の半数を占めていますが、120km以上は、20回に激減します。120km以上の敷居を高くしているのは簡単で、平均消費は3,336kcalであり、完全にタフルートなのです。あまり自転車に対してストイックになりたくないので、タフルートは2~3か月に1回実施が自分の中のルールとしています。

でも尺里峠が、ずっと心に引っかかっていました。この前タフルート走ったのは5月ですが、そろそろ走ってみようか!!!の乗りで今回決めました。

項目

数値

備考

回数

20回(12.6%

100km以上:73(46%)

平均時間

6Hr12Min

平均速度

22.2km/h

全体は23.7km/h

平均獲得標高

1,100m

平均最大標高

490m

平均心拍

129bpm

平均最大心拍

165bpm

平均消費

3,336 kcal, 535kcal/hr

全体は2204kcal

  

ロードバイクに乗りはじめのころは、80km100kmの差の20kmが大きなカベでしたが、ビンディングペダル、心拍計、ホイール交換で、100km走ることに違和感が無くなりました。でも、今は100km120kmの差の20kmが、一つの心理的なカベとなっているようです。 このギャップを埋めるには、タフルートを身近にするしかないのが、現在の思い浮かぶ解決法です。

ロードバイクの特徴は、長距離を究極の効率で楽に走り抜けることです。

どうすれば、さらに速く、消費カロリを抑えて走り抜けることができるか、これはスポーツ自転車の永遠のテーマなのですが、今もって特効薬はありません。 例として、あまりふさわしくはありませんが、ロードバイクで3年間取り貯めたデータを整理して、平均速度と平均消費の関係をExcelでまとめたのが下図です。 結果は何故か、平均速度に関係なく、530~540kcal/Hrで一定の値を示しています。 どうしてそうなるのか、まだ、整理できていません。 

平均速度と平均消費カロリの関係.JPG
▲BLOGに紹介したことがあるグラフです。平均速度が変わっても、平均消費はなだらかです。

0740_青い空と飛行機雲.JPG
▲同じく山北町より富士と青い空です。非常に高い所に飛行機雲が
見えます。 あと10分ぐらいで尺里峠への側道に入ります。

それならば・・・・ゆっくり走っても消費カロリーは同じですから、平均速度を下げても良い理屈になりますが、そうはいきません。そこが自転車野郎なのです。やっぱり・・・・、614日のロングライドは、ペースメークしましたが、後半100km過ぎで、久しぶりのヒルクラで足が攣るぐらいきつかったです。しかし、精神的には、尺里峠~中山峠はタフルートと言えどもリラックスして走れたような感覚です。

2.尺里峠~中山峠ロングライド

2-1.横浜~厚木~山北町

(距離:59.53km、平均速度:24.0km/h、平均心拍:127bpm、最高心拍: 166bpm

14日は、朝4時に目覚ましかけたのですが、起きれませんでした。

全くヤル気がない状態で、尺里峠への120kmが心にグッときます。 ソロランですから、コースを変えてもだれにも迷惑を掛けません。それでも420分には起きて、40分より自転車を2週間ぶりに出しますが、この時は三浦半島一周でもいいかな?と思っていました。

0502_環状2号線.JPG
▲5時2分:何時もの環状2号線の長い下りです。まだ、頭が起きていません。
今回のツーリングは、モチベーションが湧き上がりません。

それでも漕ぎ出すと、眠っているカラダに血が行き届くのか、頭がシャキッと起きます。環状2号線を南下するルートではなく、北上するいつもの国道16号経由、246号の道に向かっています。  それでも、まだ山北に向かうモチベーションがイマイチなく、246号に出てすぐ境川を左折して三浦半島に変更と言う選択肢も考えていながら、ガラガラの16号をダラダラと走ります。 

町田で246号に入ってもまだモチベーションが出ませんが、結局境川を見送って、やる気が出ないまま厚木に向かいます。 厚木手前で諦めたのか、初めて尺里峠に向かう気持ちが、徐々にですがやっと湧き起っています。 40km近く走って、善波峠前のコンビニで今日一回目の休憩とします。 この休憩で、私と年齢が同じ様なローディーと、情報交換したのですが、彼はやはりヤビツに行くそうです。 私は尺里峠と言いましたが、やはり彼は知らなかったようです。 お互いの健闘と安全な帰宅を確認し、善波峠に向かいます。

0722_渋沢下り.JPG
▲7時22分:とにかく目が覚める大好きな下りです。本当に会社引退したら、渋沢に
住所を変えたいぐらいです。


 
18回目となる善波峠を、心拍重視で抑えて走り、名古木から渋沢・大井松田に向かいますが、この渋沢からの下りは、本当に何回走っても素晴らしい下りです。 リラックスできる下りはそんなにあるものではありません。景色もそうですが、やはり交通量・路面のすばらしさ・傾斜・カーブの少なさが、このバランスが渋沢の下りを秀逸にしている原因です。 これは、文字で書いてもわかりにくいと思います。もし自転車で行くチャンスがあれば、是非この下りを楽しんでください。

(その
219)でシャッターに収めた酒匂川と富士山の開放的に出会えるポイントで今回も停止します。6月のこの時期にしては、残雪が多い富士山の雄姿と青い空の最高のコントラストを見ることができます。本当に、この景色に出会えるだけでも目的は半分以上手に入れたという位、梅雨の中休みの快晴の空は、その青さが際立ちます。 

0737_山北から富士.JPG
▲7時37分:ホワイトバランスで青の深みを調整する必要がない、100%の天然色です。
とにかく、14日は素晴らしい快晴でした。


無人駅の東山北駅を見送り、山北に入る県道76号線に入ります。 尺里峠に向かうのは、道路標識や目印もなく、地図通り側道に分け入る表現が合っています。 すぐ東名高速を横切りますが、大きく尺里橋と書かれており、選んだ道は間違いではないことを確認します。 

2-2.山北町~尺里峠~中山峠~秦野

(距離:26.4km、平均速度:16.5 km/h、平均心拍:131bpm、最高心拍: 171bpm

尺里峠への道が、正しいので、ここでサイコンをLAP2に切り替えます。

道路は歴史のある道なのか、舗装の劣化が進み、ロードバイクの細いタイヤでは少し難儀しそうです。ネットで書かれているように、もはやMTBの領域かもしれません。何時もよりさらにスピードを抑えて、尺里峠への上りに入ります。

0751_尺里峠上り開始.JPG
▲7時51分:いつの間にか走り始めた尺里峠への上りです。写真のように舗装が悪く
ロードバイクの細いタイヤではツライ上りでした。

尺里峠は、「第六天」と言われているようです。カーブや二差路が現れると、いかにも古めかしい木に手書きでハッキリと書かれているので、迷うことはありません。 これも、尺里峠が如何に不遇で奥深い峠なのか感じることができます。それにしても道はひどく、心拍が150~170の時に、足を緩めて道路の凸凹を抜けると自転車が不安定となり、立ちゴケをしそうになります。 車が来ないことを良いことに、真ん中を走るのではなく、傾斜が緩やかになるように、道路の右端か左端を使ってゆっくり登ります。

0810_足つき場所.JPG
▲8時10分:ここで本日2回目の休憩。246号から確か3.4km地点だと思います。
あと2kmで尺里峠(第六天)を通過できます。

尺里峠への曲がり道を間違わないように少し緊張したことと、峠への上りにいつの間にか入ってしまったので、傾斜が緩やかになるところで、慌てて休憩を取ります。 先ほど、善波峠のコンビニ以来の休憩で、喉がカラカラを通り越しています。 ヒルクライムで、走りながらボトルを扱えればいいのですが、さすがに出来ません。 それから20分のガンバリで、尺里峠(第六天)に到着です。県道76号線より、奥に5km少しですか、標高が550mですので、平均勾配10%の、結構急なヒルクライムでした。


0830_尺里峠.JPG
▲8時30分:手書きの看板です。尺里峠への道に入って、全く車や人に出会うことがありませんでした。
ゴミ一つ落ちていません。この草むらで休憩します。

0830_尺里峠は展望無し.JPG
▲8時30分:中央の道はハイキングルートで、右に小道が分かれますが、虫沢古道と表示されています。
峠は全く眺望がありません。ヒルクライムの最中は何回も富士が見れましたが、格闘中だったので
写真はありません。

 

眺望が全くない尺里峠で、少し休憩をして田代向への道に入ります。

上りと同様、路面は悪く・・・、太陽の光が届かない道路は、道の真ん中に鮮やかな緑色の苔があります。ガードレールなんかありませんし、落ち葉や浮石も多いうえ、ブラインドコーナーも多い。ブラケットポジションででブレーキをしていると握力が萎えそうになり、下ハンに持ち替えてブレーキを当てながら、20km/h程度でソロリソロリと慎重に下ります。そういえば、山北町で尺里峠への上りにかかってから、一台の車や自転車野郎に会うことはありません。 尺里峠は(その60)で訪れた中山峠より、ずっとワイルドで、静かなヒルクライムでした。

0847_里山の虫沢.JPG
▲8時47分:虫沢集落に入りました。相変わらず路面が悪く、ブレーキングで右手の付け根が痛みます。
それにしても、里山の雰囲気で美しい田園風景です。

0847_中山峠展望.JPG
▲8時47分:見覚えのあるゴルフコースと中山峠が遠望できます。ここから田代向に降りて、虫沢集落より
中山峠へ上り返します。かなり急な上りだと記憶しています。

0855_虫沢の沢沿いの気持ちよい道.JPG
▲8時55分:虫沢沿いの気持ちよい下りです。この辺より、少し左脚が上りに
入ると攣り気味なのが分かりました。

里山の雰囲気がたっぷりの虫沢集落で、少し道に迷いながら、今度は標高400mの中山峠が見えだします。虫沢郵便局から始まる中山峠への上り返しにはいります。一度走っており、覚悟していましたが、結構傾斜がきつい。上りは体感的に16~18%の上りと、道路がやはり凸凹で、ハンドルが大きく振れます。 そのときスローモーションみたいに大きく自転車が左に傾き、すんでのところでビンディングが外れましたが、強く左足を地面に着いたので、少しクリートが欠けました。この場所でリスタートするのは不可能なので、傾斜が緩くなるところまで少し下って、ビンディングを嵌め直し、勢いを取り戻して再度ヒルクライム開始です。 

0907_中津川横の道.JPG
▲9時7分:中津川沿いを走ります。この道を詰めると西丹沢の奥に行けますが、
ロードバイクでは辛そうです。


尺里峠と言い、中山峠も本当に静かな峠なのですが、舗装については、「簡易舗装」と言うか、「とりあえず舗装」してみましたと言う感じです。 中山峠の上りは、もうすこし苦労すると思っていましたが、立ちゴケしかかった上りより
10分ぐらいで到着しました。 ゴルフ場の横で、「中山峠」という看板もなく、いつの間にか上りは終了し下りに入ります。 途中からバス道となり、先ほど比較にならないぐらい舗装が良くなり、30km/h以上出せる喜びに溢れながら渋沢へ向かいます。

途中、県道706号で、さらに気持がいい下りに入りますが、そういえば道路標識を見たのは、山北以来2時間ぶりであることに気が付きます。

0932_中山峠.JPG
▲9時32分:あっというまに着いた中山峠です。この峠は、ゴルフ場のわきを走っていますが、標識もなにもなく
ただただ・・・静かな峠でした。

2-3.秦野~平塚~横浜

(距離:44.09km、平均速度:23.0km/h、平均心拍:131bpm、最高心拍: 160bpm

秦野でサイコンをLAP3とします。

この日の横浜の最高温度は30℃で、金目川沿いに平塚に向かいますがムアッとした空気と、強めの向かい風に出会います。 水分補給が少なかったのか、電解質不足で、左足が攣り気味です。

強制的に休憩にはいり、水分補給と腰を縁石に下ろして、しばらく動かないようにしていました。

この前、本格的なヒルクライムに行ったのが、3月のヤビツ峠でした。やはり3か月近く空いてしまうと、ヒルクライムのパフォーマンスが落ちてしまったようです。 もうすこし今回スマートに登れたはずですが、このぐらいの距離で足が攣りそうになるのは、あまり良い結果ではありません。 やはりカラダと言うより、気持ちの準備が足りなかったような気がします。

1049_暑くて思わず休憩.JPG
▲10時49分:暑くて金目川沿いで強制休憩します。今回も輪行の準備は必要
無かったですが、今のところ120km以上はお守り代わりにしています。
いつ必要なくなるか?

 

境川大橋の上りで、また左脚が攣りそうになりますが、コンビニでスポーツウォーターを飲み、また、コンビニアイスコーヒーも飲みましたが、足が攣る気配は無くなりました。後は急に速度が回復し、戸塚から自宅への国道1号線を仕上げます。 今回の獲得標高1,380mというと、宮が瀬~裏ヤビツの1,230mより厳しい。 初めて、この裏ヤビツコースを走ったのは、2012/4でした。平塚からの帰路は、完全にノックアウト喰らい、東戸塚の休憩所で、ボ~~~~ッとしていましたが、今回は元気よく走ることができました。なぜ、後半を盛り返すことができたのかわかりませんが、自宅には12時過ぎに到着しました。

1146_F85フロント部分.JPG
▲11時46分:このアングルはロードバイクを漕いでいるといつも見ています。
平均速度・心拍数・ケイデンス(足の回転数)・距離がすぐわかります。

・体重データ 

体重=71.6kg, 体脂肪率=12.2%, BMI=20.5内脂肪=4%

・ツーリングデータ
距離=130.0km 時間=6hr1min、平均速度=21.6km/hEX=8.0, 消費カロリー=3,346kcal, 獲得標高=1,380m, 最大標高=550m最高速度=51.4km/h、平均心拍=131最大心拍=171平均ケイデンス=74rpm、最高ケイデンス=102rpm


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