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東京湾一周ツーリング(その217:(後半)市原~金谷~横浜) [タフルート]

東京湾一周のBLOGの後半戦を書きます。
ソロでライディングしていると、仕事のアイデア、自転車の事、家族の事、早いですが老後資金の事・・・・取り留めもないことが頭に去来してきては、消えていきます。 それが、延々と続くと飽きてくるときもありますが、ソロツーリングでは、無心でセンターライン見ているつもりが、自分と向き合っている時間があります。
特に、このヒルクライムもない、東京湾一周のようなジャイアントルートでは、何も考えず半日も自分に付き合うだけとなります。 ある意味、中年サラリーマンにとっては貴重な時間です。この時間に向き合うのも、ロードバイクに期待している非日常性かもしれません。

P1020055.JPG
▲11:35:金谷までのガンバリで予定通りフェリーに乗れました。ストレッチした後甲板にでました。
とにかく海の青さと、空に感謝したくなる景色です。

 

そういえば、自転車で音楽を聞きながら漕ぐのは、道交法でキチンと禁止になっています。 このルールを後で知ったのか、自転車に乗り始めた2010年末では、平気に音楽を聴きながら走っていました。 市原市の変化のない長大な工業地帯沿いの国道16号では、3~5m/sの間断なく継続する向かい風に嫌気がさし始めました。 五井の休憩地点から7kmしか走っていませんが、プッツンしかかって、もう一度休憩することにします。この休憩では、気分が変わることを期待して、デイパックから東京湾フェリー用に準備しているウォークマンを取り出してみます。

3.東京湾ツーリング(後編)

個人の好き嫌いをBLOGに書いても全く意味はないのですが、好きな音楽のジャンルが20113月以降劇的に変わってきたので、思い切って書いてしまいます。 

20113月に起きた東日本大震災を期に、自分が日本人であり、そのアイデンティティーを意識始めました。こんなことは人生でなかったのですが、それだけ世界の支援・応援は自分にとって驚きでした。
個人的にも取引相手だったインドの方から心配してもらった、激励の
E-Mailは強い思い出でした。
2011年の会社の仕事は、震災復興が中心でした。その中でも、駐在した20115月~8月の北関東火力発電所の突貫工事は、顧客も含めた関係者全員の尽力で終わらせることができました。

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▲10時15分:緊急休憩で、水田の横で休みます。そのときデイパックを置いたのですが、その横に
「つくしんぼ」がありました。40分前の自然との差に驚きます。ここは富津の山の中です。

 

今まで音楽と言うと、中学時代からビートルズやカーペンターズの路線から始まりました。歌謡曲(古い!!!。 今は「J-POP」です。)には食指が及ばず、そのまま30年以上、洋楽のジャンルばかり聞いてきました。
しかし、2011年の駐在先のアパートで聞いたYou Tubeから、美しい女性の歌声、豊かな歌唱力と、訴えるような歌詞が心に深く入り込んできました。 今まで聞き続けていた心地よい清涼飲料水のような洋楽では、決して感じえない別物の音楽でした。 
なんというか、日本人らしい楽曲の緻密さ・音の重なり合い・繊細さを初めて感じることができました。 単純に好きなミュージシャンに出会っただけで、どこでもある話ですが・・・・・それ以来、シンガーソングライター彼女のパフォーマンスを追い求める旅人になりました。 
好きな音楽のジャンルを代えたのは、
30年間ガンコ一徹で、一度でも浮気したことがなかったのに、ガラッと変わったのは、このダイエット開始時期とダブります。

ここまで、おっさんの自転車日記に付き合っていただきましたが、まだ後半があります。ここで、千葉市原市の国道16号の縁石で聞いていた曲を、YOU TUBEで紹介させてもらいます。
https://www.youtube.com/watch?v=Hs2JToRHWRE
ヘタな演出で、本当に申し訳ない! 読んでみて疲れてきたと思いますが、さらに辛かった、苦闘の後半戦になだれ込みます。

3-1. 市原~金谷フェリー(95.6km~140.3km)

このボーッとした休みが効いたのか、気を取り直して金谷を目指します。
さすがにウォークマンを耳に入れて走りたいところですが、それはルール違反です。今度東京湾一周の時は、屋外ミニスピーカーで、音響を振りまきながら走るのも有りだな・・・・と本気に考えますが・・・・、ロードバイクライフが変な方向に行きそうなので、やめときましょう。音楽の続きは金谷のフェリーまで辛抱です。


0900_君津市街地.JPG
▲9時ジャスト:久しぶりに晴々した気分で風景を切り取ります。ここから40km位でしょうか?
2時間ほど頑張れば金谷に到着するはずです。(自宅まで80km程度)

 
9時に君津市が望める丘の上を、国道127号は貫いています。リフレッシュして気持ちは粘りが出ましたが、心配していた足は、80%以上売れ切れた感覚です。
まだ、大人げなく「俺は走れる!」と思っており、残距離を考えると、決して「疲れ」を認めていないもう一人の自分がいます。 今回は完全に「敗北」です。「素直に認めてやろう」じゃありませんか!!
向かい風のなか40km近く走ることになりますが、金谷までとにかく頑張って、久里浜から輪行で横浜に帰るのも有りだなと思いはじめ、とにかくフェリーまで集中することにします。

脚の売れ残りは細くなってきました。
5~6%のちょっとした上りで、向かい風に耐えきれず、車速が8km/hを切った時、頂上付近で足が付いてしまいました。快晴の空が恨めしく思うほど、悲壮感とか被害者意識は顔には出ていません。考えすぎたのか、理論が先行の頭でっかちなツーリングでした。
君津を過ぎると
127号は、内陸を走ります。金谷まで20km程度でしょうか? 相変わらず向かい風が収まる気配はありません。


1016_富津休憩地点.JPG
▲10時16分:車をやり過ごすための農道で待機するつもりが、結局休憩しました。国道から一歩離れると
静寂が待っていました。ここで5~6分休んで、残り10数キロを粘ろうと思います。

 
何の変哲もない路面の良い下り坂で、スピードが出ません。一車線の田舎道で、後続の車が迷惑しているのは間違いなさそうで、思わず農道を左折して、後続の車をやり過ごしますが、また休憩です。
この休憩で、本日は5回目でしょうか? 私以外にローディーは2台いましたが、2台とも向かい風で悪戦苦闘しているようで、私のスピードでさえ追い抜きましたが、このようなときに追い抜くのは、さらに疲れを引きずるので嫌だったのですが・・・・・、抜いたときの合図が、彼の声で帰ってきたのは、勇気を貰いました。

金谷フェリーの看板が出始めるともうすぐそこです、サイコンの予定距離の表示と看板の距離数がピッタリ合い少し安心します。ここで数キロでも遠かったら、さらに気持ちを痛めつけます。
山の中に入り、向かい風はだいぶ弱くなりましたが、肝心の足はもう完売したのか、少しのガンバリで心拍が
140をラクに超えます。
東京湾一周と言えども海を見ることがないのがこのルートの特色です。海を初めて見たのが、140km近く走った金谷手前です。 海の青と快晴の青い空のコントラストの素晴らしさに心が動かされますが、今回は全く余裕がない有様です。 予定距離数を一刻でも早く消化したい一念で走リ続けます。
頭の中は 丁度
20分後の11:20の船に乗りたくて、動かない足を回します。この3kmの最後のガンバリでフラフラの走行でした。

1125_B級グルメ.JPG
▲11時25分:お目当てだったB級グルメの代表格の「海軍カレーパン」をいただきます。去年も食べたのですが
これはうまい!!東京湾フェリーに乗ったら食べてみてください。

 
金谷に到着したのが1110分で、自転車のロックをするのももどかしく、すぐ係員に促せられ、1050円の切符を買いに走り、すぐ乗船の案内放送が開始されました。 無事客室に辿り着くと同時に、船が動き始めました。なんとか間に合いました。 
疲労困憊の状態で、待合室で次の便を待っていれば、自分が惨めに思えてしまいそうなのが、最後の
3kmをスプリントした理由かもしれません。 

金谷までのデータ
距離 140.3km, 平均速度 23.8km/h, 時間5Hr 53Min, 平均心拍 130bpm, 最大心拍 155bpm, 平均ケイデンス 75rpm, 最大ケイデンス 101rpm,

3-2. 金谷~横須賀~横浜(140.3km~200.3km)

フェリーでドカッと座ることより先に仕事があります。全身のストレッチと、こわばった足の筋肉をほぐして良く延ばす事でした。このストレッチのあとザバスのプロテインを飲んだのですが、これはうまく脚に効いたようで、足の筋肉の弛緩を和らいでくれました。

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▲11時18分:2分後に出発です。FELTはこのように固定されます。 ハンドルを傷を付けないための
白いクッション材は、日本人らしい心遣いだと思いました。大震災以来、こんな小さいことが目に入ります。


船内で、去年と同じくB級グルメの、「海軍カレーパン」を買ったのですが、これは本当においしい。
今回は補給らしい補給はしていないので、カラダに染み渡る美味しさでした。 コンビニで休憩しては、菓子パンや牛乳を少しずつでも体に入れていますが、一番お腹に響いたのは、君津で食べた、マイブームのアンパンと牛乳でした。 結果的に、昼食抜きで走ったのが疲労の原因かどうかわかりませんが、目標の
2000kcal補給には行っていません。


1136_金谷より出発.JPG
▲11時36分:ストレッチし、カレーパンを平らげた後は、甲板に出て苦しかった千葉県側を見ます。
今回は疲労が激しく、ゆっくり千葉の海を見ている余裕がありませんでした。ここまでくれば
自宅まで、40kmの追い風のルートです。

 
さらに、朝は30分以上早く出ていて、前回と同じような時間に金谷に到着です。 平均速度も、前回は25.0km/hでしたが、今回は23km/h台の平凡なデータです。心の中で、久里浜から横浜は、北進するので、追い風に乗ります。 「楽に帰れる」ということより、ガキのように「24.0km/h台に戻したい」と、つまらない考えが去来しています。
久里浜港で車両の最後尾でフェリーを降りましたが、気付けば自転車野郎は私だけでした。

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▲11時34分:ストレッチと食事で、すこし人心地が付きました。今回、苦しかったので後半は、撮影することが
少なかった。甲板に出て、海の青さをイチデジで撮影しました。

乗船後すぐ行った、全身のストレッチとプロテイン効果でしょうが足が全くダレることなく、完全売り切れから30%程度ですか、在庫が補充されたような感覚です。 
風向きは、神奈川県側は、南西の方角に変わっていますが、完全な追い風でなくても、向かい風ではありません。去年は帰路をダイレクトで選択しましたが、予定より久里浜港到着が1時間ほど早いことと、天気は申し分ないので観音崎経由で帰路を選択します。

向い風と追い風の違いを全身に受け、巡航速度も軽く
30km/hで継続して走れます。もう140km以上の長い距離を走っているので、まるで着け刃ですが、目が見張る様な巡航速度で走っても、平均速度は23.8km/hにピタッと張り付いています。 

産業道路で、まだまだ補充された足が売れ残っているので、追い風の産業道路を攻めてみる余裕が残っていました。 この区間は
40km/h台で走ることができましたが、さすがに在庫の出血大奉仕モードでは続くわけありません。 出口付近は、脚の売れ残りが渇望し、金谷の苦闘が顔を出し始めました。結局、大分スピードが上げられた8kmのアタックでしたが、平均速度は23.8km/hで全く変わらりません。

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▲14時30分:18kmを追加したくて無理やり山下公園方面を走ります。
遊園地のような喧騒の中、違和感たっぷりにバテバテで走ります。

磯子産業道路を終わると、そのまま家に戻らず関内~みなとみらい方面に行くことにします。 磯子の時点で自宅に戻れば、観音崎のプラスがありますので、188kmの予想です。 あと12km足せば、めったに記録することもない200kmの記録を手にできます。
平均速度が平凡なので、どこかで話題を作りたかったのでしょう。 よせばいいのに
GW中多くの人がごった返す、関内~みなとみらい~保土ヶ谷~自宅のまわり道を選びました。

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▲14時42分:みなとみらい地区を無感動で、お上りさんよろしく撮影。右側のクリートを付けたまま
歩行者がいなくなるのを確認して撮影。保土ヶ谷駅で193kmをカウントすれば、目標達成のはずです。

 
保土ヶ谷駅からの先の7kmは、金谷に到着する3kmと匹敵するぐらい辛くなりました。上がらない足を歯を食いしばって漕ぎ続けましたが、もう車道を走る元気はなく、環状2号線の歩道を使いました。

200km」という数字は、自宅前のヒルクライム終了後に記録しました。 坂の上で、散歩中のお母さんが、小さな子供を激しく叱っており、その声がいつまでも残って「キンキン」と頭に響きまます。それだけ疲れているのでしょう。
自宅には、
12時間後ピッタリの15:30に到着しました。 結局、消費カロリーは過去最高の4,572kcalで、帰宅してシャワー浴びましたが、鏡を見ると・・・・12時間の強行軍でしょうか、目がまだ坐っていたのを良く覚えています。

1530_トワイチ記念.JPG
▲15時30分:辛かった200kmツーリングはこれにて終了です。出発が3時半ですから、丁度12時間。
このうち実走行8時間27分でした。METS法で計算してみたら6000kcal超えていました。

 

4. 区間別走行結果

 

番号

区間

距離
(km)

時間
(Hr)

平均速度
(km/h)

平均心拍
(bpm)

最大心拍
(bpm)

1

横浜~葛西橋(15号)

39.57

1.68

23.5

116

151

2

葛西橋~稲毛(357号)

30.13

1.07

28.2

134

155

3

稲毛~浜金谷(16号・127号)

71.05

3.18

22.3

131

154

4

久里浜~金沢八景(16号)

27.9

1.17

23.8

127

155

5

金沢八景産業道路(357号)

8.84

0.32

27.7

135

152

6

磯子~自宅(16号・環状2号)

22.83

1.03

22.2

126

155

東京湾一周総計

200.32

8.45

23.7

130

155

 

200kmLAPを記録しました。
ロードバイクらしい走りができたのは、区間
25の国道357号線です。特に行きの区間2は、全く向かい風を感じることはなかったのですが、平均心拍を見ると、少しオーバーペース気味で、足を使ってしまった印象です。 やはり他の交通に合わせたのが原因でしょう。 それ以降の区間に対して準備すべきだった。 

IMG_0510.JPG
▲5時10分:多摩サイの朝焼けです。三日月と金星が美しい。やっとナイトランが終了ですが、ここで
焦るわけには行きません。自宅まで160kmです。

 
とにかく一番つらかったのは区間36です。
国道357号を離れてすぐLAPを切り替えましたが、曽我から浜金谷まで、ずーっと連続して3~5m/sの向かい風に悩まされました。心拍を抑えるため、せっかく信号が少ないガラガラの道をスピードを抑えて走っていましたが、70kmの行程で4回ほど休憩しています。

千葉の西岸は、
20代の時駐在したのですが、風が多かった印象があります。 今回の風が普通で、去年の2013年東京湾一周の時は、ほぼ無風のコンディションで、疲労することはなかったのはラッキーだったかもしれません。

ツーリング消耗グラフ.JPG
▲過去で100km以上の消費カロリーのグラフです。今回の4500kcalは突出して高くなりました。
去年の東京湾一周とほぼ同じコースなのに、1000kcal位上乗せされています。

最後の、区間6も大変疲れました。 これは18kmの調整ツーリングしましたが、区間5の産業道路で足を使い果たし、後半7kmは、かなりフラフラの状態で走りました。 これは(その211)の強風に耐え、熊谷への道を歩道走行していたときの疲労と同じような感覚でした。
今思うと、18kmを追加して、無理やり200kmに載せましたが、最後はグタグタのツーリングで、ツーリング全体の後味が、悪いものになりました。 

27日と28日の昼まで、正直言って自転車を見るのも気が引けていました。
28日の昼に、家内とウォーキングしましたが、綺麗な青空に、またムクムクリベンジの意欲が湧いてきます。来年GWは、もう少し効率よく、もっとカッコよく東京湾一周を走り切ろうと思っています。
GW後半も天気がよさそうです。今考えていることは、荒川CR~熊谷のリベンジツーリングを企画しています。今度はスマートに走れるか、作戦立てています。
 

・体重データ
体重=71.4kg, 体脂肪率=12.2%, BMI=20.4, 内脂肪=4%

・ツーリングデータ
距離=200.3km 時間=8hr27min、平均速度=23.7km/hEX=10.0, 消費カロリー=4,572kcal, 獲得標高=600m, 最大標高=79m, 最高速度=46.8km/h、平均心拍=130, 最大心拍=155, 平均ケイデンス=74rpm、最高ケイデンス=101rpm


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コメント 2

toppo

お疲れ様でした。
去年の東京湾一周の時に書き込みをさせて頂いた者です。
お約束通り?自分も26日(土)に東京湾一周時計回りをしてきました。
初段の件、全く同じ思いです。自分も自分と向き合う時間を貴重に感じます。
さて実際の走行についてですが特に袖ヶ浦と木更津の向かい風6mが辛かったです(weather newより)。下ハンを持ちやり過ごしましたが見事に体力を削られました。
この季節、海の近くは朝は北風、気温が上がると南風だと思うのですが反時計周りだとだいぶ楽だったりするのでしょうか。
自分は家が湘南台にあるので三浦をまわって帰宅し246km。平均時速28.7km/hでした。
前年比では速くなっていないのですが、うまく筋肉を使えた事、お互い無事故だった事を踏まえて今年も成功だったという事にしておきます。
by toppo (2014-04-30 15:53) 

大型中年

Toppoさま

お疲れ様です。
昨年24.9km/hでしたが、今年は23.7km/hに悪くなりました。距離もやっと200kmでした。自分の基礎体力のなさを感じます。しかしながら、向かい風が合っても関係なく走れる場合と、少しでもあればヘタレる場合があり、自転車には再現性がないところが奥深いです。
一昨日まで、筋肉痛で自転車を触るのも嫌な時がありましたが、今はリベンジに燃えています。チャンスがあれば、今年中にもう一回行くつもりですが、やはり時計回りで、季節風が吹く秋以降に企画しましょう。
お互い事故に気を付けてロードバイク楽しみましょう。
by 大型中年 (2014-04-30 20:36) 

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